Web プレゼンテーションエンジンクライアントとサーバーの間にセキュリティで保護された接続を作成する

Web プレゼンテーションエンジンクライアントとサーバーの間にセキュリティで保護された接続を作成する

Web プレゼンテーションエンジンクライアントとサーバーの間にセキュアな HTTPS 接続を作成するには、証明書が必要です。独自の証明書を作成して使用できます。
FactoryTalk Optix
[証明書ファイル]
[プライベートキーファイル]
が空白の場合に証明書ファイルを生成します。証明書ファイルを生成して検索し、セキュリティで保護された接続を作成するために使用する
[WebPresentationEngine]
オブジェクトとブラウザにアップロードできます。
[WebPresetationEngine]
オブジェクトを構成する方法については、「プレゼンテーションエンジンを構成する」を参照してください。
  1. Web プレゼンテーションエンジンのホスト名 (ホストコンピュータの名前) を、証明書のホスト名と一致するように構成します。
    1. [プロジェクトビュー]
      で、
      [WebPresentationEngine]
      を選択します。
    2. [プロパティ]
      で、
      [ホスト名]
      に、ホストコンピュータの名前を入力します。
      ヒント: ブラウザ証明書の名前は、Web プレゼンテーションエンジンのホスト名と一致する必要があります。
    3. ローカルコンピュータからエミュレートする場合以外は、IP アドレスを入力します。ローカルコンピュータからエミュレートする場合は、
      [IP アドレス]
      0.0.0.0
      と入力します。
    4. [プロトコル]
      [https]
      を選択します。
    5. [ポート]
      にポート番号を入力します。
  2. [エミュレータで実行]
    を選択して、プロジェクトをエミュレータで実行し、証明書ファイルを作成する Web 接続を確立します。
  3. 証明書ファイルをコピーして、既知の場所に保存します。
    1. ファイルエクスプローラーを開きます。
    2. アプリデータ領域に移動するには、
      [%appdata%]
      と入力して
      [Enter]
      キーを押します。
    3. エミュレータによって作成された証明書ファイルのフォルダー構造を操作するには、
      [ローカル]
      [Rockwell Automation]
      [FactoryTalk Optix]
      [エミュレータ]
      [プロジェクト]
      を選択します。
    4. プロジェクトを選択します。
    5. [ApplicationFiles]
      を選択します。
    6. .der ファイルと .pem ファイルをコピーして、既知の場所に貼り付けます。
  4. [WebPresentationEngine]
    を選択した状態で、
    [プロパティ]
    で証明書ファイルをアップロードします。
    1. [証明書ファイル]
      [参照]
      を選択し、ファイルを保存した場所から .der 証明書ファイルを選択して移動し、
      [インポート]
      [ファイル]
      を選択して、
      [選択]
      を選択します。
    2. [プライベートキーファイル]
      [参照]
      を選択し、ファイルを保存した場所から .pem 証明書ファイルを選択して、
      [ファイルのインポート]
      を選択し、
      [選択]
      を選択します。
  5. [エミュレータで実行]
    を選択してエミュレータを再起動し、Web サーバーの正しいインスタンスに接続していることを確認します。
  6. ブラウザ証明書をエクスポートしてインストールします。
    1. 確立されたブラウザ接続のアドレスバーで、
      [安全ではない]
      を選択します。
    2. [サイトへの接続が安全ではありません]
      の後の
      [概要]
      [>]
      を選択し、
      [証明書を表示する]
      を選択します。
    3. 証明書ビューアー (コンピュータ名)
      で、
      [詳細]
      を選択し、
      [エクスポート]
      を選択します。
    4. コンピュータ名の拡張子が .der の前にある .der ファイルを選択します。
    5. 覚えやすい場所に移動し、
      [保存]
      を選択します。
    6. 保存した場所に移動し、.der ファイルをダブルクリックします。
    7. [証明書]
      [証明書のインストール]
      を選択して、ブラウザの証明書をインストールします。
    8. [現在のユーザー]
      を選択したまま、
      [次へ]
      を選択します。
    9. [すべての証明書を次のストアに配置する]
      を選択し、
      [参照]
      を選択します。
    10. [証明書ストアの選択]
      で、
      [信頼できるルート証明機関]
      を選択し、
      [OK]
      を選択します。
    11. [証明書のインポートウィザードの完了]
      で、
      [次へ]
      を選択し、
      [完了]
      を選択します。
    12. インポートが成功したら、
      [OK]
      を 2 回選択します。
  7. Web からサーバーへの接続を確立するには、ブラウザで
    https:\\hostname:port
    と入力します。例えば、エミュレータの場合は
    https:\\(computername):8080
    と入力します。
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