- 柔軟性・接続性・保守性に優れた包装ライン
- スループットの向上、充填精度の向上、稼働時間の増大
- 機械の立上げおよび保守の簡素化
Clearpack社は、食品&飲料、家庭用品・パーソナルケア、医薬品、化学業界向けに自動包装ソリューションを提供するリーディングカンパニーです。500名以上の専門家を擁し、充填、包装工程の最終段階、および生産ライン全体のエンジニアリングソリューションをグローバル市場に提供しています。同社は包装自動化の最前線に立ち、ロボティクス、AGV (無人搬送車)、デジタル化、高度な製造技術を駆使して、お客様による「未来の工場」の構築を支援しています。
- 包装形態やSKUにわたる柔軟性向上の必要性
- 統合された、ソフトウェア主導の包装への需要
- 断片化された自動化・安全システムに伴う課題
- Integrated Architecture® (統合アーキテクチャ)プラットフォーム
- GuardLink®安全技術
- EtherNet/IP™接続機能
課題
アジャイルかつ高性能な包装自動化ソリューションへのニーズ
消費者市場の変動が激しさを増す中、包装機器メーカには、スループット、信頼性、保守性を損なうことなく、SKU、包装サイズ、容器形状の変更に迅速に対応できる生産ラインが求められています。
こうした要件に応えるため、Clearpack社は、従来の機械主導型の設計から脱却し、ソフトウェア主導型の統合包装ソリューションへと進化する必要がありました。その目標は、充填、ケース詰め、シュリンク包装、パレタイジング、そしてライン末端でのトレーサビリティシステムを、単一のアーキテクチャ上でシームレスに連携させることでした。
インド、東南アジア、中国、中東、アフリカのお客様に製品を供給するグローバルな機械装置メーカであるClearpack社は、複数の地域にわたり、標準化、遠隔診断、およびライフサイクルサービスを支援できる技術エコシステムを求めていました。
制御、モーション、安全システムの各ベンダーを個別に管理することは、機械の統合、立上げ、保守、そして将来的なアップグレードを複雑にする要因となっていました。こうした断片的なアプローチは、多様な包装ラインへの自動化導入を拡大する際、導入期間の長期化、エンジニアリングコストの増大、柔軟性の低下を招くことが多々ありました。
ソリューション
次世代包装システムの開発に向けた共創
こうした課題に対処するため、Clearpack社はロックウェル・オートメーションと協力し、高度な包装機械および統合生産ラインの設計・提供に重点を置いた共創(コ・イノベーション)に取り組みました。
この協業は、機械設計や包装アプリケーションに関するClearpack社の専門知識と、制御、モーション、安全、可視化技術におけるロックウェル・オートメーションの専門性を融合させるものです。
高度なロボット式ケースパッキング
Clearpack社は、ボトル、缶、瓶、カートン、パウチ、袋など、多種多様な製品に対応可能な高性能トップロード式ピック&プレース式ケースパッカーを開発しました。
これらのシステムには、スカラロボット(水平多関節ロボット)、デルタロボット、協働ロボット、産業用ロボットが採用されており、ロックウェル・オートメーションのコントローラや安全技術と統合することで、現代の包装業務に求められる柔軟性と高速性を実現しています。
統合制御・安全アーキテクチャ
ロックウェル・オートメーションのIntegrated Architecture® (統合アーキテクチャ)プラットフォーム、GuardLink®安全技術、およびEtherNet/IP™接続機能を活用することで、Clearpack社は、高精度な多軸同期制御の実現、機械配線の簡素化、そして遠隔トラブルシューティング機能の強化を達成しました。
この標準化されたアーキテクチャにより、過酷な製造環境下でも一貫して高い信頼性を発揮する、高速かつ柔軟な包装機械の導入が可能となりました。
シュリンク包装および二次包装ソリューション
Clearpack社のオーバーラップシュリンク包装機やモノブロック型自動シュリンク包装機の製品群は、ロックウェル・オートメーションのPLC、ドライブ、モーションコントロール、および安全システムを基盤として構築されています。
統合アーキテクチャの採用により、機械の同期動作、ラインの応答性向上、および高いシステム稼働率を実現すると同時に、エンジニアリングの複雑さを低減し、保守作業の簡素化も可能にしています。
高精度な液体充填
液体包装用途において、Clearpack社は同社の高速充填ソリューションにロックウェル・オートメーションの制御・計装技術を統合しました。これにより、より精密な充填量の制御、バッチごとのトレーサビリティの確保、そして安定した製品品質の実現が可能になりました。
ロックウェル・オートメーションの制御プラットフォームは、充填工程と後工程の搬送システムとのシームレスな連携を可能にし、精度の向上、ばらつきの低減、そしてライン全体のパフォーマンス最適化に貢献します。
結果
柔軟性、接続性、保守性に優れた包装ライン
Clearpack社はロックウェル・オートメーションとの協業を通じ、多種多様な製品や包装形態に対応可能な、極めて柔軟性の高い包装ソリューションを提供する能力を強化しました。
統合された制御・モーション・安全アーキテクチャにより、スループットの向上、充填精度の向上、稼働時間の増大に加え、機械の立上げや保守の簡素化が実現します。
「ロックウェル・オートメーションとのパートナシップは、当社の包装自動化能力を向上させる上で重要な役割を果たしてきました。ロックウェル・オートメーションの統合オートメーション技術とClearpackのエンジニアリングの専門知識を融合させることで、当社は、世界市場のお客様に対し、より高い柔軟性、信頼性、そして優れた保守性を備えた、革新的かつ高性能な包装ソリューションを提供しています。」
注: Clearpack社はロックウェル・オートメーションのOEMパートナです。
公開 2026年9月8日
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