Connectionビュー
Connectionでは、コントローラとデバイス間の動作を定義します。
- RPIレートを設定する。 詳細は、Requested Packet Interval (要求パケット間隔)を参照してください。
- EtherNet/IPネットワークでユニキャストコネクションを使用するか、マルチキャストコネクションを使用するかを選択する。 詳細は、ユニキャストまたはマルチキャストコネクションを参照してください。
- コネクションフォルトの理由を表示する。ヒント: コネクションフォルトが発生した場合、Connection Faultエリアには、エラーコードと、モジュールのトラブルシューティングに役立つ説明が表示されます。 詳細は、モジュールのトラブルシューティングを参照してください。
- モジュールを禁止する。 詳細は、モジュール禁止機能を参照してください。
- コントローラがランモードのときのコネクションエラーに対するフォルト応答を構成する。
- 自動診断を有効または無効にする。注意: 自動診断を有効にしない場合、デバイスは診断をFactoryTalk Alarms and Eventsに発行しません。
Connectionビューの例

ノッチフィルタの推奨最小RPI値
以下の表には、各チャネルからサンプルを収集するのに必要な時間を許容する推奨最小モジュールRPI値が、ノッチフィルタ設定ごとに2個あります。 一方の設定では、高速のサンプリング速度が実現するのに対し、もう一方の設定では、多少高い分解能が低速のサンプリング速度で実現します。
ノッチフィルタ(Hz) | 推奨される最小モジュールRPI値 | |||
---|---|---|---|---|
1チャネルのみ有効にされたアプリケーション | 全チャネルが有効にされ、全チャネルで同じノッチフィルタ設定を使用しているアプリケーション | |||
高速のサンプリング速度 (msec) | 強力なノイズ除去 (msec) | 高速のサンプリング速度 (msec) | 強力なノイズ除去 (msec) | |
10 | 106 | 316 | 422 | NA |
20 | 53.1 | 158.1 | 212 | 632 |
50 | 22 | 64 | 86 | 254 |
60 (デフォルト) | 18.3 | 53.2 | 72 | 212 |
100 | 11.2 | 32.1 | 44 | 127 |
200 | 5.9 | 16.4 | 22.2 | 65 |
400 | 3.5 | 8.6 | 12 | 33 |
500 | 2.8 | 6.9 | 9.3 | 26.5 |
1000 | 1.7 | 3.8 | 5.2 | 13.5 |
5000 | 1.0 | 1.3 | 2.2 | 3.3 |
10000 | 0.7 | 0.9 | 1.7 | 2.1 |
15625 | 0.8 | 0.8 | 1.7 | 1.7 |
31250 | 0.4 | 0.6 | 1.2 | 1.5 |
ノッチフィルタの選択内容が異なる場合の最小RPIの計算
ノッチフィルタの選択内容が同じモジュール上の複数の入力チャネル間で異なる場合は、チャネルごとにサンプリング時間を考慮する必要があります。 これにより、すべてのチャネルをサンプリングするのに十分な時間をもたらす推奨RPIを特定できます。
5034-IF4のすべての入力チャネルが同じアナログ/デジタルコンバータを共有するため、有効にされたすべてのチャネルの推奨最小RPIレートの合計が推奨最小モジュールRPIになります。
チャネル | ノッチフィルタ(Hz) | 各チャネルの推奨最小モジュールRPI (msec) | 推奨最小モジュールRPI (msec) |
---|---|---|---|
Ch00 | 50 | 22 | 24.1 |
Ch01 | 1000 | 1.7 | |
Ch02 - 無効 | 適用しない | 適用しない | |
Ch03 | 31250 | 0.4 |
チャネル | ノッチフィルタ(Hz) | 各チャネルの推奨最小モジュールRPI (msec) | 推奨最小モジュールRPI (msec) |
---|---|---|---|
Ch00 | 50 | 64 | 68.4 |
Ch01 | 1000 | 3.8 | |
Ch02 - 無効 | 適用しない | 適用しない | |
Ch03 | 31250 | 0.6 |
ご質問やご意見