お客様へのご提案
Allen-BradleyのGuardmaster SafeZone 3レーザスキャナは、EtherNet/IPを介してCommon Industrial Protocol (CIP) Safetyに対応しています。これにより、機械や生産ラインの状態を総合的に把握するために必要な重要データにアクセスできるようになります。最終的には、SafeZone 3のようなスマート・セーフティ・デバイスが意味のある情報を提供することで、ユーザは機械の健全性をモニタし、稼働時間を増やし、柔軟性を高め、安全を向上させ、総所有コストを削減することができます。
SafeZone 3レーザスキャナは、Studio 5000 Logix Designerを使用して、SIL 2/PLdアプリケーション用のAllen-BradleyのGuardLogix安全制御システムに統合できます。また、DLR (デバイス・レベル・リング)ネットワークトポロジをサポートし、ネットワークの耐障害性を向上させます。
SafeZone 3レーザスキャナは、ワークセル内やその周辺のエリアやアクセスを検知するために設計されたレーザスキャナで、最大4つの安全ゾーンを同時にモニタすることができ、1つの安全ゾーンから他に切換える必要はありません。また、スキャナの安全領域の範囲を拡大し、1つのEtherNet/IP接続で重要な診断データを提供します。これにより、作業者が危険に近づいた場合にはアラームで通知し、機械の減速や停止を防ぐことができるなど、生産性の向上につながります。また、CIP Safety機能では、診断データを拡張して、スキャナのレンズに埃が付着しているなどの一般的な故障をユーザに警告することができます。
SafeZone 3は、危険エリアや危険源の周辺での使用を想定し、高精細な距離測定スキャン技術を強化しています。これにより、スキャンデータの精度が向上し、埃や煙、溶接痕などの光学的干渉に対する耐性も向上しています。
また、構成メモリはSafeZone 3のシステムプラグに格納されているため、デバイスの迅速な交換が必要な場合のダウンタイムを防ぐことができます。そのほか、明るくマルチカラーのディスプレイには、機器の設定や状態を表示するための使いやすい押しボタンが付いています。
Allen-Bradley, GuardLogix, Guardmaster, Studio 5000 Logix Designer, およびRockwell Automationは、Rockwell Automation Inc.の商標です。
Rockwell Automationに属していない商標は、それぞれの企業に所有されています。
公開 2021/06/02
ロックウェル・オートメーション
ロックウェル・オートメーション(NYSE:ROK)は、産業用オートメーションおよびデジタルトランスフォーメーションのグローバルリーダーです。人々の創造力とテクノロジの潜在力を結びつけることで人の可能性を広げ、お客様の生産性を高め、地球に優しい技術を提供します。米国ウィスコンシン州ミルウォーキーに本社を置き、約24,000名の従業員が、世界100カ国以上の営業拠点でお客様をサポートしています。製造業におけるコネクテッドエンタープライズ実現の詳細は、当社ホームページをご覧ください。https://www.rockwellautomation.com