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Automation Today第71号

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ロックウェル・オートメーションはロバート・ソダベリー氏を取締役会に選出

ロックウェル・オートメーション、2021年度のサステナビリティレポートを発表

ロックウェル・オートメーションは、2021年度のサステナビリティレポートを発表しました。

ロックウェル・オートメーションの会長兼CEOであるブレイク・モレットは、報告書の冒頭で「3年目に突入したパンデミックの中、当社、お客様、地域社会をよりサステナブル(持続可能)にするための取り組みなど、当社の最も重要な目標に大きく前進しています」と記しています。「ある意味で、これらの努力は世界の出来事によって加速されたものであり、私たちは変化をもたらすために緊急に行動し続けています。私たちは、今日および明日の産業界の最大の課題に対応するため、会社を変革しています。」

ロックウェル・オートメーションの2021年度のサステナビリティレポートでは、指標やストーリーを交えながら、以下のような数々のアクションを紹介しています。

  • 環境、社会、ガバナンス(ESG)の取り組みを全社的に強化・調整するための追加投資とリソースを伴うコーポレート・サステナビリティ・チームと機能の拡大
  • エネルギー、水、廃棄物に焦点を当てたサステナビリティソリューションの強化・拡大により、ロックウェル・オートメーションのお客様のサステナビリティ目標達成を支援
  • ロックウェル・オートメーションの技術や専門知識を活用し、太陽光発電、鉄鋼、包装などの重要な産業におけるサステナブルなイノベーションを推進する。
  • 2030年までにScope1 (直接)およびScope2 (間接)排出量をカーボンニュートラルにするというロックウェル・オートメーション独自の追求の一環として、多数のプロジェクトが進行中です。

ブレイク・モレットは次のように述べています。「企業の価値は、社員の継続的な努力の積み重ねにほかなりません。私たちの最優先事項は、すべての人が最高の仕事をすることができ、またそうしたいと思えるような、健康的で安全な環境をつくることです。私たちの職場は、かつてないほど柔軟で多様性に富んでいます。」

この報告書では、従業員の福利厚生と企業文化を支援するために開始された、以下のようないくつかの取り組みについて説明しています。v

  • ロックウェル・オートメーション初のダイバーシティ(多様性)、エクイティ(公平性)、インクルージョン(包括性)担当役員を任命
  • カルチャーワークショップやManaging Across Differenceトレーニングなどの新しいプログラムとリソース
  • 米国の従業員向けに介護休業や育児休業の拡充など、福利厚生の充実を図りました。
  • 新しいグローバル・ボランティア・プログラム「ROK in Action」には、従業員が地域社会で奉仕活動を行なうための有給休暇と、従業員にとって重要な活動を支援するための「Dollars for Doers」報酬が含まれています。

また、多様で将来性のある労働力の必要性が、ロックウェル・オートメーションとその製造業や技術系の同業他社にとって、依然として主要な優先事項であることも報告されています。そのため、同社は、すべての学生や参加者にSTEM教育とキャリアの機会を提供することに焦点を当てたコミュニティ、学術、トレーニングプログラムへの支援をさらに拡大しました。

ロックウェル・オートメーションの2021年度のサステナビリティレポートとその他のESG開示報告書は、同社ウェブサイトの新しくデザインされたサステナビリティセクションでお読みください。このセクションには、ロックウェル・オートメーションのサステナビリティ戦略の詳細や、同社の最新のESG関連ニュースやマイルストーンも掲載されています。

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ロックウェル・オートメーションはニコール・ダーデン・フォードを情報セキュリティ最高責任者(CISO)に任命

ロックウェル・オートメーションは3月21日、ニコール・ダーデン・フォードが副社長兼情報セキュリティ最高責任者(CISO)として入社したことを発表しました。ロックウェル・オートメーションの上級副社長兼情報オフィス責任者であるクリス・ナルデッキアに直属します。ダーデン・フォードは、2月に退職したドーン・キャペリーの後任になります。

ダーデン・フォードの前職はキャリア社です。同社は親会社のユナイテッド・テクノロジーズ社から分社化した企業で、そこでグローバル副社長兼情報セキュリティ最高責任者(CISO)として、グローバル情報セキュリティ、コンプライアンス、および製品(IoT)サイバーセキュリティを監督してきました。キャリア社の前は、バクスター・インターナショナル社のグローバル副社長兼情報セキュリティ最高責任者(CISO)で、情報セキュリティ、情報ガバナンス、およびIT品質コンプライアンスのグローバル責任者でした。ダーデン・フォードの経歴は統合参謀本部などの米軍および連邦政府から始まり、セキュリティ、ネットワークエンジニアリング、および電気通信を担当していました。

