ロックウェル·オートメーション(NYSE:ROK)は、年次企業責任報告書(CRR)の発行を開始したことを発表し、2019年度中の当社の取り組みを明らかにしました。CRRは、企業責任と持続可能性(サステナビリティ)の実践を、顧客企業、従業員、地域社会に対するアプローチの中心に置くというロックウェル·オートメーションの取り組みを表しています。世界的な産業オートメーションとデジタルトランスフォーメーションのリーダとして、ロックウェル·オートメーションは、企業責任と持続可能性の分野における主たる発言者になることを目指しています。2019年度のCRRは、従業員のためのインクルーシブ(包摂的)な職場の構築、顧客企業による排出量と廃棄物の削減の支援、現地地域社会の進歩の促進を続ける当社のイニシアチブの成功を紹介しています。
2019年度のCRRの発行に関連して、ロックウェル·オートメーションは本日、新たな企業責任コンテンツハブを立ち上げました。ロックウェル·オートメーションの企業責任コンテンツハブでは、年間を通した企業責任の進捗状況に関する新たなストーリーと最新情報を取り上げます。
ロックウェル·オートメーションの会長兼最高経営責任者(CEO)であるブレイク·モレットは、次のように述べています。「1世紀以上前の創業以来、当社は、お客さまの生産性と持続可能性の向上を支援することに力を注いできました。特に、2019年度企業責任報告書で明らかにされた当社の進捗状況を誇らしく思っています。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によって恒久的に変化した世界で事業を運営する中で、当社従業員、お客さま、地域社会の健康と安全に対する献身的取り組みは、当社の最優先事項です。また、当社は社内でも社外でも人の可能性を拡大する取り組みを着実に進めています。」
ロックウェル·オートメーションの2019年度CRRは、企業責任および持続可能性戦略の3つの柱にわたる当社の影響力に関する力強いストーリーを紹介しています。要点は次の通りです。
- 顧客企業の持続可能性: 2019年、ロックウェル·オートメーションは、世界の栄養失調と闘う非営利組織を支援し、この組織がより多くの人々に食料を提供する上で役立つ最先端のオートメーションプロセスを構築しました。2019年だけでも、この組織の製造能力は20%向上しました。アジア太平洋地域では、ロックウェル·オートメーションは、オーストラリア本土の沖合にある再生可能エネルギー会社と協力して、この地域が発電のニーズを満たせるよう支援しました。その際、当社は、可能な状況であれば100%再生可能な太陽光および風力エネルギーに切り換わる新しい「水力エネルギーハブ」を設置しました。
- 当社の持続可能性: :2019年、ロックウェル·オートメーションは、発生した9900トンの廃棄物のうち8500トンをリサイクルまたは再利用しました。さらに、当社は従業員100人当たり0.37件の労働者安全率を達成し、同年の目標である0.40件を超過達成しました。ロックウェル·オートメーションは、ヒューマン·ライツ·キャンペーンの企業平等指数で満点を獲得し、エシスフィア·インスティテュートの世界で最も倫理的な企業の1つとして認められました。
- 地域社会の持続可能性: ロックウェル·オートメーションが2019年に寄付した総額は、理工系(STEM)教育、人材と公平性、災害救援と復興のプログラムを中心に約900万ドルとなりました。ロックウェル·オートメーションの従業員は、現物支援に加え、若者が科学と技術のリーダになるよう奨励するイニシアチブであるFor Inspiration and Recognition of Science & Technology (FIRST)プログラムを通じて、221組のグローバル·チームを指導しました。北米では、ロックウェル·オートメーションの先進的製造アカデミー(AAM)が、退役軍人が退役後のキャリアを成功させることができるよう技能を向上させる技術教育を提供しています。
ロックウェル·オートメーションの環境·安全·衛生担当取締役であるマジョ·サーマンは、次のように述べています。「ロックウェル·オートメーションの企業責任へのアプローチは固定的なものではなく、目の前の変化する課題に対応すべく常に適応しています。これにより当社は、世界に有意義で永続的な効果をもたらすことができます。進化するアプローチの一環として、当社は新しい環境目標を分析·設定し、企業責任の優先順位を更新·改善し、主要な利害関係者と協力することで、どこでどのように最大の効果を生み出せるのかを理解しています。」
ロックウェル・オートメーションについて
ロックウェル・オートメーション(NYSE:ROK)は、産業用オートメーションおよびデジタルトランスフォーメーションのグローバルリーダーです。人々の創造力とテクノロジの潜在力を結びつけることで人の可能性を広げ、お客様の生産性を高め、地球に優しい技術を提供します。米国ウィスコンシン州ミルウォーキーに本社を置き、約23,000名の従業員が、世界100カ国以上の営業拠点でお客様をサポートしています。製造業におけるコネクテッドエンタープライズ実現の詳細は、当社ホームページをご覧ください。
ソースはこちらからご覧ください。businesswire.com
https://www.businesswire.com/news/home/20200528005319/ja/
https://www.businesswire.com/news/home/20200526005539/en/