ロックウェル･オートメーションとエナジー･ドライブ社のパートナシップにより、南アフリカの鉱山に革新的なサービスとしての省エネルギーを提供

エナジー･ドライブ社のCEOであるジェームス･ハインド氏は次のように説明しています。「コラボレーションは私たちのビジネスの中核であり、サステナビリティの実現が我々の原動力です。「サステナビリティの実現」について、私たちが提供するエネルギー節約の直接的な成果はCO2の削減であり、これは私たちのお客様のサステナビリティ目標、特に炭素削減目標に貢献しています。」その結果、エナジー･ドライブ社はエネルギー多消費型産業のリソースとして、投資委員会が推進する運用成果やサステナビリティ目標への対応を支援しています。

換気システムの動作パラメータは、ロックウェル･オートメーションのPowerFlex® 6000T可変周波数ドライブの高度な機能を活用したものに変更されました。ファンの回転数と空気循環の最適化制御により、この新しいアプローチでは、1つのシャフトで62%、もう1つのシャフトで48%の平均エネルギー削減を達成しました。

エンジニアは、この3つのアップグレードによって、契約期間中に最終的に合計約360GWhの省エネルギーが実現すると見込んでいます。これは、毎月南アフリカで電気を使用する5,000世帯分に相当します。また、水と石炭の消費量を大幅に削減しながら、期間中に379,000トンの炭素を削減することができます。

ロックウェル･オートメーションのアフリカ担当のパワー･コントロール･ビジネス･マネージャであるトーマス･マロマネは次のように説明しています。「世界のエネルギーの大部分は電気モータによって消費されており、その中でもHVACアプリケーションは大きな割合を占めています。多くのモータベースのソリューションでは、モータ制御が行なわれていないか、最新の効率化機能を備えていない時代遅れの技術や手法が使われています。当社のPowerFlexシリーズの可変周波数ドライブは、現代の需要に対応するために継続的に開発されており、世界中のさまざまなアプリケーションでエネルギー消費を削減するための中核的なソリューションとなっています。」

エネルギー価格の変動に加え、世界的なサステナビリティへの取り組みにより、エネルギー効率の向上が必要不可欠となっており、モータ制御ソリューションを適切に導入することで、大幅なコスト削減が可能となります。ほとんどの場合、モータの購入コストは生涯ランニングコストに匹敵するため、ランニングコストを抑える手段は、投資回収を早めるだけでなく、これまで以上に厳しくなるESG目標への対応にも役立ちます。

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