「驚異的」な結果
アレハンドロ氏は氏は、その結果を「驚異的」と表現しています。「自動化することで、1年当たりの水の使用量が75%減少し、生産量が16%増加したケースもありました。テキーラの増産は約1億7百万リットルになります」と、同氏は述べています。
さらに、お客様にとって重要なこととして、このソリューションはFDAの要件を満たすレポートを自動的に生成します。
コンプライアンスの促進に加え、可視性の向上やデータにより、価値ある知見や改善の機会につながります。「プロセス全体にかかる時間を知ることができます。水やエネルギー、洗剤の消費量も分かりますし、比較の結果を確認したり、どこが基準から逸脱しているかも一目瞭然です」と、同氏は言います。「この業界で私たちが現在行なっていることは、受動的生産から積極的生産へと変わりつつあります。」
資源の効率的利用
アレハンドロ氏もエドゥアルド氏も、生産性とサステナビリティ(持続可能性)は本質的にリンクしているという意見に同意しています。
エドゥアルド氏は次のように述べています。「それほど難しいことではありません。私たちは自分たちの生産方法を変えるしかありません。この産業が水やエネルギー、その他すべての重要な資源をより効率的に使用できるように、すでに構築されているシステムを更に良い方法で使用できるように変革するのです。」
アレハンドロ氏が次のように付け加えます。「それは、テクノロジ、エンジニアリング、および計画と生産プロセスに関する新しい考え方の混合物です。優れたエンジニアリングと優れたオートメーションが、プロセスを次のレベルへと導きます。私たちはロックウェル・オートメーションとすべてのパートナのテクノロジを使用して、生産量を増やし、お客様の経済的利益を生み出します。」
これはまた環境にも良いことです。