アンドリュー氏は次のように述べています。「CENTERLINE MCCは、メンテナンスのためにコンポーネントを取り外し、ドアを閉じ、オペレータに危険を及ぼすことなく運転を継続する機能も提供します。古いMCCの場合は、問題のコンポーネントを処理している間、システム全体をシャットダウンする必要がありました。」
アンドリュー氏は次のように説明します。「このソリューションはStudio 5000®を使用して開発され、PlantPAx®ライブラリの側面も組み込まれました。温度、圧力、流量の機器は、すべてエンドレス・ハウザー社が提供し、ロックウェル・オートメーションのシステムと統合されています。」
プラントではイーサネット通信を使用して、ロックウェル・オートメーションのコネクテッドコンポーネントと、ロックウェル・オートメーションの戦略的アライアンスパートナであるエンドレス・ハウザー社のマスフローメータのためのプライマリ統合統合機能を提供しました。
完全なシステムはコンテナ化されたソリューションとして構築され、ヨーロッパに梱包されて出荷される前に組み立てられ、テストされました。現地に到着すると、システムはエンドユーザのプラントとACSのエンジニアによって設置され、立上げが行なわれました。
安全第一
MCCはオペレータの近くで動作しているため、ロックウェル・オートメーションのコネクテッドコンポーネントに加えて、ArcShield™保護が含まれています。ArcShieldは、アークフラッシュの危険を減らし、電気アーク故障に対する保護を強化します。
MCCはIntelliCENTER®テクノロジも搭載しており、内蔵されたネットワークを使用してMCCのインテリジェンスを強化し、予測メンテナンス、プロセスモニタ、高度な診断に使用できる情報を取得します。
イーサネット経由でモータ制御装置を接続すると、オペレータはいつでもどこからでも稼働をモニタおよび分析することにより、コネクテッドエンタープライズのメリットを実現できます。
IEC61439を介した国際認証とArcShield保護を組み合わせることで、運用スタッフに最高レベルの保護を提供する優れた製品を購入しているという安心感を得ることができました」と、アンドリュー氏は説明しました。
彼は次のように述べています。「さらに、MCCの一部として含まれている機器により、高いカテゴリの機械安全を達成することができました。例えば、安全トルクオフを搭載したPowerFlex 525ドライブを使用すると、ドライブにハードウェアを追加することなくカテゴリ3の機械安全を達成できます。」
ACSは、エンジニアリングの専門知識を活用して、ライトと配電シャーシ、デュアルCompactLogixコントローラとStratix®スイッチを含むPLC層、カスタム・ヒート・トレース制御キュービクルなど、いくつかのカスタム選択を組み込みました。