チョバニ社は自動化に重点を置いて、制御およびオートメーションシステムを専門とする主要なシステムインテグレータであるメトロモーション・コントロールズ(Metromotion Controls)社に、新しい3000万ドル規模の施設の設計、管理、および実装の支援を求めました。
チョバニ社のヨーグルトは地元の農家から供給される新鮮なオーストラリア産牛乳を使用して、ダンデノン・サウスにあるこの最先端の製造施設で製造されています。ヨーグルトは、過剰な液体を除去するために何世紀も続く濾過技術を使用して作られています。その結果、通常のヨーグルトよりも1食分当たり2倍多くのタンパク質を含む、ナチュラルで濃厚でクリーミーなヨーグルトを製造できるようになりました。
チョバニ社のオーストラリア市場への高品質で新鮮なヨーグルトを提供することの取り組みは、製造工場をスムーズに稼動し続けることにかかっています。
稼働時間の増加、全体的なコストの削減、在庫レベルの最適化を支援するために、チョバニ社はロックウェル・オートメーションとその認定代理店であるNHPエレクトリカル・エンジニアリング・プロダクツ(NHP)社の専門知識を求めました。
チョバニ社の最新製造工場
専用の製造工場は、ロックウェル・オートメーションの最新の制御技術を利用して完全に自動化されています。メトロモーション・コントロールズ社はロックウェル・オートメーションと長年にわたる関係を築いてきており、その製品に関する幅広い知識を持っているため、彼らの製品とサービスがチョバニ社の工場に最も適した選択肢であると確信していました。
メトロモーション・コントロールズ社の制御システムエンジニアであるアンドリュー・スプリッグ氏は、次のように述べています。「私たちは、現場での電力のアップグレード、建物のサービスおよびプロセスの配電、プロセス、梱包および現場サービスを含む工場全体のオートメーションの統合、ならびに最終的な立上げを容易にするために「現場で」オートメーションおよびリソースを提供しました。」
新しい製造工場は、チョバニ社のすべての製造要件を満たし、順調に稼働しています。
ロックウェル・オートメーションのサービス・ソリューション・アーキテクトであるメローム・ディーンは、次のように述べています。「プロジェクトの期限を守り、稼働させることが重要でしたが、メトロモーション社のローカルサポートがプロジェクトのスケジュールを守りながらこれを達成するのに役立ちました。」
ヨーグルト生産の流れを保証する
グローバルな供給契約が整っているので、チョバニ社のオーストラリアの製造工場は、オーストラリア内と世界の両方でこれらの要求を満たすために生産率を維持する必要があります。予期しないダウンタイムは製品の配送に壊滅的な影響を及ぼし、重大な不利益がもたらされることがあります。
ヨーグルト生産の流れを維持するために、ロックウェル・オートメーションはNHPと共同で、チョバニ社のサービス要件を評価するためのInstalled Base Evaluation™ (設置ベース評価:IBE)を実施しました。ダウンタイムを最小限に抑えるために、IBEを使用してサイトで発生するリスクを特定しました。その後、これらの調査結果を使用して、資産を最適化し、保守予算内で運用効率を維持するのに役立つ戦略的保守プログラムをベースライン化しました。
チョバニ社でのIBEは、現場でスペアパーツが不足しているため、工場で故障が発生したときに、それに伴うダウンタイムがヨーグルトの生産に影響を与える可能性が高いという危険があることを示しました。