ボーラル社の採石場はインテリジェントモータ制御ソリューションに投資

採石場はインテリジェントモータ制御に投資

課題

  • ボーラル社のチャールトン採石場で、最新のモータ制御技術によって旧式の機器をアップグレードする。

ソリューション

  • インテリジェントモータ制御 – ロックウェル・オートメーションのConnected ComponentsとIntelliCENTER®テクノロジを搭載したAllen-Bradley®のCENTERLINE® 2500 MCC
  • ControlLogix® – ControlLogixおよびPowerFlex® 525ドライブは採石場の粉砕機、コンベア、およびプロセス設備に電力を供給
  • Guardmaster®セーフティリレー – ArcShieldテクノロジはGuardmasterセーフティリレーと共に、安全およびコンプライアンスの要件を満たす。

結果

  • 簡単な設置と立上げ – MCCはStudio 5000®ソフトウェアを使用してプログラムされ、事前テストが実施され、立上げの現場でのエンジニアリング時間が短縮
  • 診断と生産性の向上 – IntelliCENTERテクノロジによって診断が強化され、最新のモータ制御技術によって稼働時間、寿命、コンプライアンスが向上

ボーラル社はインテリジェントモータ制御をリードする

ボーラル社は、セメントや骨材、コンクリート、アスファルト、レンガ、屋根ふき材、石材製品および材木を含む、オーストラリアの建設資材と建築製品の大手プロバイダです。

オーストラリア全土にコンクリート、アスファルト、製造拠点の広範なネットワークを持つボーラル社の主導的地位は、主要市場の近くに戦略的に配置された約10億トンの採石場埋蔵量に支えられています。

ボーラル社のチャールトン採石場は、メルボルンとミルデュラのほぼ中間に位置するビクトリア州にあります。これは、この地域で数少ない硬岩の採石場の1つであり、注目すべき量を産出しています。採石場は、さまざまな採石場製品を生産し、地域のインフラプロジェクトに製品を供給しています。

高品質の建築および建設ソリューションを提供するというコミットメントにより、ボーラル社の採石場はその運用に関してISO 9001:2015の品質管理システム認証を取得しています。

ボーラル社は、熱心に仕事に従事する信頼性の高い労働力の確保と環境への影響を最小限に抑えることに取り組んでいます。この目的に沿って、ボーラル社では最近、オーストラリア、ビクトリア州にあるチャールトン採石場のために、稼働時間の改善と最新のモータ制御技術によって提供される長寿命の実現とコンプライアンスの遵守のために業界トップのモータ制御ソリューションに投資しました。

生産性と信頼性

ボーラル社は、ビクトリア州バララトに本社を置く新進気鋭の電気工事請負業者であるSS Electrics社と契約し、採石場の電気装置を最新化するソリューションを導入しました。

SS Electrics社の取締役であるクリス・ナン氏は次のように述べています。「以前にもボーラル社の他の採石場プロジェクトで連携したことがあったため、私たちは立上げ時の現場のダウンタイムを最小限に抑えることの重要性を十分に理解していました。ロックウェル・オートメーションのMCCは、完全に設計および統合されたシステムであり、基本的に到着時には立上げの75%が済んでいるため、この用途には最適な選択でした。これは本当にエンジニアリング時間の短縮に役立ち、このプロジェクトのタイトな立上げスケジュールを守ることができました。」

Allen-BradleyのCENTERLINE 2500モータ・コントロール・センタ(MCC)は、採石場が生産要件を満たすのに役立つ最適な安全、パフォーマンス、および信頼性を提供します。

Allen-Bradley®のCENTERLINE® 2500モータ・コントロール・センタ(MCC)は、最大の安全、パフォーマンスおよび信頼性を提供し、ボーラル社の生産要件を満たすことができます。この最新のモータ制御ソリューションでは、既存のシステムと統合し、高度な診断機能を提供できることが重要でした。CENTERLINE 2500は、プレミア統合とエンジニアリング時間の短縮によってこれらの要件に適合します。

ロックウェル・オートメーションのアカウントマネージャであるマシュー・ツリービーは次のように説明します。「採石場には、最高の規格を満たし費用効率が高く、統合の利点の一部を採用するMCCソリューションが必要とでした。」

SS Electrics社は、ロックウェル・オートメーションと販売代理店であるNHPエレクトリカル・エンジニアリング・プロダクツ社と連携し、12カラムMCCの中心となるスマートコンポーネントを選択しました。これには、E300™電子過負荷リレーSMC™ FlexソフトスタータPOINT I/O™モジュールGuardmaster®セーフティリレーStratix®スイッチControlLogix®制御システム、および粉砕機、コンベアおよびプロセス設備向けのPowerFlex® 525可変周波数ドライブが含まれます。

