- OEMおよびシステムインテグレータに、新たな分析価値の流れを明らかにする、クリーンで一貫性のあるデータを提供
- パフォーマンス低下を早期に検知し、計画外のダウンタイムを削減
- リモートサポート、エッジテレメトリ、AI対応時系列分析を提供
- OEMおよびシステムインテグレータの顧客環境全体で、コンテキストに応じたデータ収集を標準化
エンジニアリング、統合を行なっています。Convergix社は、独創的でカスタマイズされたソリューションを専門とし、世界25カ所以上の拠点と900名以上の従業員を擁し、幅広い業界の顧客にサービスを提供しています。
- 有意義な分析に必要な、クリーンで一貫性のある機械データが不足している
- 予知保全の取り組みが故障サイクルの手遅れな段階で行なわれ、効果的な対策が講じられなかった
- OEMおよびシステムインテグレータ向けに、オンプレミスで完全に機能するパフォーマンス分析が必要
- データの収益化を早急に試みたことが、お客様の導入を阻害
- FactoryTalk® Optix™は、すべてのConvergix社のマシンに標準搭載されるマシン性能モニタソリューションであるIntuitionを開発
課題
生の機械データを真の運用価値へと転換
革新的な企業として問題に真正面から取り組むConvergix Automation Solutions社は、OEM顧客とSI顧客の両方が直面する課題に着手しました。Convergix社のチームは、多くの製造業者が機械データにアクセスできるものの、意思決定に実際に活用できる機械データではないことに気づきました。Convergixがサービスを提供する多くのOEM (相手先ブランド製造業者)とSI (システムインテグレータ)は、ダッシュボードの収益化を時期尚早に試み、お客様に真の分析的洞察を提供することなく視覚的な情報だけを提供していました。その結果、お客様はパフォーマンスの傾向を把握したり、異常や劣化の早期兆候を特定したり、新たな価値創造の機会を発見したりするために必要な、クリーンで文脈に沿ったデータを入手できないままになっていました。
同時に、従来の予知保全のアプローチは、機械の故障が発生する直前にそれを検知することに重点を置いていました。しかし、それでは効果的な対策を講じるには手遅れでした。機械や設備全体でデータ収集に一貫性がないため、OEMとSIの両方のお客様は、業務の予測可能性、効率性、デジタル成熟度を高めるのに苦労していました。
Convergix社は、お客様がリモートサポート、さらなる最適化、AIを活用したインサイトなど、機械データから価値を引き出すためには、信頼できるクリーンで標準化されたオンマシンデータの基盤が必要であることを認識していました。
ソリューション
クリーンなデータと予測分析のためのOn‑Machineパフォーマンスプラットフォーム
この課題に対応するため、Convergix社は、出荷するすべてのマシンに標準搭載されるOn‑Machineパフォーマンス・モニタ・プラットフォーム「Intuition」を開発しました。Intuitionは、初期段階のデータ収益化における一般的な落とし穴を軽減するためにゼロから設計されており、高度な分析を適用する前に、まずクリーンでコンテキスト化された機械データを収集することに重点を置いています。
このソリューションの基盤となるのは、柔軟性、OPC UA接続性、そしてオンプレミス環境での完全稼働能力を理由に選ばれたFactoryTalk® Optix™です。データはInfluxDBとSQLに保存され、Grafanaダッシュボードで可視化され、プロセスエキスパートとの連携で選定された時系列タグによってデータが強化されます。
Convergix社は、コントローラの種類やお客様の環境に関わらず、機械によるデータ収集方法を標準化することで、一貫性のある「単一の信頼できる情報源」を構築しました。この信頼できる情報源により、OEMおよびSIは、お客様にリモートサポート、機械間の比較、プラントレベルの可視化、そしてAI対応の分析を提供できるようになります。
Convergix Automation Solutions社のデジタルソリューション担当シニア・アプリケーション・スペシャリストであるジャレッド・コマー氏は次のように説明しています。「私たちは障害を予測したかったわけではありません。障害を予測しても手遅れです。私たちは障害の根本原因、つまり機械のパフォーマンスに焦点を当てました。」
Intuitionのアーキテクチャは、お客様がサブスクリプション不要でオンプレミス環境で完全に運用できるだけでなく、将来的な予知保全、機械学習、自律的意思決定といったレイヤーにも対応しています。
結果
よりクリーンなデータ、より早期の警告、そしてAI駆動型パフォーマンスへの拡張可能な道筋
Intuitionにより、Convergix社のお客様は、機械の可視性と長期的な意思決定を即座に向上させる、信頼性の高い高品質データにアクセスできるようになりました。故障予測からパフォーマンスベースの指標への移行により、オペレーターは問題を早期に発見し、予期せぬダウンタイムを削減し、スループットを向上させることができます。
当初はOEM向けの機能強化として始まったこの取り組みは、主要なお客様の施設全体にわたる大規模な改修導入へと急速に拡大しました。Convergix社は、機械全体でデータ処理方法を標準化および統一することで、OEM事業とSI事業間の連携を強化し、双方にとって新たなビジネスチャンスを生み出しました。
最も重要なのは、顧客が将来の分析とAIのための、完全オンプレミス型の有用な基盤を手に入れたことです。ジャレッド氏はチームの進捗状況を次のように振り返ります。
誰もが人工知能と予知保全について語っていますが、誰も真に解決策を見出せていません。私たちは、すでに実現していると言っても過言ではないほど、その実現に非常に近づいていると感じています。
Convergix社はIntuitionによって、単なるパフォーマンス・モニタ・ソリューションではなく、デジタルトランスフォーメーションのための拡張性の高い基盤を構築しました。これにより、お客様は次世代の予知保全、自律保全、データ駆動型製造へと移行する準備が整います。
公開 2026年3月12日
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