ロックウェル・オートメーション(NYSE: ROK)は、2021年度のサステナビリティレポートを発表しました。
ロックウェル・オートメーションの会長兼CEOであるブレイク・モレットは、報告書の冒頭で「3年目に突入したパンデミックの中、当社、お客様、地域社会をよりサステナブル(持続可能)にするための取り組みなど、当社の最も重要な目標に大きく前進しています」と記しています。「ある意味で、これらの努力は世界の出来事によって加速されたものであり、私たちは変化をもたらすために緊急に行動し続けています。私たちは、今日および明日の産業界の最大の課題に対応するため、会社を変革しています。」
ロックウェル・オートメーションの2021年度のサステナビリティレポートでは、指標やストーリーを交えながら、以下のような数々のアクションを紹介しています。
- 環境、社会、ガバナンス(ESG)の取り組みを全社的に強化・調整するための追加投資とリソースを伴うコーポレート・サステナビリティ・チームと機能の拡大。
- エネルギー、水、廃棄物に焦点を当てたサステナビリティソリューションの強化・拡大により、ロックウェル・オートメーションのお客様のサステナビリティ目標達成を支援
- ロックウェル・オートメーションの技術や専門知識を活用し、太陽光発電、鉄鋼、包装などの重要な産業におけるサステナブルなイノベーションを推進する。
- 2030年までにScope1 (直接)およびScope2 (間接)排出量をカーボンニュートラルにするというロックウェル・オートメーション独自の追求の一環として、多数のプロジェクトが進行中です。
ブレイク・モレットは次のように述べています。「企業の価値は、社員の継続的な努力の積み重ねにほかなりません。私たちの最優先事項は、すべての人が最高の仕事をすることができ、またそうしたいと思えるような、健康的で安全な環境をつくることです。私たちの職場は、かつてないほど柔軟で多様性に富んでいます。」
この報告書では、従業員の福利厚生と企業文化を支援するために開始された、以下のようないくつかの取り組みについて説明しています。
- ロックウェル・オートメーション初のダイバーシティ(多様性)、エクイティ(公平性)、インクルージョン(包括性)担当役員を任命
- カルチャーワークショップやManaging Across Differenceトレーニングなどの新しいプログラムとリソース
- 米国の従業員向けに介護休業や育児休業の拡充など、福利厚生の充実を図りました。
- 新しいグローバル・ボランティア・プログラム「ROK in Action」には、従業員が地域社会で奉仕活動を行なうための有給休暇と、従業員にとって重要な活動を支援するための「Dollars for Doers」報酬が含まれています。
また、多様で将来性のある労働力の必要性が、ロックウェル・オートメーションとその製造業や技術系の同業他社にとって、依然として主要な優先事項であることも報告されています。そのため、同社は、すべての学生や参加者にSTEM教育とキャリアの機会を提供することに焦点を当てたコミュニティ、学術、トレーニングプログラムへの支援をさらに拡大しました。
ロックウェル・オートメーションの2021年度のサステナビリティレポートとその他のESG開示報告書は、同社ウェブサイトの新しくデザインされたサステナビリティセクションでお読みください。このセクションには、ロックウェル・オートメーションのサステナビリティ戦略の詳細や、同社の最新のESG関連ニュースやマイルストーンも掲載されています。
公開 2022/02/08
ロックウェル・オートメーションについて
ロックウェル・オートメーション(NYSE:ROK)は、産業用オートメーションおよびデジタルトランスフォーメーションのグローバルリーダーです。人々の創造力とテクノロジの潜在力を結びつけることで人の可能性を広げ、お客様の生産性を高め、地球に優しい技術を提供します。米国ウィスコンシン州ミルウォーキーに本社を置き、約24,500名の従業員が、世界100カ国以上の営業拠点でお客様をサポートしています。製造業におけるコネクテッドエンタープライズ実現の詳細は、当社ホームページをご覧ください。https://www.rockwellautomation.com