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ロックウェル・オートメーションとRAM Elettronica社が製粉工場で共同開発

製粉工場での事業継続により、小麦粉とパスタが店頭に並び続けることを保証します。

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Aerial view of the RAM Elettronica building in Italy

課題

  • この大規模な最新化プロジェクトは、継続的なオペレーティングシステムへの依存を主な目的として、製粉の大手メーカ向けに開発されました。

ソリューション

  • PlantPAx DCSのハイレベルなライブラリのみを使用して開発された制御および監視システムソフトウェア
  • 監理タスクのためにFactoryTalk View
  • ヒストリアンツールとしてFactoryTalk Historian Site Editionを導入

結果

  • 1カ所の制御室で異なる地域にある5つの工場すべてのパフォーマンスを管理および監視
  • 意思決定をサポートする詳細な分析を実施し、5つの工場の全体的な有効性を高める機会
  • PlantPAxライブラリのおかげで、5つの生産拠点すべてにおけるすべてのユーザとプロセス計測のための制御、監視、および監督技術を標準化
  • 5つの生産拠点間の通信により、スムーズでシームレスなオペレーションを実現

RAM Elettronica社がロックウェル・オートメーションの技術を使用して開発に成功したパイロットプロジェクトが、5つの生産拠点で実施

地中海食の象徴的な製品の1つを生産するサプライチェーンは、止めることができません。もし、石臼の稼働が止まったら、食糧システム全体が危機に陥ります。だからこそ、この業界の企業は、市場の本質的な複雑さだけでなく、守らなければならない千年の伝統も考慮に入れて、絶えず革新を続けようとするのです。

つまり、産業用オートメーションベンダーの選定は、その技術的な貢献はもちろん、何よりもこれらのイノベーションを実現するためのノウハウや専門性を慎重に評価した上で行なわれるのです。この印象的なマルチサイトプロジェクトに、産業用オートメーションソリューションのリーダであるロックウェル・オートメーションと、今日イタリアの製粉所やパスタ工場にある中堅・大規模企業の85%をサポートしているRAM Elettronica社が関わったことは、驚くには値しないでしょう。

RAM Elettronica社は、1974年にヴィンチェンツォ・スカルセッリ氏が設立した電気設備分野の会社を発展させたもので、彼がすべての活動を統合したものです。本社は、古代ローマ時代からイタリアの穀倉地帯とされてきたタヴォリエーレ・デッレ・プグリエ地方に近いアンドリアにあります。現在、本社では約50人が働いており、付帯する業務を含めると100人にまで増えます。20人以上の技術者とエンジニアが、オペレーションの設計と開発だけに携わっています。創立50周年を間近に控え、RAM Elettronica社はシンプルな産業用システムから、国内外の産業用電力システムの導入に至るまで、成長を遂げてきました。

このような専門的な活動に加え、過去20年間は、産業特有の製造プロセスに関する深い知識により、独自のソフトウェアを開発し、産業プロセスの自動化と監視の分野で活動してきました。

RAM Elettronica社のテクニカルディレクター兼セールスマネージャであるリッカルド・スカルセッリ氏は次のように述べています。「創業以来、私たちは主に製粉・パスタ業界向けのオートメーションシステム・機器を扱ってきました。当社は、イタリアの中堅・大規模企業の大半にオートメーションプロジェクトを提供していますが、長年にわたり、製薬や飼料など他の分野でも経験を積んできました。しかし、私たちはイタリア市場だけを見ているわけではありません。なぜなら、私たちのオートメーションソリューションの売上の約20%は海外からのものだからです。」

5つの生産拠点、1つの制御システム

RAM Elettronica社とロックウェル・オートメーションの関係は、2000年代初頭に始まりました。最近では、製粉の大手メーカの大規模な最新化プロジェクトによって、この長期的な協力関係が強化されました。その後、国内の5つの統合拠点でパイロットプロジェクトを実施し、成功を収めました。

RAM Elettronica社による最新化以前、このシステムはWindows XPソリューションと旧式のPLCをベースにしていました。

クライアントの主な懸念の1つは、非標準のソリューションに投資していることでした。スカルセッリ氏は次のように説明します。「このため、ロックウェル・オートメーションの技術のみを使用することにしました。私たちは、ロックウェル・オートメーションの最新のPlantPAx DCSのハイレベルなライブラリのみを使用して、制御および監視ソフトウェアを開発しました。」

これらのライブラリにより、すべてのユーザとすべての施設でのプロセス測定に対して、同じ制御・監視・監督技術の標準化が可能になりました。これにより、IEC 62443-3-3規格の機能要件に準拠したセキュリティアプローチも保証されました。

