- 従来の配線をSPE (Single Pair Ethernet)ネットワーク配線に置き換えることで従来の制御盤以上の情報量・機能を持ちながら、より簡単に制御回路の配線作業が完了するシステムを実現
- 制御回路の配線時間:最大95%削減
- プロジェクト設計時間:最大30%削減
- 盤内制御・動力テスト時間:最大50%削減
新星工業社は、ロックウェル・オートメーションのPartnerNetwork™プログラムのゴールメンバーとして、世界基準の品質を満たす低圧電気パネル、電気制御盤の製造を手がけています。長年にわたって蓄積された技術とノウハウに最新の技術を取り入れ、時代の先端をリードするエレクトロニクス技術を提供することで、お客様にとって価値あるサービスを提供してきております。
- 従来の配線作業は配線本数が多いことにより、配線図面の正確な把握や配線番号・個所の見極めが重要で、作業ミス防止に多くの時間と注意を要した
課題
従来の配線作業では、作業者は配線図面の正確な把握や配線番号・設置個所の確認に多くの時間と注意力を要しました。特に複雑な制御盤の配線では、図面の読み取りミスや配線間違いが発生しやすく、これを防ぐために作業者には高い注意力と豊富な経験が求められていました。作業ミスを防ぐためには、各工程で配線工具や配線マーカーを用いて、手順を一つ一つ確認しながら進める必要があり、結果として作業全体に多くの時間が割かれていました。
ソリューション
こうした課題を解決するために、ロックウェル・オートメーションのPartnerNetwork™プログラムのゴールド認定システムインテグレータである新星工業社ではEtherNet/IP盤内配線ソリューションを導入しました。1本のケーブルでデータと電力を同時に送ることができるSPE (Single Pair Ethernet)による配線方式を採用することで、制御盤全体として従来と同等以上の情報量や機能を維持しながらも、配線作業の工程を大幅に簡素化することが可能となりました。この新しいソリューションの導入によって、これまで複雑だった配線作業が直感的に、しかも短時間で行えるようになりました。
結果
EtherNet/IP盤内配線ソリューションの導入によって、パネル設計や展開作業が大幅に簡素化されました。特に、配線作業時間、テスト時間、エンジニアリング時間といったプロジェクト全体の重要な工程で大きな時間短縮が実現しています。具体的には、制御回路の配線時間は最大95%の削減、テスト時間では最大50%、さらにプロジェクト設計時間は最大30%の削減の削減効果が報告されています。これは、2024年6月に新星工業社にて従来配線とEtherNet/IP盤内配線ソリューションの配線作業時間を実際に評価した結果です。
このような大幅な効率化により、現場の生産性向上とコスト削減が同時に図られ、納期短縮や品質向上にも大きく貢献しています。新星工業社は、EtherNet/IP盤内配線ソリューションの導入を通じて、従来の課題を根本的に解決し、作業効率・品質・安全性を大幅に向上させることに成功しました。
今後も技術革新を積極的に推進し、顧客価値の最大化と持続可能な社会の実現に貢献していく方針です。
EtherNet/IP盤内配線における配線
従来型における配線
その結果、作業者の負担が軽減され、現場の生産性も大きく向上します。
「従来の作業と比較して、配線作業が非常に簡単になったことに驚きました。」
さらに、シンプルな工程でありながら高い品質を保つことが可能となり、現場の安全性や信頼性も向上します。
公開 2026年7月31日
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