世界中の大規模な顧客に対して、ダン・ウェブ社は通常「ワンオフ」マシンを建造しており、それらのマシンは60%のコアしか共有していません。マシンの残りの40%は、お客様の正確な要件によって決定されます。ダン・ウェブ社のオートメーションマシンの最もユニークな要素は、同社の特許取得済みフォームヘッダです。これは、長年の知識と相まって、世界中の100を超えるプラントで長寿命と高生産数を実現します。
米国の新しい18,580m2 (200,000フィート2)のエアレイドマテリアル工場の最近のアプリケーションでは、ダン・ウェブ社は、長さ90m、高さ12m、幅5mの新しい機械の製造を任されました。これは、ダン・ウェブ社がこれまでに建造した最大のアプリケーションの1つです。この例では、特殊紙と繊維ベースのエンジニアリング材料のグローバルメーカであるお客様は、新しいマシンをプラントの既存のAllen-Bradley®のオートメーションと工場の基盤とシームレスに接続することを望んでいました。そのため、ダン・ウェブ社はロックウェル・オートメーションのIntegrated Architecture® (統合アーキテクチャ)制御ソリューションを採用しました。
課題
この特定のプロジェクトの最大の課題はすべてTCP/IP接続でした。新しいイーサネットネットワークの最適なレイアウトと既存のイーサネットインフラとの接続を決定するために、ロックウェル・オートメーションとダン・ウェブ社の間で多くの話し合いと会議が行なわれました。400を超えるTCP/IP接続デバイスと200の安全接続がある場合、I/O点数はソリューションで使用されるプログラマブル・オートメーション・コントローラ(PAC)の数に影響します。