ロックウェル･オートメーションは、サステナブルで人間中心の未来の産業技術を開発するMomenta社のファンドに戦略的投資

産業オートメーションおよびデジタルトランスフォーメーションのグローバルリーダであるロックウェル･オートメーション(NYSE: ROK)は、Momenta社のインダストリ5.0ファンドへの出資を発表しました。このファンドは、レジリエントでサステナブル(持続可能)な、人間中心の産業運営に焦点を当てた起業家を支援するベンチャーキャピタルおよび価値創造ファンドであり、ロックウェル･オートメーションは産業市場を破壊し、サステナビリティを高める可能性を秘めた革新的技術へのアクセスをいち早く提供します。

スイスに本社を置くMomenta社は、EU委員会と協力し、同委員会のインダストリ5.0イニシアチブの推進に取り組むスタートアップ企業を支援するため、1億ドルのファンドを立ち上げました。同イニシアチブは、サステナブルで人間中心、かつレジリエントな産業への転換を促す原動力として、研究とイノベーションに焦点を当てており、その焦点は株主価値からステークホルダー価値に移っています。このイニシアチブでは、明確かつ自信を持って意思決定ができるよう、情報とテクノロジで人々を支援することで、人々を中心に据えています。インダストリ5.0ファンドは、エネルギー、製造、スマートスペース、サプライチェーンのデジタルトランスフォーメーションを推進する成長段階の初期にあるイノベータを対象に、欧州と北米の起業家にベンチャーキャピタル投資と直接的な価値創造を提供します。

ロックウェル･オートメーションは、このファンドのアンカー投資家であり、同社のベンチャーチームは、幅広い専門知識とロックウェル･オートメーションの戦略的ネットワークを提供し、Momenta社と投資先企業と緊密に協力します。この投資は、ロックウェル･オートメーションの無機的成長戦略を補完するもので、まだ開発初期段階にあるデジタルトランスフォーメーションを推進する次世代技術に対する洞察とアクセスを提供します。

ロックウェル･オートメーションのシニア･バイス･プレジデント兼最高技術責任者(CTO)のシリル･ペルデュカは次のように述べています。「業界を破壊し、人間の可能性を拡大するという当社の目的に合致するスタートアップ企業を見つけるために、Momenta社と提携できることをうれしく思います。すべてのステークホルダーにとって有益なテクノロジを支援し採用することは、本来、株主にとっても有益なことです。このパートナシップにより、ロックウェル･オートメーションは、今後何年にもわたって、世界中の当社の顧客をさらにレジリエントで、アジャイルで、サステナブルなものにする革新的なテクノロジをいち早く支援し、方向付けることができるユニークな立場に立つことになります。」

Momentaの創業パートナであるケン･フォースター氏は次のように付け加えています。「ロックウェル･オートメーション社をインダストリ5.0ファンドの投資家として迎えることができて光栄です。ロックウェル･オートメーションは北米における産業用オートメーションとデジタルトランスフォーメーションを定義する企業であり、素晴らしいリーダシップチームの下、世界的な存在感を拡大しています。Momentaは過去10年間、産業界にインパクトを与える企業への投資に注力しており、このインダストリ5.0ファンドにとってロックウェル･オートメーション以上のパートナはいないでしょう。」
 

Momentaについて

Momentaは、産業用インパクト･ベンチャー･キャピタル + 成長企業のリーディングカンパニーです。エネルギー、製造、スマートスペース、サプライチェーンのデジタル化に取り組む起業家やリーダを支援しています。2012年以来、当社の業界経験豊富なチームは50人以上の起業家に投資し、受賞歴のあるエグゼクティブサーチと戦略的アドバイザリー業務を通じて150人以上の業界リーダの成長を支援してきました。詳細はwww.momenta.oneをご覧ください。