ナルデッキア上級副社長は次のように述べています。「ニコールが当社の重要な分野にもたらすエネルギー、視点、専門知識について楽しみにしています。当社の成長を実現し、デジタルトランスフォーメーション、およびサイバーセキュリティ戦略への貢献に期待しています。20年以上にわたるITリーダシップとして、ニコールのフォレンジック、デジタルトランスフォーメーション、国土安全保障活動に関する豊富な知識と利用経験は当社チームへの貴重な戦力となります。」

また、ダーデン・フォードはチームの構築と成長、企業文化の育成、および多様性、公正、インクルージョンに重点的に取り組むことに熱意を傾けています。ダーデンは、現在、IT-ISAC、South Florida Tech HubおよびLola Mercedes Parker Foundationの理事を務めています。

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ロックウェル・オートメーションはロバート・ソダベリー氏を取締役会に選出

ロックウェル・オートメーションは、ロバート・ソダベリー氏を2022年2月2日付けで取締役会に選出しました。ソダベリー氏は、現在、ウエスタンデジタル社のフラッシュ事業部門の執行副社長兼ゼネラルマネージャです。

ロックウェル・オートメーションの会長兼最高経営責任者であるブレイク・モレットは次のように述べています。「ロブはテクノロジ業界での30年以上の経験があり、ロックウェル・オートメーションの取締役会は一段と強化されます。ロブの奥深い技術的バックグラウンド、製品管理の専門知識、およびグローバルな消費者の理解は、当社の強力な取締役会の人材の多様性を大きく補完するものになるでしょう。」

ウエスタンデジタル社でのソダベリー氏の役割は、100億ドルのフラッシュメモリ事業、クラウド事業、クライアントコンピューティング、および消費者市場部門のあらゆる面での責任者です。同社の前には、フィンテック企業であるUpLift社の社長として活躍し、そこでは、主要なマーチャントプラットフォームで消費者金融を実現するクラウドベースの支払いと融資プラットフォームの構築を担当していました。

ソダベリー氏はそれ以前には、シスコ・システムズ社の企業向け製品部の上級副社長兼ゼネラルマネージャとして働いていました。シスコ社にいる間は、IoTソフトウェアとハードウェアソリューション、CiscoONEソフトウェアアーキテクチャの導入、およびMerakiクラウド・ネットワーク・プラットフォームの買収を担当していました。シスコ・システムズ社の前には、ソダベリー氏はシマンテック社で一連のリーダシップの任務を果たして昇進してきました。

ソダベリー氏は、スタンフォード大学でコンピュータサイエンスの修士号、カリフォルニア工科大学で電気工学の学士号を取得しています。

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ロックウェル・オートメーション、第6回IoTブレークスルーアワードで「Industrial IoT Solution of the Year」を受賞

IoTブレークスルーアワードは、モノのインターネット(IoT)を活用した優れた企業や製品を表彰するプログラムです。

ロックウェル・オートメーションは、FactoryTalk Edge Gatewayソリューションが、今日の世界のモノのインターネット(IoT)市場におけるトップ企業、技術、製品を評価する大手市場情報機関であるIoTブレークスルーが実施する第6回IoTブレークスルー・アワード・プログラムの「Industrial IoT Solution of the Year」賞に選出されたと発表しました。

ロックウェル・オートメーションは、2020年に「Industrial IoT Innovator of the Year」、2021年に「Industrial IoT Company of the Year」を受賞し、IoTブレークスルーアワードを複数回受賞しています。

FactoryTalk Edge Gatewayにより、製造メーカは情報に基づいた意思決定を行なうために必要なデータに容易にアクセスし、理解し、活用することができます。このソリューションは、機械、デバイス、オートメーション資産にまたがる産業機器データの収集、コンテキスト化、整理をソース自体で簡素化および自動化し、当初から高いデータ整合性を実現します。また、企業レベルでエッジからクラウドへのIT/OTコンバージェンスを推進するための適切な基盤を提供し、情報に基づく意思決定を実現します。

