ニューハンプシャー州に新たに開設されたセンターは、組織や臓器の大量生産に必要な技術にフォーカス
産業用オートメーションおよびデジタルトランスフォーメーションのグローバルリーダであるロックウェル・オートメーション(NYSE: ROK)は、ノースカロライナ州マンチェスターにあるAdvanced Regenerative Manufacturing Institute (ARMI)にロックウェル・エクスペリエンス・センターをグランドオープンしたことを発表しました。このセンターは、米国のバイオ経済の発展を使命とする会員制非営利団体ARMIに対するロックウェル・オートメーションの長期投資を示すものです。
ロックウェル・エクスペリエンス・センターは、医師や研究者を含むARMIのメンバーに対し、再生医療製品をより多くの人々に迅速に届けるためにスマートマニュファクチャリングを活用する方法を伝授するものです。このセンターには、ロックウェル・オートメーション、エアサイエンス社、サイティバ社、フエスト社、HID Global社の設備があります。センターの中心は、ロックウェル・オートメーションのさまざまな技術と統合された完全自動のサイティバ社の装置プロセストレインです。これには、分散制御システム(DCS)、製造実行システム(MES)、デジタルツインが含まれます。
ARMIの理事であり、ロックウェル・オートメーションの会長兼CEOであるブレイク・モレットは次のように述べています。「ロックウェル・エクスペリエンス・センターは、ロックウェル・オートメーションがARMIを長年にわたって支援し、再生医療を拡大するためにスマートマニュファクチャリング技術が果たす役割を実証しています。ARMIの仕事は、この動きの速い産業で競争し勝利するために労働者を訓練することで、製造業とアメリカの競争力のためのエキサイティングなモデルです。」
ARMIは、FIRST Robotics社の創設者であり、セグウェイ、初の自動装着型インスリンポンプ、携帯型透析器、浄水器、全地形対応電動車椅子、義手DEKA-Lukeの発明者である発明家ディーン・ケーメン氏によって率いられています。モレットは、ARMIの初期に、実験室の科学と商業的に実現可能な製品との間のギャップを埋めるために、オートメーションが果たすべき潜在的な役割を理解し、関わったとケーメン氏は語っています。
ARMIのエグゼクティブディレクターであるディーン・ケーメン氏は次のように述べています。「ARMI|BioFabUSAの施設にロックウェル・エクスペリエンス・センターが加わったことは、再生医療の分野に大きなインパクトを与えると言っても過言ではないでしょう。このセンターの開設により、さまざまな種類のヒトの組織や臓器を大規模に製造するための基本ツールを実証することができるのです。これは人生を変えるものです。」
公開 2022/06/08
ロックウェル・オートメーションについて
ロックウェル・オートメーション(NYSE:ROK)は、産業用オートメーションおよびデジタルトランスフォーメーションのグローバルリーダーです。人々の創造力とテクノロジの潜在力を結びつけることで人の可能性を広げ、お客様の生産性を高め、地球に優しい技術を提供します。米国ウィスコンシン州ミルウォーキーに本社を置き、約25,000名の従業員が、世界100カ国以上の営業拠点でお客様をサポートしています。製造業におけるコネクテッドエンタープライズ実現の詳細は、当社ホームページをご覧ください。https://www.rockwellautomation.com