ワインダーのHMI要件は、FactoryTalk® Viewソフトウェアによってもたらされます。WindProソリューションは、製紙メーカがペーパーロールの密度をモニタおよび制御でき、、しわや裂け目などの品質不良を防ぐことができるように、ロックウェル・オートメーションによって設計されました。これは、レシピ管理、ロールデータ、ワインダーへの一般的なオペレータインターフェイス、フォルト、アラーム、およびトレンディングを含む、リアルタイムのワインダー制御およびモニタを提供します。
バレットは次のように説明しました。「これは、新しいPowerFlex 755TMドライブを使用した世界で最初のアプリケーションの1つであったため、ドライブの技術的な側面について米国の製品の専門家と緊密に協力しました。」
「新しいシステムの試運転には限られた時間しかなかったため、工場受け入れテスト(FAT)を実施して、マシンの完全なシミュレーションを提供しました。これにより、Visy社が動作中のドライブシステムを確認できるようになり、すべての機能を実行してVisy社の要件を満たしていることを確認できました」と、彼は言いました。
システムの設置と試運転は、プラントの毎年の停止中に実施され、重大な問題はありませんでした。実際、ワインダーによって製造された最初のロールは販売可能な品質でした。
ローカルサービスとサポートによるリモートアクセス
バレットは次のように述べています。「新しいワインダーのドライブシステムはうまく機能しており、ドライブシステムの問題によるダウンタイムはありませんでした。システムにリモートアクセスできるため、必要に応じてトラブルシューティングを行なうことができます。」
ロックウェル・オートメーションのローカルサービスとサポートのおかげで、Visy社チュマット工場のPaper Machine 9は、オーストラリアと世界のために高品質なクラフト紙を生産し続けることができます。
Visy社チュマット工場のプロジェクトマネージャであるサンティアゴ・ヴァルガス氏は次のように述べています。「ロックウェル・オートメーションのテクニカルサポートは素晴らしいものでした。ワインダー用の新しい制御とドライブシステムは非常にうまく機能しており、システムへのリモートアクセスによりロックウェル・オートメーションは必要に応じてサポートを提供し続けることができます。プロジェクトはVisy社にとって成功であり、私たちはロックウェル・オートメーションのチームを非常に信頼しています。」
Allen-Bradley, FactoryTalk, GuardLogix, PowerFlex, Rockwell Automation, およびRockwell Softwareは、Rockwell Automation, Inc.の商標です。
EtherNet/IPは、ODVA, Inc.の商標です。