FactoryTalk Edge Gatewayソフトウェアは、産業用ソースと制御またはオートメーションシステムからのデータを統合します。さまざまなクラウド、産業用IoT、ビッグデータアプリケーションと統合することができます。また、オートメーション業界の相互運用性標準であるOPC-DAを使用して、KEPServer Enterpriseのデータにアクセスし、サードパーティとの接続を実現します。これにより、オペレーションの洞察を最大化し、ビジネスの360度ビューを提供し、ITアプリケーションのための単一の統合ソリューションでデータ取り込みを簡素化および自動化します。

ロックウェル・オートメーションのソフトウェア&コントロール担当バイスプレジデントであるブライアン・シェパードは次のように述べています。「製造工程と機械が生み出す膨大な量のデータは、適切な場所、適切なコンテキスト、適切なタイミングで、分析、機械学習、コネクテッドワーカー体験、デジタルツインなど、潜在価値の新たなソースを解き放つことができます。FactoryTalk Edge Gatewayソフトウェアは、意思決定のための高信頼性デジタル基盤を構築する方法で、OTデータの収集、コンテキスト化、整理を簡素化します。この基盤と新しい洞察を発見する能力こそが、製造メーカの業績目標の達成を支援します。」

IoTブレークスルーアワードの使命は、産業用および企業用IoT、スマートシティ技術、コネクテッドホームおよびホームオートメーション、コネクテッドカーなど、さまざまなIoTカテゴリにおいて、世界中の革新者、リーダ、ビジョナリーたちを表彰することです。今年は、世界中の企業から3,850件以上のノミネートがありました。

IoTブレークスルーのマネージングディレクターであるジェームス・ジョンソン氏は次のように述べています。「産業界の企業は、異種ソースから業務データを収集し、ソースからITレイヤまで関連するコンテキストを追加するのに苦労しています。このため、企業レベルでは、ゲームを変える可能性のある洞察を見出すことができません。FactoryTalk Edge Gatewayは、最も重要な場所であるエッジにおいて、重要なコンテキストでOTデータを強化するだけでなく、柔軟な共通情報モデルでITアプリケーションに提供するため、産業界は競争優位のための重要な洞察を導き出すことができます。そのため、「Industrial IoT Solution of the Year」に選出されました。ロックウェル・オートメーションの皆様、3年連続の受賞おめでとうございます。」

さらに、FactoryTalk Edge Gatewayは、コントローラから高速で状況に応じた説明に変換されたOTデータを自動的に検出し、制御エンジニアが設定できる論理的で共通の情報モデルにパッケージ化します。この共通情報モデルは、類似した組立ラインのセットアップを加速させ、サードパーティのデータでリッチ化することが可能です。また、オンプレミスまたはクラウドアプリケーションにマッピングして簡単に利用することができ、IT/OTコンバージェンスを加速させることができます。
 

センシアは石油&ガス産業向け計量監視システムのマーケットリーダであるスウィントン・テクノロジー社を買収

石油&ガスの生産、輸送、処理におけるオートメーションのリーディングカンパニーであるセンシアは、石油&ガス産業における計測監視システムおよび計測専門技術のマーケットリーダであるスウィントン・テクノロジー社を買収したことを発表しました。この買収により、スウィントン・テクノロジー社の製品とソリューションがセンシアのポートフォリオに組み込まれ、センシアの計測機会や計測分野の専門知識が拡大し、お客様のデジタルトランスフォーメーションの実現を加速させることを支援します。

ロックウェル・オートメーションとシュルンベルジェの合弁会社であるセンシアは、石油&ガス産業全体のプロセスやワークフローを自動化するためのハードウェア、ソフトウェア、システム、石油技術に関する専門知識を提供しています。スウィントン・テクノロジー社のシステムは、石油&ガスのサプライチェーン全体を通じて、会計/財務取引のための測定データを生成します。この買収により、センシアは、シュルンベルジェが提供する計測ビジネスに組み込むことができる、市場をリードする資産を手に入れることができます。

センシアの最高経営責任者(CEO)であるアラン・レントカム氏は次のように述べています。「計測は石油&ガスオートメーションの核心であり、財政計測はお客様の収益、課金、損失管理を行なうための仕組みです。お客様は、自動化、計測、デジタルソリューションを統合したものを求めており、スウィントン・テクノロジー社は、計測システム市場におけるセンシアの成長を拡大させる技術と専門知識を提供してくれます。」

