SLB (NYSE: SLB)社、ロックウェル・オートメーション(NYSE: ROK)、センシア、およびコグナイト社は、オフショア産業の浮体式生産貯蔵積出設備(FPSO)の進化を加速するための協業を発表しました。この4社連合が開発したデジタル機能は、これらの重要な資産の信頼性、可用性、安全、効率性を向上させ、同時にオフショア事業における二酸化炭素排出量を削減することができます。
SLB社の生産システム担当プレジデントであるスティーブ・ガッセン氏は次のように述べています。「世界のエネルギー需要は増加し続けており、バリューチェーンのあらゆる部分が、よりサステナブル(持続可能)な方法で生産性の向上を実現するために進化しています。デジタル・パフォーマンス・インテグレータとして、この連合が持つ力は、私たちの知識、専門性、そしてオープンなコラボレーションがイノベーションと脱炭素化を加速させるという信念から生まれるものです。SLB社は、FPSOのライフサイクルのあらゆる段階において、効率性を向上させ、二酸化炭素排出量を削減するために、高度なデジタルソリューション、水面下の領域の専門知識、複雑な統合とプロジェクト管理能力を提供します。」
この連合は、データのライフサイクル全体を、目標とする自動化、分析、シミュレーション、可視化機能で統合し、FPSOの性能の効率性を向上させます。その結果、機器の利用率とエネルギー消費の最適化、安全の向上、機器の故障や計画外ダウンタイムのリスクの低減、さらに、より良い情報に基づいた戦略的意思決定が可能になります。