産業用オートメーションおよびデジタルトランスフォーメーションのグローバルリーダであるロックウェル・オートメーション(NYSE: ROK)は、PlantPAx®分散制御システム(DCS)が、スペイン企業のGreene Enterprise社が開発した革新的で非常に効果的な廃棄物回収技術において重要な役割を果たしていると発表しました。
Greene Enterprise社の熱分解およびガス化プロセスは、さまざまな産業プロセスの原料として使用できる熱分解油やバイオ炭などの価値ある製品に廃棄物を変換することで、廃棄物を最大80%削減できます。
Greene Enterprise社は、サステナビリティ(持続可能性)プログラムや法律に従って大量の廃棄物を効率的かつ持続的に管理しなければならない企業にとって、このテクノロジが有益な環境ソリューションであることを強調しています。
ロックウェル・オートメーションの南ヨーロッパ地域営業担当バイスプレジデントであるエリック・チャレンゲアスは次のように説明しています。「サステナビリティは多くの企業にとっての課題ですが、最新のデジタルソリューションは、生産中の無駄を削減するだけでなく、このケースのように廃棄後のプロセス制御をより厳密に制御することにも役立ちます。」
「このアプリケーションでは、当社のPlantPAx DCSが、デジタル・ツイン・シミュレーションも含む広範なデジタルツール展開の一部として理想的なプロセス制御プラットフォームでした。これは、当社のPartnerNetwork™エコシステム内でのコラボレーションの素晴らしい例でもあり、Greene Enterprise社は当社の特別代理店であるTCA-Automation社の専門分野の経験からも恩恵を受けました。
Greene Enterprise社のマネージャであるビセンテ・センテレス・フォルナー氏は次のように述べています。「当社のガス化技術は、複数のステップに分割されており、あらゆる段階でより適切に制御できるため、非常に効果的です。ただし、変数が増えるとさらに複雑になりますが、PlantPAx DCSを使用すると、すべてのパラメータが常に最適化されます。」
ロックウェル・オートメーションについて
ロックウェル・オートメーション(NYSE:ROK)は、産業用オートメーションおよびデジタルトランスフォーメーションのグローバルリーダです。人々の創造力とテクノロジの潜在力を結びつけることで人の可能性を広げ、お客様の生産性を高め、地球に優しい技術を提供します。米国ウィスコンシン州ミルウォーキーに本社を置き、約28,000名のサポート要員が、世界100カ国以上の営業拠点でお客様をサポートしています。製造業におけるコネクテッドエンタープライズ実現の詳細は、当社ホームページをご覧ください。
公開 2023/03/21