Bulletin 2198 Kinetix® 5500サーボドライブは、CompactLogix™5370コントローラと接続および併用でき、EtherNet/IP™上の統合モーションに対応します。革新的なコンパクト設計により、Kinetix 5500ドライブは機械の設置面積の最小化とシステム配線の簡易化を実現。またデュアルポートEthernetの搭載により、ライン型トポロジおよびデバイス・レベル・リング(DLR)型トポロジの両方に対応します。
一般的なリソース/クイックリンク
概要
- 多軸アプリケーションを構成するための革新的な共有AC/DCバス接続を提供
- デュアル・ポート・イーサネットを搭載
- 1本のケーブルでデジタルフィードバックを提供
- イナーシャの不一致を最大80倍まで許容する障害監視機能を提供
- サーボおよび誘導モータが1つのドライブプラットフォーム上で動作可能
- 安全トルクオフはISO 13849-1 PLd/SIL 2の認可を受けています
- ロードオブザーバによるリアルタイムのチューニング技術を使用
- 軸チューニングの必要性を低減することで時間を節約
- ベルトやフレキシブルカップリング、シャフトなどの機構とコンプライアンスを自動的に補正
- 動作中イナーシャが異なるアプリケーションでは、イナーシャを自動調整
- 機械の性能を向上させる
Kinetix 5500統合安全サーボドライブ
統合安全ドライブでは、ドライブからコントローラへのハード配線ではなく、EtherNet/IPネットワークケーブル内を安全信号が移動します。配線を変えることなく、ネットワーク上のあらゆるデバイスの構成を変更できます。すべて、EtherNet/IPネットワークを利用してStudio 5000™ Logix Designerとお使いのコントローラで実現できます。Kinetix 5500統合安全サーボドライブでは、以下を実行できます。
- EtherNet/IP接続を介してSIL3 Ple安全トルクオフ安全機能を実行
- Studio 5000™ Logix Designerで制御、安全、モーションを完全に統合したプロジェクトを実現
- 安全回路の配線を低減
- 必要なコンポーネント数を低減
- コードの再利用により安全システムの妥当性を確認
- キャビネットスペースを節約
PowerFlex 527ドライブとKinetix 5500ドライブを使用した統合安全システム — 統合アーキテクチャの統合安全システムについてはこのビデオをご覧ください。
製品の選択
資料
構成ツールおよび選択ツール
- eCADWorks — AutoCAD®で作成された、製品の3次元CAD図面を選択できます。
- Integrated Architecture Builder — プロジェクトに必要なハードウェアを選択し、部品表を生成することができます。
- Kinetix Accelerator Toolkit — モーション・コントロール・システムの設計、製造、およびスタートアップを簡略化できます。
- ProposalWorks — 詳細な見積と提案を作成できます。
その他のリソース
- ナレッジベース: 当社のオンラインリソースにアクセスし、技術情報の入手、サポートチャットやサポートフォーラムの利用、ソフトウェア更新プログラムのダウンロード、および「製品に関する通知書」や「製品安全の状況報告」の確認を行なうことができます。