ツリービーは次のように説明します。「MCCは、ボーラル社のチャールトン採石場でのモータ制御に信頼できるソリューションを提供します。MCCは、高品質で、完全にテスト済みで法令に遵守しているため、「両方の世界で最高」のソリューションです。また、それだけではなく、設計とプロジェクト管理はローカルで行なわれるためにお客様がソリューションをカスタマイズして独自の要件を満たすこともできます。」

インテリジェントソフトウェアおよび安全

従業員の安全への強いコミットメントにより、ボーラル社はMCCにArcShieldテクノロジを搭載することを選択しました。ArcShieldはアークフラッシュの危険性を減らし、内部の電気アーク故障に対する保護を強化します。

スケーラブルな安全ソリューションを提供することで、MCCのGuardmasterセーフティリレー(GSR)は、採石場のコンプライアンス規格と機能安全要件の両方に対応しています。

ボーラル社のMCCは、IntelliCENTER®テクノロジも搭載しています。これは、組み込みのネットワーク機能を使用して、予知保全、プロセスモニタ、高度な診断に使用できる情報をキャプチャすることにより、MCCのインテリジェンスを強化します。モータ制御装置をイーサネット経由で接続することにより、オペレータとメンテナンス要員は、いつでもどこからでもオペレーションをモニタおよび分析することにより、コネクテッドエンタープライズの利点を実現できます。

MCCは、現場に出荷される前にSS Electric社の施設のポータルルームで事前に構築されました。

手間のかからない設置と立上げ

エンジニアリング時間を短縮するために、MCCはロックウェル・オートメーションの上海製造プラントで組み立てられました。ボーラル社とSS Electrics社は、オーストラリアに出荷する前に、工場を訪問し、MCCの機能を評価する機会を得ました。

スマートモータ制御ソリューションはStudio 5000ソフトウェアを使用してプログラミングされ、SS Electric社の工場で配線されました。これにより、さらなるテストとプログラミングの機会が提供されたため、チャールトンの現場での立ち上げに必要なエンジニアリング時間が短縮されました。

Studio 5000エンジニアリング環境内で統合されたプログラミング、デバイスとシステム構成、オペレーションとメンテナンスを提供することにより、複雑さと潜在的なエラーを最小限に抑えることができます。さらに、MCCには電気図面がすべて揃っているため、現場でのエンジニアリング作業要件が劇的に削減され、SS Electric社はMCCがオーストラリアに到着する前でも、バララットの施設から立上げプロセスを開始できました。到着すると、試運転は、SS Electric社の施設で完了し、現場に出荷される前にポータブルルームで事前に構築されました。これによって、採石場の現場の仕様に合わせてMCCをカスタマイズすることもできました。

新しいスマートモータ制御ソリューションは、オペレーションとパフォーマンストレンドにリアルタイムでアクセスしてパフォーマンスを最適化する重要な診断情報を提供します。

稼働時間とコンプライアンスの改善

ボーラル社のチャールトン採石場は、現在、オペレーションおよびパフォーマンストレンドへのリアル・タイム・アクセスによりパフォーマンスを最適化する主要な診断情報を提供する新しいスマートモータ制御ソリューションから恩恵を受けています。この採石場がコネクテッドエンタープライズに向けて前進するにつれて、このシステムの可視性向上およびリアルタイム診断データをすぐに活用できる洞察に富んだ情報へと変換することができます。

ボーラル社オーストラリアのアセットマネージャであるジェイク・マクレラン氏は次のように説明します。「チャールトンプロジェクトの主な焦点は、採石場で求められるダウンタイムの最小化を行ないながら、寿命が近づいた電気機器を交換してコンプライアンスと安全を改善することでした。これは、新しいソリューションと、SS Electrics社とロックウェル・オートメーションの支援によって達成されました。これは非常にスムーズなプロジェクトであり、システムの可視性の向上により、障害検出時間が数時間から数分に短縮され、以前は多くが手作業で制御されていたプロセスを完全に自動化できました。」

マクレラン氏は次のように述べています。「さらに、プラントマネージャは生産動向とエネルギー消費をリアルタイムでモニタできるようになり、プラントの最適化を支援します。新しいMCCによって、採石場は将来にわたってお客様の需要に自信を持って対応できるようになりました。このプロジェクトが成功した結果、当社の他の採石場にも同様のシステムを導入する計画があります。」

 

Allen-Bradley, ArcShield, CENTERLINE, ControlLogix, E300, Guardmaster, IntelliCENTER, Point I/O, PowerFlex, Rockwell Automation, Rockwell Software, SMC, Stratix, およびStudio 5000は、Rockwell Automation, Inc.の商標です。

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