ロックウェル･オートメーション、autonox Robotics社との戦略的パートナシップを発表し、新たな製造業の可能性を実現へ

産業用オートメーションおよびデジタルトランスフォーメーションのグローバルリーダであるロックウェル･オートメーション(NYSE: ROK)とautonox Robotics社は、北米、欧州、中東、アフリカの企業が統一されたロボット制御ソリューションによって新たな製造の可能性を実現するための戦略的パートナシップを締結したことを発表しました。

両社は、業界をリードするロックウェル･オートメーションのKinetix®モータおよびドライブと、autonox Robotics社のロボットメカニクスを、お客様にとって使いやすいカタログ番号のアプローチで融合させるために協業しました。ロボットソリューションは、LogixベースのコントローラとStudio 5000オートメーションシステム設計ソフトウェアを使用して、単一の環境でプログラムおよび制御されます。これにより、従来はバラバラに行なっていたマシン制御やロボットシステムを調整する必要がなくなり、シンプルなシステムアーキテクチャを実現することで、チームの作業効率を高め、システムを迅速に導入し、より効果的なロボット･オートメーション･システムを構築することができるようになります。この統合されたロボット制御ソリューションは、autonox Robotics社のDELTAおよびDuoPodロボットメカニクスのラインアップを使用して実現されます。

ロックウェル･オートメーションのロボット技術パートナシップ担当グローバルリードであるリッチー･ローガンは、次のように述べています。「製造メーカは、チームが迅速に行動できるよう、より俊敏で直感的なオートメーションを導入する必要性に迫られています。そのような企業は、プロセスを最適化するためのロボット導入の潜在能力を最大限に発揮することができます。当社の統合ロボット制御機能をautonox Robotics社ロボットと共に使用することで、企業は現在の製造資産を最大限に活用し、将来の需要に対応できる柔軟なソリューションの準備を整えることができます。」

autonox Robotics社の最高経営責任者であるハルトムート･イルチ氏は次のように述べています。「ロックウェル･オートメーションと提携し、ロックウェル･オートメーションのドライブ技術で直接操作できる革新的なロボットソリューションを提供するという目標を達成できることを、大変うれしく思います。これは、世界中のほとんどの機械製造業のお客様の現在の要件を満たしています。私たちは、ロックウェル･オートメーションと協力して、あらゆる産業の工場で生産性の新時代を切り開くことを楽しみにしています。」

autonox Robotics社のDELTAおよびDuoPodロボットは、炭素繊維複合材料、ステンレススチール、チタン、アルミニウム、スチール合金でできており、FDA準拠の材料、特殊コーティング、IP69K保護クラス、耐高温設計が可能です。