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Automation Today第58号

ニュース&イベント

アジア太平洋地域におけるロックウェル・オートメーションの最新のニュースおよびイベントについて説明します。

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ロックウェル・オートメーション開催のオートメーションフェア2018にて、「Expanding Human Possibility (人の可能性を広げる)」を目指す新ブランドと革新的なソリューションを発表

オートメーションフェア2018 (ロックウェル・オートメーションおよび同社のPartnerNetwork主催で、11月14日から15日にかけてペンシルベニア州フィラデルフィアで開催)では、同社の新ブランドの公開やお客様向けの革新的ソリューションに関する発表が行なわれました。

新しいコーポレートメッセージ「Expanding Human Possibility (人の可能性を広げる)」は、組織全体にわたって人と機械、およびデータをデジタルに接続することにより、ロックウェル・オートメーションが重点を置くコネクテッドエンタープライズとその方法を実現し、製造メーカでの効率性と生産性の向上をサポートします。

ロックウェル・オートメーションの会長兼最高経営責任者(CEO)であるブレイク・モレットは次のように述べています。「ロックウェル・オートメーションの新しいブランドは、当社の従来技術を基盤として構築され、高度な製造技術において人間が果たす中心的役割に重点を置いています。これは事業の業績を最大化し、技術革新を助長し、成長を促進することに役立つ当社の取り組みを明確に示しています。オートメーションフェアでは、当社はパートナと協力し、コネクテッドエンタープライズを実現し、お客様の事業の効率性、迅速さ、生産性の向上を可能にする方法を実証しました。」

ロックウェル・オートメーションの新しいブランドは、コネクテッドエンタープライズを実現するための当社の断固たる取り組みを明確に示しています。当社とPartnerNetworkメンバーの専門知識を組み合わせることにより、革新的な新ソリューションを市場に送り出し、お客様のIndustry 4.0達成を支援します。

オートメーションフェア2018では数千社ものグローバルな製造業界の大手企業がフィラデルフィアに集まって最新のテクノロジを体験し、デジタル化やサイバーセキュリティ、女性のリーダシップ、スキルギャップ、STEMなどの製造業を取り巻く現在の状況に重大な影響を及ぼす業界のトレンドについて話し合いました。

また、オートメーションフェアではロックウェル・オートメーションとPartnerNetworkメンバーの革新的な新ソリューションであるFactoryTalk InnovationSuiteとMetsoMetricsも発表されました。これらのソリューションは、組織内の情報を活用することによって価値を創造し生産性を向上させることを目的に設計されています。

ロックウェル・オートメーションのアジア太平洋地域の社長であるジョセフ・スーサは、次のように述べています。「ロックウェル・オートメーションの新しいブランドは、コネクテッドエンタープライズを実現するための当社の断固たる取り組みを明確に示しています。当社とPartnerNetworkメンバーの専門知識を組み合わせることにより、革新的な新ソリューションを市場に送り出し、お客様のIndustry 4.0達成を支援します。」

「アジア太平洋地域は、きわめて多様で変化の激しい市場です。当社の全ソリューションは、お客様がこれまで以上に深く事業を洞察し、どのような市場であっても確実に成功の準備を整え、そこで直面する事業または業界固有の条件を克服することができます。」

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コラボレーションとその推進 - シンガポールのカスタマ・エクスペリエンス・センターでコネクテッドエンタープライズを実体験

見るだけでは、その内容の35%しか記憶されません。

しかし実行した場合は、その知識の75%が保持されます。

コンセプトが実用化されているのを見ることは良いことです。しかしコンセプトを体験することのほうがはるかに役に立ちます。シンガポールにある当社のカスタマ・エクスペリエンス・センター(CEC)では、両方を行なうことができます。2018年にシンガポールに設立されたCECは、包括的な最先端のスペースを提供します。この施設は、お客様がスマートマニュファクチャリングの機会を対話的に体験し、ロックウェル・オートメーションとのコラボレーションを通じて将来的なビジネスニーズを革新する理想的な環境を提供できるように設計されています。

アジア太平洋地域のインダストリマネージャであるアベイ・ダービーは次のように述べています。「種子から販売棚に置かれるまで製品取り扱う国際的農業企業が当社のCECを訪問しました。この訪問前に、この企業はコネクテッドエンタープライズとは、どういうものかということをいくらか知ってはいましたが、このコンセプトを実現する方法は知りませんでした。デモとプレゼンテーションの後に、同企業は当社がデジタル化実現のための最適なパートナであると確信しました。当社はパイロットプロジェクトを受注し、その後にベトナムのプラント全体を対象にした類似の発注を受けました。最初のプロジェクトの成功により、同企業はスペインで別のプロジェクトを発注し、シンガポールの2社のメンバー企業をスペインの施設に派遣し、長期的提携の可能性について現地調査を実施させました。」

