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プラントの可視化は、PFi社の顧客のリスクを軽減し、自動化ソリューションを最適化

入札プロセスの一環としてシミュレーションを求めるお客様が増える中、Products for Industry (PFi)社は、デジタルツイン視覚化ソフトウェアの幅広い利点を発見しました。

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PFi Managing Director Gavin Dunwoodie, right, with Senior Automation Engineer Jon Watson, left, in their 11,000 square metre facility in Darra, Queensland

課題

  • PFi社のお客様は、新しいプラント自動化ソリューションの導入を希望されることがよくありますが、その際、これらのソリューションが機能するという確信がますます必要になってきています。また、取締役会や最高財務責任者(CFO)に費用を正当化するために、多額の投資に対するリスクを最小限に抑える必要があります。

ソリューション

  • Emulate3D™デジタル・ツイン・ソフトウェアのポートフォリオ - ロックウェル・オートメーションのFactoryTalk® DesignSuiteに含まれる。

結果

  • 完全なプラントの可視化 - Emulate3Dにより、PFi社はグリーンフィールドプロジェクトとブラウンフィールドプロジェクトの両方で、物理的に設置される前に新しいオートメーションの完全なビューを提示することができます。
  • よりスマートなソリューション - Emulate3Dを使用することで、PFi社は、お客様のスペース、時間、ダウンタイム、エネルギー使用量、コストを節約するスマートなソリューションを開発することができるようになりました。
  • リスクの低減 - 新しいプラントの自動化は、大きな投資です。問題を事前に特定し、ソリューションを最適化することで、PFi社のお客様は投資に対するリスクを減らすことができます。
PFi Managing Director Gavin Dunwoodie, right, with Senior Automation Engineer Jon Watson, left, in their 11,000 square metre facility in Darra, Queensland

PFi社のマネージングディレクターであるギャビン・ダンウッディ氏(右)とシニア・オートメーション・エンジニアであるジョン・ワトソン氏(左)、クイーンズランド州ダーラにある11,000平方メートルの施設にて

新しいプラント自動化ソリューションには多額の初期費用がかかることがよくありますが、オーストラリアのクイーンズランドに拠点を置く問題解決型のエンジニアリング会社であるProducts For Industry (PFi)社は、お客様に確実性とリスクの低減を提供する方法を発見しました。

PFi社は、ロックウェル・オートメーションのEmulate3D™を使用して、デジタルツインを作成し、物理的に実装する前に、新規またはアップグレードされた工場を完全に可視化(見える化)します。

3次元CADモデリングと統合された自動化ソフトウェアを使用するEmulate3Dでは、生産工程全体を仮想的にテストすることができ、お客様のスペース、時間、ダウンタイム、エネルギー使用、コストを節約するためにソリューションを最適化するのに役立ちます。

PFi社のマネージングディレクターであるギャビン・ダンウッディ氏は次のように述べています。「私たちのソリューションがどの程度うまく機能するか、どの程度のROIを達成できそうか、そして私たちが業界のベストプラクティスを満たしていることを正確に示すことができれば、本当の意味で競争上の優位に立つことができます。私たちは、入札の際にEmulate3Dソフトウェアを使用して、売り込みの一環として、当社の機械を使用したお客様のオペレーションを可視化しています。」

「Emulate3Dをプロセスに組み込んで以来、お客様が購入前に製品の動作を確認できるため、勝率が向上しました。確かに初期費用はかかりますが、その製品が必要とされる結果をもたらすこと、そして多くの場合、その結果の向上が得られるために、割増料金を支払うことをいとわないのです」と、ダンウッディ氏は付け加えました。

PFi社は、産業界にサービスを提供する地元密着型の企業です。同社は、マシンオートメーション製品、システム、ソリューションで製造メーカをサポートするために、社内の能力をフルに発揮しています。

新しい工場やオートメーションの改修には、PFi社はロックウェル・オートメーションのEmulate3Dを使用して、新しい工場がどのように稼働するかを細部に至るまで正確に示しています。

Emulate3D enables PFi to create an accurate visualisation of customer’s plant and automation equipment, and simulate its operations with true-to-life physics

Emulate3Dにより、PFi社ではお客様のプラントとオートメーション機器を正確に可視化し、実環境に近い物理的な操作でシミュレーションを行なうことができます。

「ソフトウェアに盛り込むことができるディテールがすごいんです。例えば、冷凍食品を扱っている場合、溶けることで結露が発生し、段ボール容器の形状が歪み、コンベアでの移動に影響を与えることをシミュレートすることができます。Emulate3Dを使えば、このようなことをリアルにシミュレーションすることができます。そして、製品の完全性と効率的な配送を確保するために、お客様に別の種類のパッケージを選択するよう奨めることができます。また、当社のエンジニアが、機械やその他の操作変数を微調整して生産量や稼働率を向上させることができると確信した場合も同様です」と、ダンウッディ氏は語ります。
 

