新しいAllen-BradleyのMicro850とMicro870 2080-Lx0Eコントローラ、およびロックウェル・オートメーションがリリースした最新のConnected Components Workbenchソフトウェアを使用、スタンドアロンマシンをより効率的にプログラミングできるようになります。
これらの新しいコントローラは、新しいDNP3プロトコル、SCADAで使用される一連のオープン規格の通信プロトコル、および正確なデータレポートを可能にするリモート・モニタ・システムを備えているため、プロジェクトを簡単に作成できます。コントローラは、DF1サポート、双方向同時および双方向交互通信も拡張し、全二重および半二重および無線モデムモードによるCIPシリアル通信を強化しています。
これらの接続機能は、特に上下水道業界において、より多くのアプリケーション要件に対応します。さらに、拡張プロトコルサポートにより、MicroLogixからMicro800への制御システムの最新化を行なう際の変換リスクが最小限に抑えられます。また、コントローラの実行とI/O応答のパフォーマンスが改善されたため、生産性を向上させることができます。設計プロセスが高速化され、プロジェクト開発も迅速化されます。
Connected Components Workbenchソフトウェアバージョン20.01の新機能と改善された機能は、効率の向上に役立ちます。マイクロ制御システムで構築したスタンドアロンマシンのプログラムを、このソフトウェアで簡単に開発できます。アップロードとダウンロードのパフォーマンスがそれぞれ23%と40%向上したため、データ転送速度が高速化され、開発時間を短縮できます。
半二重および無線モデムモードを含む、拡張されたDNP3およびDF1サポートを備えた最新のソフトウェアで、さらに多くの上下水道アプリケーション要件に対応できるようになります。また、プラグイン式メモリモジュールでの新しいパスワードの設定/検証とユーザプロジェクトの暗号化/復号化により、システムのセキュリティを向上させることもできます。
Micro850およびMicro870 2080-Lx0Eコントローラの場合、Connected Components Workbenchソフトウェアバージョン20.01以上が必要です。ソフトウェアと新しいコントローラ間の暗号化が強化され、DNP3通信でのセキュアな認証バージョン5 (Sav5)によるプロトコル認証の強化など、よりセキュアなプログラミング環境がもたらされます。
Allen-Bradley, Connected Components Workbench, Micro800, Micro850, Micro870, MicroLogix, およびRockwell Automationは、Rockwell Automation Inc.の商標です。
公開 2022/06/09
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