ロックウェル・オートメーションとアクセンチュアのインダストリーX.0が協力して産業クライアント向けのデジタルソリューションを作成
ロックウェル・オートメーションとアクセンチュアのインダストリーX.0は、産業クライアントが既存の製造ソリューションを超えてコネクテッドエンタープライズ全体を変革するのを支援するのにデジタル製品の開発計画を発表しました。
このエンゲージメントは、両社の専門知識を活用して、産業サプライチェーンの最適化のための新しい機能を提供するように設計されています。お客様に単一の信頼できるデジタルソリューションプロバイダを提供することで、このコラボレーションによって、クライアントは産業用モノのインターネット(IIoT)をより効果的に活用し、最終的に測定可能な成長成果を促進できるようになります。
これらのタイプのデジタル製品に対する業界の最初のフィードバックに勇気付けられて、両社は産業バリューチェーンに沿って価値を生み出すソリューションとサービスの開発に協力し始めました。これまでのコラボレーションにより、初期段階の成功の中でも特に、サプライヤコストの最適化と製品の正確な動きを追跡する能力、特に、成長を求めている企業にとって特に重要な2つの投資分野においての向上を目的としたサプライチェーン管理のプロトタイプが得られました。
ロックウェル・オートメーションの会長兼最高経営責任者(CEO)であるブレイク・モレットは次のように述べています。「お客様は、ソフトウェア、製品、ソリューションに投資する際に、測定可能なビジネス成果を求めています。私たちは、アクセンチュアと協力して、産業企業が投資の経済的利益を定量化し、この価値を迅速かつ大規模に獲得できるように支援します。チームを組むことで、複雑さを軽減し、リスクを軽減し、企業全体の包括的な専門知識により、より良い結果を達成します。」
ロックウェル・オートメーションは、FactoryTalk InnovationSuite IIoTソフトウェアや分析ソリューションなど、業界をリードする産業オートメーション技術と専門知識を提供します。また、ネットワークサービス、運用技術のセキュリティ、アプリケーションの開発、インストール、統合、およびサポートも提供します。
アクセンチュアは、コンサルティング、分析、アプリケーション開発、システム統合、変更管理、サポートなどのエンタープライズビジネスおよび技術機能を提供します。
Accenture Digitalのグループ最高責任者であるマイク・サトクリフ氏は、次のように述べています。「成長を望む産業企業には、より高速で効率的な生産および運用プロセスが必要です。これらのプロセスでは、新しいタイプの製品とサービスを開発できるようにする必要もあります。ロックウェル・オートメーションとのコラボレーションにより、デジタルソリューションとサービスが提供され、クライアントがこのエンタープライズ変革を達成するのに大いに役立ちます。」
ロックウェル・オートメーションは、ガートナー社の「製造実行システム(MES)分野のマジック・クアドラント」におけるリーダーに選出
前のレポートと比較して、会社は両方の軸の位置を改善
ロックウェル・オートメーションは、ガートナー社の「製造実行システム(MES)分野のマジック・クアドラント」におけるリーダーに2年連続で選出されたことを発表しました。2018年のレポート以来、ロックウェル・オートメーションは実行能力とビジョンの完全性の両方においてリーダークアドラントでの位置向上に努めてきました。このレポートでは、15の異なる要素にわたる基準で16のベンダーを評価しました。
ロックウェル・オートメーションのエンタープライズアカウント&ソフトウェア担当副社長であるジョン・ジェノベシは次のように述べています。「今年のガートナー社の「製造実行システム(MES)分野のマジック・クアドラント」におけるリーダーとしてロックウェル・オートメーションを選出していただけたことは、産業部門でのデジタルトランスフォーメーションをサポートするためのビジョンとイノベーションの正当性を証明するものと信じています。企業として、私たちはお客様の多様なデジタルジャーニーをサポートし、運用データを活用してチームを強化し、工場フロアを高度に最適化されたスケーラブルな生産管理環境に変換する方法を強化します。この承認を受け、世界中の広大な顧客ベースからの肯定的な声明を聞いて非常にうれしく思います。」
FactoryTalk InnovationSuiteは、急速に成長している産業用デジタルトランスフォーメーション市場を加速するために開始され、MES/MOM、分析、IoT、拡張現実(AR)、AIを統合されたモジュール式で提供します。
ロックウェル・オートメーションのガートナー社の「製造実行システム(MES)分野のマジック・クアドラント」におけるリーダーのポジションについてはこちらをご覧ください。
Automation Fair 2019において戦略的パートナシップを発表
