プロジェクトの秘密の暗号化

プロジェクトの秘密の暗号化

プロジェクト内のシークレットを暗号化するか、プロジェクトファイルにローカルに保存されているパスワードを使用します。

要件

プロジェクトの作成時にプロジェクトシークレットを暗号化します。「ローカル プロジェクトを作成する」を参照してください。

暗号化範囲

FactoryTalk Optix
:
  • プロジェクト内のパスワードを暗号化します。
  • カスタムオブジェクトをパスワードデータタイプで暗号化します。
  • プロジェクト情報モデルを表すプロジェクト
    YAML
    ファイルでは、
    Value
    ノードを
    SecretValue
    暗号化テキスト値のノードに置き換えます。

暗号化されたシークレットを持つプロジェクト

FactoryTalk Optix
は、暗号化されたプロジェクトを以下の方法で処理します。
  • プロジェクトの作成に使用した組織にアクセスできない場合、またはユーザーパスワードを指定せずに続行した場合に、暗号化されたシークレットを持つプロジェクトを開くと、すべてのプロジェクトシークレットが空白になります。
  • 暗号化されたプロジェクトを暗号化されていないプロジェクトとして保存すると、すべてのシークレットが削除されます。
    ヒント: プロジェクト内のユーザーアカウントのパスワードはシークレットとは見なされず、FactoryTalk Hub キーで暗号化されません。プロジェクト内のユーザーアカウントのパスワードは、ハッシュアルゴリズムを使用して安全に保存されます。
  • 暗号化されたプロジェクトを暗号化されていないクライアントに配置すると、警告メッセージが表示されます。詳細については、「ターゲットデバイスでのプロジェクトの暗号化」を参照してください。
  • 暗号化されたプロジェクトから暗号化されていないプロジェクトにオブジェクトを貼り付けると、シークレットは空白になります。
  • 暗号化されたプロジェクトのテンプレートライブラリにオブジェクトを追加すると、シークレットが空白になります。
  • パスワードをテキストとしてクリップボードに貼り付けることは、暗号化されたプロジェクトでは無効になります。
ご質問やご意見
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