ロビン･コブ氏をご紹介します。彼は、ロックウェル･オートメーションのPartnerNetwork™のメンバーであるポリトロン社のシニア･プロジェクト･マネージャを務めています。ポリトロン社は、食品&飲料業界をはじめ、さまざまな業界向けの包装およびプロセスのソリューションを開発するシステムインテグレータです。「当社にはスマートマニュファクチャリング部門と産業用ネットワーキングおよびサイバーセキュリティグループがあり、私はその責任者を務めています」 と、ロビン氏は言います。
ロビン氏が最近担当したクライアントの1つに、世界的に有名な飲料メーカがあります。この企業は、OEE (総合設備効率)の数値を改善したいと考えていましたが、老朽化した設備を更新できる状況にはありませんでした。
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問題点の洗い出し
ロビン氏は次のように述べています。「私たちが最初に行なったのは監査でした。ポリトロンでは、さまざまな機器がどのような種類のデータを収集しているのか、またそのデータがどのように保存されているのかをさらに把握するために、詳細な棚卸しを実施しました。そこから先は、接続性がすべてでした。」 ポリトロンでは、すべてのデータを一元的に収集し、アルゴリズムを実行して分析を行ない、効率化の機会を明確にする方法を見つける必要がありました。特にポリトロンはグローバルに大規模な事業展開をしているため、これは簡単なことではありませんでした。
ロビン氏は次のように述べています。「その結果、OEEを10%から15%向上させることができることがわかりました。これは食品･飲料業界では非常に大きな数字で、私たちが目にする平均的な数字です。」 ロビン氏は、OEEの期待する改善が得られるかどうかは、お客様の現在のシステムと機器に依存すると説明しています。「古い設備をお持ちの場合、リスクが大きいため、より大きなコストがかかります。しかし、その分、大きな効果、大きな投資回収が期待できます。」
ソリューション
このお客様に対するポリトロンのソリューションの主要な要素は、Studio 5000® Designソフトウェア、FactoryTalk® Historian、FactoryTalk® View HMIソフトウェア、ThinManager®シン･クライアント･ソフトウェア、およびFactoryTalk® AssetCentreです。
「お客様の問題を解決するためのソリューションは、それぞれに固有のものです。ロックウェル･オートメーションのさまざまなプラットフォームを組み合わせて接続し、相互に交信できるのは素晴らしいことです」 と、ロビン氏は語ります。
ポリトロン社とロックウェル･オートメーションのその他の成功事例については、世界的なスナック菓子メーカがダウンタイムを25%削減し、品質を30%向上させた事例をご覧ください。
公開 2022年10月20日