スウィントン・テクノロジー社の取締役社長であるベン・リーチ氏は次のように述べています。「パフォーマンス向上のために計測データシステムのアップグレードを必要とする大規模な顧客設置ベースが存在します。また、監視機能を持たない計測システムプロバイダも存在します。グローバルな展開と石油&ガスに関する専門知識を持つセンシアは、今後この市場により良いサービスを提供できるようになるでしょう。センシアの傘下で、スウィントン・テクノロジーの製品とソリューションが市場シェアを向上させることを確信しています。」

スウィントン・テクノロジー社は、石油&ガス産業向けの監視計測コンピュータシステムの専門システムインテグレータです。スウィントン・テクノロジー社が提供するのは、石油&ガスのサプライチェーン全体に展開される中規模から大規模な測定パッケージからの財政/金融情報のための高統合制御および分析システムです。同社のソフトウェアは、データの完全性、トレーサビリティ、規制・契約・国際標準への準拠を備えています。

スウィントン・テクノロジーは、センシアの会社であるスウィントン・テクノロジーとして知られるようになります。

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ロックウェル・オートメーションとサイティバ社がバイオ医薬品業界における自動化プラットフォームの加速化に向けて協業

両社は中国・上海にオートメーション&デジタル・トランスフォーメーション・センターの建設を計画

ロックウェル・オートメーションは、業界のデジタルトランスフォーメーションを加速するために、世界的なライフサイエンスのリーダであるサイティバ社との協業を開始したことを発表しました。今回の新たな協業は、サイティバ社が2019年に公約した中国への投資を深めるとともに、2019年から実施しているロックウェル・オートメーションとサイティバ社の関係を強化するものです。サイティバ社は、クラス最高の分散制御システムの提供を推進するために、OEMパートナとしてロックウェル・オートメーションのPartnerNetworkプログラムに参加しました。

ロックウェル・オートメーションとサイティバ社は、バイオマニュファクチャリングとオートメーションに関する両社の専門知識を結集し、効率的で柔軟性のあるスケーラブルなプラットフォームを構築します。このコラボレーションの一環として、両社は上海にオートメーション&デジタル・トランスフォーメーション・センターを建設し、デモンストレーションやトレーニングなどを共同で実施します。

ロックウェル・オートメーションの中華圏担当リージョナル・バイス・プレジデントであるイアン・シーは次のように述べています。「スケーラブルでサステナブル(持続可能)な開発は、私たちの会社にとっても、業界全体にとっても、最も重要なことです。私たちのソリューションは、ワクチン製造のためのスケールアップや、個別化された医薬品の小ロット製造のためのスケールダウンに柔軟に対応します。」

サイティバ社の中華圏担当ゼネラルマネージャであるリーファ・イー氏は次のように述べています。「業界がより自動化された製造ソリューションに向かっている中、私たちが協力することで、デジタル指向の研究開発と合理化された生産を中国だけでなく世界中で実現することができます。私たちの共同作業により、変革をもたらす医薬品の開発と提供が加速され、コストが削減され、最終的には必要としている患者さんにより多くの医薬品をお届けすることができます。」

ロックウェル・オートメーションとサイティバ社は、サイティバ社のFigurate自動化プラットフォームを中国だけでなく、世界的にも推進していきます。ロックウェル・オートメーションが提供する一連の製品は、アイデアからインジェクションまで、サイティバ社の幅広いソリューションを強化します。このコラボレーションは、より強力な統合、データ収集、分析を可能にします。その結果、コアデータ管理が可能な標準化された製造プラットフォームが実現します。

また、両社は、スウェーデンのウプサラにTesta Centerをはじめとする複数のセンターを設置し、お客様の医薬品開発プロセスを支援しています。両社は、IIoT (産業用モノのインターネット)やAR (拡張現実)などの先進技術を適用して、製造プロセス全体の接続性を高める方法を模索しています。ロックウェル・オートメーションとサイティバ社は、工場の現場管理のための革新的なソリューションを進行中で、バイオ製薬会社のデジタルソリューションの有望な未来を確立しており、オペレータのトレーニングと効率の向上、バッチレビューのスピードアップ、機器管理の合理化、効率の強化を支援しています。

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