ロックウェル・オートメーションは、経済変革を推進し、黒人の経済参加を促進する南アフリカの政策である黒人経済力強化政策(Broad-Based Black Economic Empowerment: B-BBEE)プログラムのレベル2を獲得したことを発表しました。
ロックウェル・オートメーションのマネージングディレクター兼サハラ以南のアフリカ地域のカントリー・セールス・ディレクターであるカニナ・ドラドラは、次のように述べています。「この評価は特筆すべき成果であり、ロックウェル・オートメーションが社会経済開発イニシアティブに取り組み、より包括的な経済を推進していることの証です。ロックウェル・オートメーションの南アフリカチームは、この認定取得のために懸命に努力してきました。これは、政府機関、準政府機関、B-BBEE規範に準拠する企業にとって、大きな扉を開くものです。」
ロックウェル・オートメーションは、B-BBEEレベル2を達成するために、南アフリカの組織内で大きな変革に取り組みました。所有権の基準に関して言えば、南アフリカの事業体は企業のグローバルな性質に課題があったため、ロックウェル・オートメーションは現地の事業体と提携し、管理職の従業員を指導しました。
ロックウェル・オートメーションでは、従業員の能力開発レベルの格差に対処する必要がありました。現在では、継続的な自己啓発やMBAプログラムを通じて、以前は不利だった層のスキルアップに力を入れています。さらに、ロックウェル・オートメーションは、SETAプログラムを通じて学生を受け入れることで、学習する組織として社外に自らを位置づけています。また、障害のある従業員の能力向上と教育にも力を入れており、若い女性の就学を支援するプログラムや、地域の孤児を支援するプログラムなど、地域社会も戦略の大きな柱となっています。
ドラドラはさらに付け加えます。「この認定は、ロックウェル・オートメーショ ンが今後も優先的に取り組んでいくインクルージョン(包括性)への継続的なコミットメントを反映したものです。ダイバーシティ(多様性)、エクイティ(公平性)、インクルージョンへのコミットメントは、当社の事業戦略や日常業務に組み込まれています。社員は当社のすべての活動の基盤であり、すべての社員が能力を発揮し、最高の仕事ができるような環境を整えることは、当社の成功の基本です。