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Automation Today第59号

ニュース&イベント

アジア太平洋地域におけるロックウェル・オートメーションの最新のニュースとイベントについて説明します。

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ロックウェル・オートメーション: 2019 IoTブレークスルー・アワード・プログラムにおける総合IoTカンパニー・オブ・ザ・イヤー)受賞

IoTブレークスルーアワードは優れたモノのインターネット(IoT)企業および製品を評価

グローバルなモノのインターネット(IoT)市場において業界をリードする企業、テクノロジ、および製品を評価する独立法人であるIoTブレークスルーは、専業としては世界最大の産業用オートメーションと情報ソリューション企業であるロックウェル・オートメーションを2019 IoTブレークスルー・アワード・プログラムの「総合IoTカンパニー・オブ・ザ・イヤー」の受賞者に選出したことを発表しました。

IoTブレークスルー・アワード・プログラムの目的は、世界中のイノベータ、リーダ、企業家たちを評価することであり、そのIoTの分野はコネクテッドホーム、ホームオートメーション、産業および企業向けIoT、スマート・シティ・テクノロジ、コネクテッドカーなど多岐にわたります。今年のプログラムには、世界中の企業から3,500を超えるノミネートがありました。

IoTブレークスルーの最高業務責任者であるジェームス・ジョンソン氏は次のように述べています。「私共の『総合IoTカンパニー・オブ・ザ・イヤー』では、スマートホーム技術者から産業用ソリューションプロバイダまで、すべてのIoTカテゴリからのノミネートを対象としています。今年、この賞をロックウェル・オートメーションが受賞した決め手は、革新的で実績のある産業用モノのインターネット(IIoT)ソリューション、パートナシップ、および投資を優れた方法で結びつけたことです。ロックウェル・オートメーションによるIoTソリューションの製品ラインには、人工知能、拡張現実、その他の高度なIoTアプリケーションにおける最先端のテクノロジが採用されており、ロックウェル・オートメーションはデジタルトランスフォーメーションとコネクテッドエンタープライズ実現の最前線を担う企業であると言えます。ロックウェル・オートメーションの目覚ましい成果、ならびに2019 IoTブレークスルーアワード受賞の栄誉に輝かれましたことをお喜び申し上げます。」

ロックウェル・オートメーションの会長兼CEOであるブレイク・モレットは次のように語ります。「ロックウェル・オートメーションは、最良の産業用オートメーションと最新のデジタル技術を組み合わせることで、当社のお客様にかつてないほどの生産性とサステナビリティをもたらすことに真摯に取り組み、コネクテッドエンタープライズを実現しています。人、プロセス、そしてテクノロジを融合し、よりスマートでより緻密に接続された産業用モノのインターネット(IIoT)ソリューションを身近な存在にする当社の弛まぬ努力が、IoTブレークスルーによって評価されたことを誇りに思います。」

ロックウェル・オートメーションは、お客様のパフォーマンス最大化、イノベーションの進化、およびオペレーションの改善を支援するよう設計されたIoTソリューションを含む、非常に特色のある統合制御機能および情報製品ラインを提供します。広範なIoTソリューション製品ラインを備え、PTCの10億ドル規模の株主となることで、ロックウェル・オートメーションは業界で最も包括的かつ柔軟なIoT製品を産業界に送り出しています。

ロックウェル・オートメーションは2019 IoTブレークスルー・アワード・プログラムにおける総合IoTカンパニ・オブ・ザ・イヤーを受賞

ロックウェル・オートメーションがウォール・ストリート・ジャーナルの上位250社のリストにランクイン

最も効率的に運営された企業を判別する際にピーター・ドラッカーが用いた原則に基づいた、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の年間ランキングにおいて、ロックウェル・オートメーションが経営トップ250社にリストアップされました。当社は61位にランキングされ、Amazon、Apple、Cisco、Microsoft、IBMといった名だたる米国企業とともに上位4分の1にランクインしました。

クレアモント・グラデュエイト大学Drucker Instituteの研究者たちは、5つのカテゴリの752の企業を対象にランク付けしました。このランキングの上位3分の1が、経営トップ250社です。経営トップ250社にリストアップされたことは、大変名誉なことです。

ロックウェル・オートメーションがウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の上位250社のリストにランクインしました。

ロックウェル・オートメーションがEmulate3D社を買収

ロックウェル・オートメーションは、産業用オートメーションシステムをデジタルにシミュレートおよびエミュレートする製品を開発する革新的なソフトウェアデベロッパであるEmulate3D社を買収しました。システムプランニングと意思決定を改善する正確なシミュレーションモデルを使用するとともに、設置前に制御システムをテストするエミュレーション試験を実施するEmulate3D社のソフトウェアにより、製造やオートメーションのコスト発生および最終設計の決定に先立ち、お客様は機械やシステムの設計を仮想的にテストできます。

ロックウェル・オートメーションのアーキテクチャおよびソフトウェア分野のシニア・バイス・プレジデントであるフラン・ヴォダルチクは次のように語ります。「私たちは、Emulate3D社のソフトウェアによって当社のお客様にチャンスがもたらされることを楽しみにしています。お客様は、デジタルマシンのプロトタイプ化や仮想立ち上げによって市場投入に要する時間を短縮し、運用上の生産性を向上することが可能になります。この買収は、コネクテッドエンタープライズ実現のためのロックウェル・オートメーションによるもう一つの投資です。」