「この工場は、ソフトウェアの内容もハードウェアも非常に大きいため、世界トップクラスのコントローラを使用してプラットフォームを構築しました。システムの複雑さは、3000以上のI/Oと約15000のタグが印象的です。」具体的には、新しいオートメーションプラットフォームはAllen‑BradleyのGuardLogix® SIL 2/PL dコントローラをベースにしており、システムの安全機能を実現しています。すべての拠点で、ロックウェル・オートメーションが提供するマルチプラットフォーム産業用データセンター(IDC)の1つのサーバを共有し、データを交換することで、プラントフロアでのリアルタイム制御と即時対応を可能にし、サービス継続の面でも多くの利点をもたらしています。

監視業務にはFactoryTalk® Viewソフトウェアを使用し、ヒストリアンツールとしてFactoryTalk Historian Site Editionを導入しました。

スカルセッリ氏は次のように述べています。「すべてのデータを管理するために単一のプラットフォームを使用することで、お客様は外部ソフトウェアを通じて5つの施設の分析を実行することができます。そのために、FactoryTalk Viewに常駐するHistorianツールを活用することで、必要なデータ集計をタイムリーに実行することができます。」

その結果、すべてのプラント監視、ヒストリアン、およびデータ集計操作は、ロックウェル・オートメーションのソフトウェアスイートに基づいて行なわれ、追加のコード開発は必要ありません。

RAM Elettronica社は、すべてのデータ、制御、可視化リソースを集中化するという目的の一環として、新しいシンクライアントHMIとモバイルデバイスに複数のアプリケーションインスタンスを可視化するロックウェル・オートメーションのソリューションを導入しています。その目的は、オペレータがさまざまな工場情報システムからデータや手順に完全にアクセスできるようにすることです。

「勝因は、プロジェクト全体として検討し、ロックウェル・オートメーションの技術のみで開発したです。」

これにより、例えば製粉責任者がタブレット端末を持って様々な場所を移動し、資産のパフォーマンスや予定されているメンテナンス手順に関するコンテキスト情報を受取り、すべてThinManagerプラットフォームを通じて表示させることができます。

堅牢な設備

スカルセッリ氏は次のように説明します。「このような大規模な施設では、事業継続性が重要な要件となります。5つの拠点が互いに通信し合っていますが、オペレーションはスムーズでシームレスです。各製粉工場は、それぞれ異なるパスタ工場に供給しています。つまり、工場が停止すると、小麦粉が納期通りに届かなくなる。サプライチェーン全体に支障をきたし、甚大な被害が出てしまうのです。」

そのため、継続的にオペレーティングシステムに依存することが主な目的でした。彼は次のように付け加えています。「そのため、今日この業界の企業は、システムインテグレータを始めとして、真面目で実績のあるプロバイダを探していることが多くなっているのです。「一般的な」オートメーションシステムを提供する能力と、専門性は別物です。このような複雑なプラントで発生する問題を適切に予見し、管理することができるのは、長年の専門知識だけなのです。このプロジェクトで、お客様は私たちの現場での経験とコミットメントの両方を認めてくださいました。」

今日、このプロジェクトはほぼ完成しました。RAM Elettronica社とその客様は、最終的に2つの機能を共同で開発しています。まず1つはオペレータの安全で、次の目標はモバイルデバイスを使って機器と通信できるようにすることです。リモートメンテナンスのために、オペレータにQRコードを割付けているのです。2つ目の機能は、MESシステムの開発です。

「今日の真の問題は、お客様やシステムインテグレータが「コピー&ペースト」のアプローチをとることで、新しいブランドの選択を避けていることです」と、スカルセッリ氏は結論づけました。

「そのかわり、ゼロからのスタートでした。このプロジェクトの勝因は、プロジェクト全体を考慮し、ロックウェル・オートメーションのテクノロジだけで開発したことです。現在、エンドユーザはイタリアのさまざまな地域にある5つの工場すべてのパフォーマンスを1カ所の制御室で監視できるようになり、より良い意思決定を下すために詳細な分析を行ない、工場全体の生産効率を向上させることができるようになりました。」

この成功は、長期的な勝利のコラボレーションに基づいており、今日、RAM Elettronica社が開発した深い専門知識とロックウェル・オートメーションの優れた技術の組み合わせによって新たな強さを見出し、より困難な新しいプロジェクトに道を開くことになりました。

上記の結果は、RAM Elettronica社がロックウェル・オートメーションの製品およびサービスを他の製品と組み合わせて使用した場合に固有のものです。具体的な結果は、他のお客様とは異なる場合があります。

公開 2021年3月28日

トピック: 食品&飲料 FactoryTalk View
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