イベントロガー
イベントロガーは、対象タイプの単一または複数のイベントのプロパティを記録します。
データベース構成
データベースは、イベントロガー用に自動的に構成されます。
イベントロガー用データベースを選択すると、各イベントロガーオブジェクトのテーブルがデータベースに作成されます。各テーブル列は、イベントの対象データ/プロパティに対応します。
設計要件に応じて、同じイベントロガーを使用して、単一のタイプのイベントまたは複数のタイプのイベントを記録できます。
- 対象タイプの各イベントのロガー
- すべてのイベントタイプには、データベース内に専用テーブルがあります。各テーブル列は、特定のイベントタイプの対象プロパティに対応します。各テーブル行 (イベントごと) で、同じ列に値が割り当てられます。
- 対象タイプの複数のイベントのロガー
- すべてのイベントのプロパティは、単一のデータベーステーブルに記録されます。テーブル列は、記録されたすべてのイベントタイプの対象プロパティに関連します。各テーブル行 (イベントごと) では、参照イベントタイプに関連する列のみに値が割り当てられます。
ヒント:
[監査イベントロガー]
オブジェクトはテンプレート ライブラリで使用でき、これらのイベントを記録するように構成されています。- UserSessionEvent
- RecipeApplicationEvent
- AuditConditionEventType
ヒント:
イベントロガーデータは、CSV ファイルにエクスポートするか、アプリケーション内のデータグリッドで表示することができます。「データベーステーブルを CSV ファイルにエクスポートする」を参照してください。
イベントソース
対象タイプのイベントごとに、次のソースから選択できます。
- 特定のオブジェクト
- プロジェクトノードとその子ノード / オブジェクトヒント: 通常は、対象のイベントを生成する複数のオブジェクトを含むプロジェクトノードです。
- プロジェクト内のすべてのオブジェクト
イベントロガーは、イベントソースと見なされるすべてのオブジェクトによって生成された対象のすべてのイベントのデータを記録します。
ヒント:
[非インタラクティブセッション除外]
プロパティを設定して、ユーザーによるアプリケーションとのインタラクションによって生成されたイベントのみを記録し、他のロジック (変更イベントなど) によって生成されたイベントを除外できます。イベント監査
ランタイムにユーザーが実行する操作を記録できます。このデータを使用して、品質チェックを実行したり、特定のコンテキストでアプリケーションを認証します。
イベントロガーは、これらの操作に関する監査イベントを記録できます。
- 変数への書き込み
- ノード属性の編集
- ノードの作成と破棄
- メソッドの実行
- ログインとログアウト
たとえば、監査イベントは、ユーザーがオブジェクトを選択し、そのオブジェクトがメソッドを呼び出すと生成されます。ただし、ユーザーアクションとは無関係にアプリケーションロジックが同じメソッドを呼び出した場合、監査イベントは生成されません。
監査イベントタイプ | 説明 |
---|---|
AuditEventType | すべての監査イベント |
AuditNodeManagementEventType | ノードの作成または破棄 |
AuditWriteUpdateEventType | 変数値またはノード属性の変更 |
AuditUpdateMethodEvent | メソッドの実行 |
AuditConditionEventType | アラームメソッドの実行 |
AuditConditionAcknowledgeEventType | アラーム Acknowledge メソッドの実行 |
AuditConditionCommentEventType | アラーム Add comment メソッドの実行 |
AuditConditionConfirmEventType | アラーム Confirm メソッドの実行 |
AuditConditionEnableEventType | アラーム有効 / 無効ステータスの変更 |
RecipeApplicationEvent | レシピアプリケーション |
UserSessionEvent | ユーザーログインログアウトイベント |
イベント監査
イベントソース
イベント監査
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