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小麦タンパク施設の新設により米国での供給が増加

カイス・インダストリーズ社は、北米最大の小麦グルテン施設であるアンバー・ウェーブ社の施設のグリーンフィールド建設をサポート。

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man with tablet working amongst motor control centers in a greenfield facility
kice industries logo

アンバー・ウェーブ社は、高級バイタル小麦グルテン、小麦ベースのエタノール、その他の重要な副産物を生産しています。そのグリーンフィールド施設は、カイス・インダストリーズ社の支援を受けて立上げられました。1946年創業のカイス・インダストリーズ社は、エアシステム、オートメーション、エンジニアリングサービスを専門とする4代目の家族経営企業です。

Syed Ashraf
Syed Ashraf
Vice President of Automation, Kice Industries
課題
  • グリーンフィールド施設の迅速な立上げ
  • 電力集約型プロセス
  • 大規模システムの設計、納入、配備
ソリューション
  • IntelliCENTER®テクノロジ搭載のモータ・コントロール・センタ
  • PowerFlex®可変周波数ドライブ
  • ControlLogix®制御システム
  • FactoryTalk® View Site Edition
  • Allen‑Bradley®のStratix®産業用イーサネットスイッチ
結果
  • プロジェクトは予定通りに完了
  • お客様はリアルタイムデータを使用して生産を分析し、効率を特定可能

サイード・アシュラフ氏はカイス・インダストリーズ社のオートメーション担当バイスプレジデントです。このシステムインテグレータは、ロックウェル・オートメーションのPartnerNetwork™のメンバーであり、穀物、プラスチック、食品、飼料、木材、鉱物産業向けのエアシステム、オートメーション、エンジニアリングサービスを専門としています。

「今朝、朝食を食べたとしたら、それはおそらく私たちのシステムを通ったのでしょう。穀物がA地点からB地点に移動するときには、必ずカイス社のソリューションが関係しているはずです」と、アシュラフ氏は語ります。

これには、カンザス州に新設されたアンバー・ウェーブ社の小麦タンパク施設でのグルテン生産も含まれます。この最新鋭の施設は、この種の施設としては北米最大です。

現在、米国で使用されているバイタル小麦グルテンの80%以上は輸入品です。新しいアンバー・ウェーブ社の施設は、この原料の国産供給を劇的に増やすことでしょう。

課題

稼働時間が重要

アンバー・ウェーブ社の施設では、製粉、小麦タンパク質抽出、再生可能バイオ燃料の各分野でトップクラスのプロバイダが提供する、世界トップクラスのオートメーション、技術、設備を導入しています。

「この工場では1日275万ポンドの小麦粉が生産され、それが抽出施設に送られます。抽出によってグルテンとデンプンが分離されます。澱粉はエタノール工場に送られ、グルテンは販売されます」と、アシュラフ氏は説明します。

電力集約型のプロセスであるため、カイス社は大規模なシステム設計、エンジニアリング、配備作業を必要としました。

アシュラフ氏は次のように述べています。「稼働時間が非常に重要でした。お客様は稼働時間が非常に重要で、納期厳守が必須だと言っていました。」

ソリューション

スマートなモータ制御とHMIを備えた回復力があり堅牢なシステム

カイス社は、650台のロックウェル・オートメーションのIntelliCENTER®テクノロジ搭載のモータ・コントロール・センタ、200台のPowerFlex®可変周波数ドライブ、ControlLogix®プログラマブルコントローラ、およびAllen‑Bradley®のStratix®産業用イーサネットスイッチを採用したネットワークソリューションを含むシステムを2年足らずで納入しました。

アシュラフ氏は次のように述べています。「REP (Resilient Ethernet Protocol)とPRP (Parallel Redundancy Protocol)を組み込んで、レジリエントで冗長性のある堅牢なシステムを構築しました。さらに、FactoryTalk® View Site Editionテクノロジを使用して、「スマートHMI」と呼ぶものを構築しました。これは、電気図面を含む、プラントオペレータが必要とする情報のハブです。」

仮想テストがプロジェクトを順調に進める

スタートアップの半年前、カイス社はシステムのシミュレーション環境を構築しました。

アシュラフ氏は次のように説明します。「この規模と複雑さのプロジェクトでは、お客様がシステムをどのように使用するかを確認できるよう、シミュレーション環境を構築することが不可欠でした。システムがどのように起動し、稼働し、シャットダウンするかを見てもらうために、何度もシミュレーションを行ないました。プロジェクトの最初から最後まで、お客様の賛同を得ることができました。」

結果

プロジェクトは予定通りに完了

アンバー・ウェーブ社の施設は2023年後半に稼動しました。アシュラフ氏は、ロックウェル・オートメーションのインテリジェントなモータ・コントロール・センタの技術が、効率的な配備と予定通りのシステム稼動に役立ったと評価しています。

アシュラフ氏は次のように述べています。「IntelliCENTER®は、アンバー・ウェーブ社が現代的で先進的な施設を運営するのに役立つ重要な情報を、何千ものデータポイントとともに提供します。このデータによって、オペレーションを分析し、最適化することができるのです。それは私たち双方にとってWin-Winです。私たちもお客様も満足しています。」

公開 2024年6月17日

トピック: デジタルトランスフォーメーションを促進 食品&飲料 発電 ドライブおよびモータ モータ制御 プログラマブルコントローラ センサおよびスイッチ FactoryTalk View FactoryTalk View SE
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