タイのバイオマス発電所がエネルギー効率を改善

システム統合、エンジニアリング、および技術サポートソリューションの幅広い専門知識を持つタイに拠点を置くバイオマスプラント建設会社は、ロックウェル･オートメーションに発電所の効率を改善するための取り組みについてアドバイスとサポートを求めました。同社は、過去10年間にタイで15のバイオマス発電所を建設しました。これには、 分散制御システム(DCS)を導入したタイで最初の発電所であるグリーン発電所が含まれています。

グリーン発電所では、エンジニアが木材チップなどの廃棄物をテクノロジを使用してエネルギーに変換します。これを最も効率的な方法で行なうために、高いレベルの制御と、エラーのない継続的で信頼性の高いシステムを実現することを望んでいました。また、彼らは工場内のデバイスの接続に焦点を当て、管理職のための洞察に満ちた有用なデータを備えた自動報告システムをセットアップすることを求めていました。
 

現場でサポート

同社は、目標を達成するのに役立つすべてをカバーできる一連のソリューションに関するアドバイスとサポートを求めてロックウェル･オートメーションにアプローチしました。

選択したソリューションには、分散制御システム(DCS)の部品表(BOM)が高可用性の特性を満たしていることを確認するのに役立つプロセス･システム･エステメータ(PSE)設計ツールが含まれていました。DCSとウェブレポート生成システムは、すべての構成が正しく設定されていることを確認するために、プラント施設を訪れたロックウェル･オートメーションのテクニカルチームのオンサイトサポートによって設置されました。

プラントは、PlantPAx^®、プロセス･オートメーション･システム、PowerFlex®の自動デバイス構成、およびVantagePointのウィジェットライブラリを含む統合アーキテクチャを活用して、プラントに関するリアルタイムの関連情報を表示するユーザフレンドリで有意義なウェブダッシュボードを作成しました。