ロックウェル・オートメーション(NYSE: ROK)とPTC (NASDAQ: PTC)は、両社による共同開発ソリューションであるFactoryTalk InnovationSuiteの一連の新機能を発表しました。先日、両社の戦略的提携の拡大と延長を発表しましたが、今回の新機能の公開はその発表に続くものです。InnovationSuiteは2018年に発売されて以来、21カ国で自動車、一般消費財、ヘルスケア、石油・ガス、製薬の世界的な企業向けに幅広い高価値ソリューションを提供してきました。
ロックウェル・オートメーションの製品管理責任者であるArvind Raoは、次のように述べています。「デジタルトランスフォーメーションの必要性は日に日に高まっており、当社の顧客はイノベーションを加速し、労働生産性を最大化し、業務を最適化しています。業界をリードする当社のパートナーエコシステムと組み合わせた今回の新機能は、ソリューションの簡略化、拡張性の向上、専門知識に対する当社顧客のニーズに応えます。」
FactoryTalk InnovationSuiteは、完全に統合された産業用モノのインターネット(IIoT)、エッジ・ツー・クラウド分析、製造実行システム(MES)、および拡張現実(AR)を提供する業界初の包括的なデジタルトランスフォーメーションのソフトウェアパッケージで、コネクテッドエンタープライズの実装に不可欠です。FactoryTalk InnovationSuiteを使用すると、グローバルに展開できる革新的なソリューションを迅速に開発し、運用できるようになります。
PTCのDon Busiek戦略的提携担当上級副社長は次のように述べています。「次世代のInnovationSuite製品でロックウェル・オートメーションと協力できることを、嬉しく思います。我々は、企業がデジタルトランスフォーメーションの目標を再編成し、現在のマクロ経済の環境に対処することを支援して行きたいと考えています。その中でもInnovationSuiteが最も総合的、かつ効果的なソリューションを提供し、人材・製品・製造過程の最適化を図ることによって、製造業者がニューノーマルを取り入れる一助になると確信しています。」
新たなInnovationSuiteの強化は、広範なデジタルトランスフォーメーションの優先事項で顧客を支援することを目指しています。