CST のラッチについて
調整されたシステム時間 (Coordinated System Timer, CST) のラッチを使用して、タイムスタンプが記録された入力データをイベントのシーケンス デバイスが上書きしないようにします。ラッチして、タイムスタンプが記録された入力データをイベントのシーケンス デバイスが上書きしないようにします。
[ポイント]
ビューで [CST のタイムスタンプのラッチ]
が有効になっている場合、デバイスは特定の回数の入力移行 (例えば、ポイント当たりの CST モードでの最初の移行) のタイムスタンプのみを記録し、すでに受信したタイムスタンプ データがコントローラでクリアされるまでその後の入力移行を無視します。[CST のタイムスタンプのラッチ]
が無効になっている場合、デバイスはすべての入力移行のタイムスタンプを記録し、コントローラでデータが迅速に確認されない場合、以前に記録されたタイムスタンプ データを上書きすることがあります。FIFO モードでは、イベントのシーケンス デバイスは、最初の入力移行のタイムスタンプが記録された直後に、それぞれの要求パケット間隔 (Requested Packet Interval, RPI) で、現在のイベントの入力データをコントローラに送信します。
この機能はデバイス全体で設定されており、デフォルトでは有効になっています。
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