Emulate3D社のグローバルセールスおよびマーケティングディレクタであるイアン・マクレガー氏は次のように述べています。「従来、ロックウェル・オートメーションのEncompassパートナであった当社は、ロックウェル・オートメーションとそのお客様との素晴らしい業務関係を築き上げました。当社は新しいオーナシップの下、これらの関係性を継続できることを喜ばしく感じています。ロックウェル・オートメーションの機器と当社のエンジニアリングソフトウェアは、今日の変化が激しい、技術的に高度な製造環境において、お客様のニーズにより適切に対応する素晴らしい機会を提供します。」

ロックウェル・オートメーションは、Emulate3D社のテクノロジを自社のデジタル設計製品ラインに加え、自動車、物流、マテリアルハンドリング、その他産業アプリケーション向けのソリューションを提供します。ソフトウェアはFactoryTalk DesignSuiteの一部として、ロックウェル・オートメーションによりEmulate3Dとして販売されます。

ロックウェル・オートメーションは、Emulate3D社のテクノロジを自社のデジタル設計製品ラインに加え、自動車、物流、マテリアルハンドリング、その他産業アプリケーション向けのソリューションを提供します。

中国でのビジネスを変える

ドライブの納品期間を45日から8日に短縮

中国の製造業が急速に成長する中、より高出力のドライブを必要とするお客様が増えています。

この拡大するニーズに応えるため、当社の上海工場が中国市場向けに高出力で低圧(LV)のPowerFlex 755ドライブを製造するための組立てラインである、コンフィギュレーションセンターをオープンしました。PowerFlex 755シリーズのドライブは、重工業でよく使用される複雑なアプリケーションに適しています。今回のセンター設立により、お客様はカスタマイズされた高出力のLVドライブをたった8日(以前は仕様によっては45日)で受け取ることができるようになります。

昨年末、上海で開かれたリボン・カット・セレモニーにおいて、Rockwell Automation Greater China社長であるイアン・シーは次のように述べました。「当社が中国にコンフィギュレーションセンターを立上げることで、中国でドライブ製品の50%以上を生産できるようになります。これは当社全体の戦略の変革であり、カスタマイズされたインテリジェントでコンパクトな製品を提供するための一歩を踏出したことを意味します。」

中国で構成を行なうことでカスタマイズが容易に

ロックウェル・オートメーションは、中国に2,000人以上の従業員、34の営業所、2つのOEMアプリケーション開発センター、そしてハルピンと上海にそれぞれ工場を有しています。さらに、当社は上海にR&Dセンター、大連にソフトウェアセンターを設立しています。ロックウェル・オートメーションは、中国において15年にわたりドライブを製造してきました。

グローバルパワー制御事業副社長兼ジェネラルマネージャであるボブ・バターモアは、過去30年にわたり、ロックウェル・オートメーションが中国の多くのお客様の工場建設や従業員教育を支援し、生産、製造、R&D、およびエンジニアリングのデジタルトランスフォーメーションを可能にするソリューションを提供してきたと指摘します。

バターモアはさらに次のように述べています。「中国の市場は、今や米国に次ぐ規模であり、世界中でその影響力を拡大しています。今回の新規投資は、全体的な生産時間短縮を可能にし、特に製紙業、鉱業、石油&ガス、およびセメント産業といった重工業での複雑かつ大規模なアプリケーション向けのより競合力の高い製品ラインアップを提供することで、顧客満足度を向上させるという一層、明確な成果を提供します。」

Rockwell Automation on the Move

毎年行なわれているRockwell on the Move (RAOTM)ですが、2019年最初のRAOTMが1月22日にインドのカルナータカ州バンガロールにおいて開催されました。このイベントでは、インドが2025年までに製造業総生産高を3倍、粗付加価値(GVA)ベースで1兆ドルにすることを目指す場合、Industry 4.0テクノロジへの大幅な転換が必要であることが強調されました。

ロックウェル・オートメーションは、この野心的な目標を達成するには業界が一丸となって取組む必要があると考えています。当社は垂直産業業界で最高水準の製造ソリューションを開発、実装、サポートすることに重点を置き、企業が相互に協働するネットワークに地域の製造メーカがアクセスできるよう、インドでのPartnerNetworkをさらに拡大することで、主導的な役割を果たしています。

Rockwell Automation Indiaの代表取締役社長であるディリップ・ソウホニーは、次のように述べています。「当社は、インド初となるパートナ企業のIndustry 4.0エコシステム構築を主導したいと思っています。このエコシステムを活用し、機械の状態を分析して故障を事前に回避し、生産性のみならず品質やコンプライアンスパラメータも改善する、コネクテッドエンタープライズ向けのソリューションを開発します。」

従来から、ロックウェル・オートメーションはインドにおいてL&T、Cisco、Microsoft、およびWipro Infrastructure Engineeringと提携し、スマート・マニュファクチャリング・ソリューションを開発しています。

ロックウェル・オートメーションのアジア太平洋地域の社長であるジョセフ・スーサは、次のように補足します。「世界的にデジタル化に伴う混乱は不可避です。世界での競争力を維持・向上させるには、インドの製造メーカはIndustry 4.0の採用を加速させる必要があります。この点においてインドはなすべきことが多くありますが、Industry 4.0のITサービス分野での長所を活用し、スタートアップ分野でのベンチャーの起業精神を掘り起こすことで、デジタルトランスフォーメーションを促進することができます。」

ロックウェル・オートメーションは今回のインドでの成功を皮切りに、年内に次の3都市(タイ、バンコク(3月5日)、インドネシア、ジャカルタ(4月30日)、中国、天津(5月15-16日))でもRAOTMを開催します。

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