ドラゴス社およびクラウドストライク社とのパートナシップ、そして新しいサイバーセキュリティ・オペレーション・センターの設立により、ロックウェル・オートメーションのお客様は、攻撃の連続性(イベントの前、中、後)全体をカバーする、より積極的なサイバーセキュリティアプローチを採用することができます。
産業用オートメーションおよびデジタルトランスフォーメーションのグローバルリーダであるロックウェル・オートメーション(NYSE: ROK)は、情報技術(IT)および運用技術(OT)のサイバーセキュリティ製品を強化するための新たな投資を発表し、今日の危険な環境下で必要な保護をお客様に提供します。これらの取り組みには、ドラゴス社およびクラウドストライク社との戦略的パートナシップや、イスラエルでの新しいサイバーセキュリティ・オペレーション・センターの設立などが含まれます。
ロックウェル・オートメーションのグローバルサービス担当副社長兼ゼネラルマネージャのレイチェル・コンラッドは次のように述べています。「強力なサイバーセキュリティを導入することは、もはやベストプラクティスではなく、必須事項です。製造業にとっての保護は、OTに関する専門知識という強固な基盤から始まります。これが、当社がサイバーセキュリティへの投資を倍増させ、市場で最も堅牢で専門性の高いIT/OTサイバーセキュリティ製品を構築している理由です。」
インシデントレスポンス、スレットインテリジェンス
ロックウェル・オートメーションと、産業用制御システム(ICS)/OT環境向けサイバーセキュリティのグローバルリーダであるドラゴス社は、ロックウェル・オートメーションのグローバルな産業、アプリケーション、ICS分野の専門知識と、ドラゴス社のワールドクラスの技術、プロフェッショナルサービス、およびスレット・インテリジェンス・サービスを組み合わせたパートナシップを発表しました。このパートナシップにより、すべての産業界のお客様は、サイバーセキュリティインシデントからの保護、対応、回復をより適切に行なうことができます。
このパートナシップは、インシデント・レスポンス・サービスとスレットインテリジェンスに焦点を当てます。両社の能力を組み合わせることで、強化されたインシデント・レスポンス・サービスを提供し、お客様がサイバーセキュリティの脅威を評価し、修復するスピードを向上させます。さらに、ロックウェル・オートメーショとドラゴス社の専門家は、相互に開発した脅威情報のフィードを提供します。
コンラッドは次のように述べています。「ドラゴス社への投資とパートナシップは、安全でセキュアなOTインフラを提供することで、当社の産業用オートメーションのお客様がコネクテッドエンタープライズを実現するのに役立ちます。サイバーセキュリティの脅威の頻度と深刻さが我々の業界で増加し続ける中、オートメーションのリーダがサイバーセキュリティのリーダと提携して専門知識を共有し、お客様を保護する方法を共同で革新することは非常に重要です。」
クラウドで提供するエンドポイント保護
ロックウェル・オートメーションと、クラウド型エンドポイントおよびワークロード保護のリーダであるクラウドストライク社は、エンド・ツー・エンドのサイバーセキュリティおよびネットワークサービスソリューションをお客様に提供するためのパートナシップを締結しました。このパートナシップでは、クラウドストライク社のクラウドネイティブでAIを搭載したFalconプラットフォームと、ロックウェル・オートメーションのグローバル展開、ネットワークアーキテクチャ、サポート、OT、マネージドサービス機能との取り組みを検討し、お客様のサイバーセキュリティ上のペインポイントに対応する差別化されたソリューションを提供します。
コンラッドは次のように述べています。「ロックウェル・オートメーションのクラウドストライク社とのパートナシップにより、脅威の検知からサイバーインシデントへの対応と復旧まで、お客様のサイバーセキュリティに関する全行程において、完全に統合されたエンドツーエンドの産業用セキュリティサービスとソリューションを提供することができます。クラウドストライク社の最先端のエンドポイント保護プラットフォームとロックウェル・オートメーションの幅広い統合セキュリティ製品・サービスを組み合わせることで、当社のお客様は市場で最も包括的なセキュリティアプローチにアクセスできるようになります。」
グローバルに、遠隔地でリスクを管理する新しい方法
ロックウェル・オートメーションは、イスラエルにサイバーセキュリティ・オペレーション・センターを設立し、グローバルな能力を強化しています。テルアビブのメトロポリタン・エリアに位置するこのセンターは、11月1日に開設され、ロックウェル・オートメーションのグローバルな顧客ベースにリモート・サイバーセキュリティ・サービスを提供することに重点を置いています。このセンターは、ロックウェル・オートメーションの既存のグローバル展開の一部として、強化されたサイバーセキュリティ・マネージド・サービスを提供し、さらに世界各地に15のリモート・サービス・センターを設けています。
このセンターは、ロックウェル・オートメーションがグローバルなサイバーセキュリティ分野の専門知識とサービスのポートフォリオに継続的に投資していることを示しています。2020年に、ロックウェル・オートメーションは、産業用制御ソリューションとインシデントレスポンスの提供を強化するために、20年以上のサイバーセキュリティサービスの経験を持つイスラエルに本拠を置く株式非公開のサイバーセキュリティプロバイダであるAvnet社と、スペインのバルセロナに本拠を置く株式非公開の産業用サイバーセキュリティ・サービス・プロバイダであるOylo社を買収しました。また、ロックウェル・オートメーションのパートナエコシステムには、クラロティ社やシスコ社などのワールドクラスのパートナが含まれています。
ロックウェル・オートメーションのサイバーセキュリティ機能については、11月10日~11日に開催されるAutomation Fairで詳しくご紹介します。
公開 2021/11/08
ロックウェル・オートメーションについて
ロックウェル・オートメーション(NYSE:ROK)は、産業用オートメーションおよびデジタルトランスフォーメーションのグローバルリーダーです。人々の創造力とテクノロジの潜在力を結びつけることで人の可能性を広げ、お客様の生産性を高め、地球に優しい技術を提供します。米国ウィスコンシン州ミルウォーキーに本社を置き、約24,000名の従業員が、世界100カ国以上の営業拠点でお客様をサポートしています。製造業におけるコネクテッドエンタープライズ実現の詳細は、当社ホームページをご覧ください。https://www.rockwellautomation.com
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