調査が示す産業安全、セキュリティ、オペレーションの改善の関連性

LNS Researchによる調査で、製造メーカが生産性向上に安全成熟度を使用していることが判明

LNS Researchの調査によると、製造メーカは、リスクの軽減だけでなく、生産性および収益性の向上のためにも安全対策を採用しています。この調査で、安全に関する事故を防止し、業績を上げるために、企業は安全成熟度の3つの中核要素である安全文化、手順、および技術を取り入れていることがわかりました。また、リスク管理には、安全リスクとセキュリティリスクの両方が含まれることがますます多くなってきています。

安全文化の観点から見ると、この調査では、安全のすべての局面を改善するためにEHS (環境、健康・衛生、安全)、オペレーション、およびエンジニアリングが連携している企業では、連携していない企業よりも平均事故発生率が15%低下しています。また、全社的に安全に関する連携が機能している企業では、納期遵守率が12%も向上しています。

技術面では、製造業の75%が高度な安全技術を採用した結果、オペレーションの改善が見られたと回答しています。同様に、回答者の60%が、高度な安全技術の採用により財政面の改善も達成できたと答えています。

ロックウェル・オートメーションの安全、検知、および接続担当のバイスプレジデントであるリー・レーンは次のように述べています。「LNS Researchの調査によると、その業種で最高水準の製造メーカでは、産業安全の確保が競争上の優位性を確立する道になりつつあります。これらのトップ企業は最新の安全技術を採用し、安全を全社的な価値とし、標準プロセスで安全と生産性を機械に組込む設計をしています。」

2013年に、ロックウェル・オートメーションは安全性能の測定と向上のために、エンドユーザ向けの安全成熟度指数を発表しました。現在、このツールは各分野で多くの大手企業に採用されています。

さらに、ロックウェル・オートメーションは、機械メーカが生産性の向上を実現し、最新の安全規格に準拠した機械を製造することを支援するために、機械メーカ用バージョンも発表しました。

LNSの調査結果は、機械装置メーカ(OEM)が安全性を高めた機械を製造しているという見解も示しています。それは、回答者の20%が安全性能を上げるためには、通常よりも高い料金を払う意志があると回答しているからです。

製造メーカが安全成熟度を使用して優れた運用性を推進するための方法に関する勧告が記載されたLNS Researchの調査の完全な報告書は、こちらからご覧ください。

当社は「Supply Chain to Admire」を受賞

当社は、Supply Chain Insightsにより同業他社よりも優れていると評価されました。

Supply Chain Insightsにより、当社のグローバル・サプライ・チェーン部門(Global Supply Chain organization)が「2018 Supply Chain to Admire」に指名されたのは喜ばしいことです。

Supply Chain Insightsは、サプライチェーンのトレンド、進化する技術、問題となる評価基準を業界のリーダが把握するのを助けるという使命を持ったサプライチェーン調査の専用機関です。2012年に設立されたSupply Chain Insightsの活動は6年に及び、今回は5年目の賞になります。

なぜ当社が受賞したか

当社はSupply Chains to Admireによって、高いレベルの改善、対象となる市場でのすぐれた価値、性能の持続性の向上を推進する業界のリーダであることが明らかになりました。以下の質問への回答が、当社がこの賞を受賞した答えになります。

バランスのとれた製品ラインナップで同業グループに勝る性能レベルを推進し、社内チームにより短時間で改善レベルを進めている公開会社はどの企業でしょうか? (オペレーティングマージン、成長、在庫回転率、そして投下資本利益率(ROIC))。

サプライチェーン機能がバランスシート結果に大きく影響を及ぼすには通常何年もかかり、また、プロジェクトのアウトプットを維持するのが難しいことが多いため、2018年の賞は景気後退後のトレンドを把握するという意図で、2010年から2017年の期間のデータを活用しています。

Supply Chain Insightsは、28の産業部門の655の公開会社の情報を、バランスシートと損益計算書データを使用して比較しました。この方法により、ロックウェル・オートメーションが同業他社の中で最もすぐれていることが判明し、2018 Supply Chains to Admireという名誉ある賞の受賞企業として指名されたのです。

グローバル・サプライ・チェーン部門のバイスプレジデントであるアーネスト・ニコラスは、9月4日の週にフィラデルフィアで開催された今年のSupply Chain Insights Global Summitに出席するのを楽しみにしていましたが、ロックウェル・オートメーションを代表して賞を受けました。受賞時に、アーネストは出席者に当社独自のコネクテッドエンタープライズを実現する過程について次のように語りました。

「Supply Chain Insightsの「MTM (Metrics that Matter)」の基準は、当社のサプライチェーンなどをはるかに超えたものだと思います。しかし、このサプライチェーン賞により、ロックウェル・オートメーションの企業パフォーマンスが認められました。」さらに印象深いのは、ロックウェル・オートメーションが、このように認めてもらうために投稿したり、申請しなかったことです。

アーネストはさらに言葉を続けました。「この賞により、当社の世界中のサプライチェーンチームの創造性と革新性が認められました。サプライチェーンチームは、意思決定、サプライチェーンへの積極的なアプローチ、献身的な継続的改善への努力によって、当社のお客様と当社にとって価値をもたらす欠かせない存在です。」

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