ロックウェル・オートメーションは新しいデジタル・パートナ・プログラムを開始
ロックウェル・オートメーションは、第27回Automation Fair 2019での記録的な出席を祝い、コネクテッドエンタープライズの命を吹き込むための主要なイノベーションとソリューションをたたえる
ロックウェル・オートメーション(NYSE: ROK、本社:米国ウィスコンシン州ミルウォーキー)は、PartnerNetworkのメンバーであるパートナ企業と共に、11月19日から20日に米国イリノイ州シカゴで開催された「Automation Fair 2019」において、デジタル・パートナ・プログラムを発表しました。業界をリードするこのパートナプログラムは、ロックウェル・オートメーションがお客様に提供するソリューションを簡素化し、デジタル分野における専門性とトランスフォーメーション能力を高めるものです。
この新しいプログラムを堅固なものにしているのは、Automation Fair 2019で発表された新たな提携企業であるアクセンチュア、アンシス、EPLANとのコラボレーションと、マイクロソフト、PTCといった従来の戦略的パートナ企業との提携の強化です。デジタル・パートナ・プログラムの協業的なアプローチによって、お客様は産業用モノのインターネット(産業用IoT)をより効果的に活用できるようになり、測定可能な成長を成果として得ることができます。
この新しいプログラムを通じ、お客様は業界アドバイザーの助言を得ながら自社のデジタルイニシアチブのロードマップを作成するとともに、デジタルツイン、未来の工場、コネクテッドワークフォース(従業員の業務効率改善)といった産業用IoTの概念が稼働時間や効率性をどのように改善できるかについて確認することができます。デジタルイニシアチブの導入中に、業界のリーダー的企業の統合的なハードウェア、ソフトウェア、ターンキーシステムを利用して、業績の改善と既存の資産の有効活用を図ることができます。
ロックウェル・オートメーションの会長兼最高経営責任者(CEO)であるブレイク・モレットは次のように述べています。「ビジネスのあらゆるレベルをシームレスに連携し、未加工データを強力な知見に変換するには、機器の統合とデータの標準化が必要です。これを1社だけで実現できるベンダーはなく、企業が求めているのはむしろ、適切な専門知識と技術を兼ね備えた実績ある複数のパートナによって構築されたエコシステムであり、それによって人の能力を拡大することです。当社の活動をマイクロソフトやPTCといった従来の戦略的パートナ企業と共に拡張することに加え、その取り組みにアクセンチュア、アンシス、EPLANのような新たなパートナ企業を迎えることを誇りに思います。」
また、今年のAutomation Fair2019は、業界関係者を中心とする来場者数が過去最高を記録し、コラボレーションやネットワーク強化の機会と、産業オートメーションの最新のイノベーションについての情報を提供しました。開催2日間にわたり、19,000を超える世界中の製造業者、機械・装置メーカ、イノベータが集まり、最新の技術開発についての情報を得るとともにデジタル化、サイバーセキュリティ、技能継承、STEM (Science, Technology, Engineering and Mathematics)教育など、現在の製造業の動向に影響を与えている業界のトレンドについて意見を交しました。
さらに、デジタル・パートナ・プログラムの発表に加え、インドのインテグレータ企業であるMESTECHの買収など、ロックウェル・オートメーションによる最近の一連の発表についても言及しました。
ロックウェル・オートメーションのアジア太平洋地域社長であるジョセフ・スーサは次のように語っています。「ロックウェル・オートメーションの原動力は人の可能性を広げることであり、当社の投資内容やと提携パートナ企業にそれが表れています。当社はパートナ企業と比類ない関係を築いており、共に活動を拡大する機会を常に模索するとともに、新たなパートナ企業を当社のエコシステムに迎えています。自動化されたコネクテッドイノベーションを通じ、お客様の潜在的な可能性を広げて生産性を向上することが当社の役割ですが、複数の関係企業の技術と専門知識を結合することで、このプロセスを加速することができます。
特に、アジア太平洋地域のように多様性に富んだ地域においてお客様にとって最も効率的で有効なソリューションを構築するためには、パートナ企業の存在は不可欠です。当社は長年にわたりMESTECHと提携してきましたが、この度、同社を買収したことで、当社の能力は一段と拡大しました。当社はアジア太平洋地域において、2020年に向けた意欲的な計画を掲げています。MESTECHの買収によって新たな専門知識が加わったことで、さらに多くのお客様に対して、より速やかな作業を可能にするソリューションを提供していくことができます。」
デジタル・パートナ・プログラムは、ロックウェル・オートメーションのPartnerNetworkプログラムの一部です。