ソフトウェアがビジネスの成長を促進

お客様への付加価値として、または入札を獲得するためのツールとしてEmulate3Dを使用するだけでなく、PFi社は自身のビジネスの成長を助けるためにもEmulate3Dを使用しています。わずか7年前には、PFi社の従業員は26人でしたが、現在では250人以上になっています。

ダンウッディ氏は、同社の力強い成長の鍵は、評判管理とスタッフの定着にあると話しています。「Emulate3Dによって、ソリューションを提供する前にテストを行なうことが可能になりました。つまり、私たちは常に、動作が証明された高品質のソリューションだけを提供しており、これは、業界で優れた評判を維持していることを意味します。」

「さらに、私は常々、スタッフはあらゆるビジネスの中心であり、スタッフの定着はビジネスの成長に不可欠であると考えています。特にエンジニアリングとオートメーションのスタッフは、最新のツールを使って仕事をしたいと思っています。ですから、Emulate3Dに投資することは、スタッフを維持するための投資なのです」と、彼は述べています。

BECAのパッケージングとマテリアルハンドリング担当シニアアソシエイトであるグレイ・タイソン氏は、入札プロセスにEmulate3Dを参加させることの付加価値を発見しました。「入札プロセスでEmulate3Dを使用することで、提供されるソリューションが明確に可視化され、エンドユーザに最適化されたソリューションを提示する前に、ボトルネックを検証して排除することができました」と、タイソン氏は語ります。

BECAは、産業界で広く利用されているエンジニアリングとプロフェッショナルサービスのコンサルタント会社であり、彼らは自動化ソリューションを必要とする個々のプロジェクトについてPFi社と契約を結んでいます。タイソン氏は、PFi社のような企業は、リスクと、ソリューションがいかに「現実に忠実か」に基づいて選択されるべきであると考えています。「Emulate3Dはお客様のリスクを低減し、システム能力を証明することで、PFi社が仕事を獲得するのに大きく貢献します」と、彼は付け加えました。

PFi uses Emulate3D to tweak machinery or other operating variables to increase production or uptime – and their customers are always excited when they over-deliver

PFi社はEmulate3Dを使用して機械やその他の操作変数を調整し、生産量や稼働率を向上させています。そして、彼らの顧客はいつも、彼らが成果を上げると喜んでいます。

可視化の利点

Emulate3Dのユーザは、デジタルでのマシンの試作によって、ソリューションの市場投入までの時間を短縮し、業務の生産性を最適化することができます。

ロックウェル・オートメーションのアカウントマネージャであるキーガン・フーリハンは次のように述べています。「さらに、バーチャルな試運転も可能で、パンデミック時のアクセス制限を回避するのに役立ちましたし、試運転のためにチーム全員が現地に出向くのにかかる交通費も節約できました。」

Emulate3Dを使用するさらなる利点は以下の通りです。

  • 省スペース – このソフトウェアにより、エンジニアは最適なプラントレイアウトを見つけ、複数のオプションをテストしてから、最適なソリューションに決定することができます。
  • ダウンタイムと初期トラブルの削減 – 最適なプラントレイアウトを作成し、すべてのシナリオをテストすることで、新しいテクノロジを初めて導入する際によくある運用上の問題や初期トラブルを経験する機会を減らすことができます。
  • 省エネルギー – すべての機器のデータを測定することで、プラント全体の最も効率的な運用方法を決定し、結果として電力を節約することができます。
  • 安全と規格への準拠 – このソフトウェアは、エンジニアが最初からすべての関連する安全と業界規格に準拠したソリューションを設計するのに役立ちます。
  • リスクの低減 – 設置前にプラント全体のオペレーションを正確にテストできることは、試運転後にエラーや問題が発生するリスクを大幅に低減することを意味します。
  • スループットと効率の最大化 – 自動化ソリューションは、ほぼ無限の構成で設置できるため、可視化ソフトウェアを使用することで、エンジニアは、どの構成が最もスループットが高く、最も効率の良いオペレーション全体を実現し、最高のROIをもたらすかを判断することができます。
     

「オーストラリアの製造業は成長を続けており、この上昇気流を維持するために、製造メーカは品質、信頼性、再現性、トレーサビリティを提供できるようにする必要があります。Emulate3Dは、これらの品質を達成するために役立っており、私たちの顧客サービスに付加価値を与えています」と、ダンウッディ氏は結論付けています。

 

注: 「入札プロセス」とは、物品/サービスを必要とする組織が、検討のための提案を提出する複数の関係者を招待するプロセスのことである。一般的には、入札依頼書(RFT)と呼ばれる。

公開 2022年7月18日

トピック: Build Resilience Emulate3Dデジタルツイン
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