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機械メーカがメンテナンスを最新化し、稼働時間を改善

アジア太平洋地域のエンジニアリング&建設会社がEDMSコンサルタンツ社と連携し、Fiix® CMMSを使用してアセットマネジメントとメンテナンスを自動化

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EDMSコンサルタンツ社は、コンテンツ、ドキュメント、ビジネスプロセス管理などのデジタルソリューションとサービスを提供しています。EDMS社は、お客様のビジネスプロセスの自動化と合理化を支援し、ビジネスの収益性と生産性の向上を実現します。

Mohammad Thaqif Taher
Mohammad Thaqif Taher
Application Consultant, EDMS
課題
  • アセットマネジメントとメンテナンス活動の手作業による追跡
  • 限られた履歴データやスペア部品の入手可能性など、不十分な設備情報
  • 頻繁な突発的な故障、事後保守、部品の遅れによるダウンタイムの増加
ソリューション
  • Fiix CMMS (Computerized Maintenance Management System™: 設備保全管理システム)ソフトウェアプラットフォーム
結果
  • 予防保全コンプライアンススコアを世界最高水準の88%まで向上
  • 月間総ダウンタイムを4.52%に削減

アジア太平洋地域のエンジニアリング&建設会社が、同地域のデジタル工業化建築システム(IBS)能力を向上させ、同地域の建設業界に革命を起こす手助けをしています。IBSとは、プレキャスト壁、スラブ、その他の構造要素をオフサイトで生産し、後に建設現場で組み立てて設置するプロセスです。

デジタルIBSでは、クラウドベースのビルディング・インフォメーション・モデリングが高度なオートメーションやロボット生産と統合され、制御された製造環境で仕様通りの部品を生産します。この技術は、より高い精度と正確性を提供し、製品の品質向上と無駄の削減につながります。また、建設期間を短縮し、手作業の必要性を減らし、プロジェクトの安全性を向上させ、建設中の二酸化炭素排出量を最小限に抑えます。

デジタルIBSを使用することで、この企業は年間1万戸の住宅を供給する生産能力を持ち、地域の手頃な価格の住宅在庫と目標に大きく貢献することができます。

課題

手作業によるアセットマネジメントの限界

同社は、複雑な機械やロボットを多数取り揃えた高度な製造業を営んでいるにもかかわらず、アセットマネジメントとメンテナンス活動をスプレッドシートを使って手作業で追跡していました。そのため、過去の性能問題、修理履歴、スペアパーツの現在の入手可能性など、限られたデータしか得られず、設備情報が不十分でした。その結果、事後メンテナンスや緊急の故障が頻繁に発生し、交換部品の確保が遅れることも頻繁にありました。これらすべてがダウンタイムを増加させることになりました。

このような問題を改善し、メンテナンス業務をより戦略的に行なうため、同社はロックウェル・オートメーション傘下のFiixの無料トライアルに登録しました。Fiixは、メンテナンス管理を自動化する包括的なCMMS (設備保全管理システム)ソフトウェアプラットフォームを提供しています。

ソリューション

Fiixでアセットマネジメントとメンテナンスを自動化

Fiixの価値をすぐに理解した同社は、最終的にCMMSプラットフォームを採用し、2019年にはさらなるサポートのためにEDMSコンサルタンツ社と契約しました。EDMS社はFiixと提携し、お客様のアセットマネジメントを含むプロセスの自動化と合理化を支援するデジタルソリューションとサービスを提供しています。

EDMS社のアプリケーションコンサルタントのモハマド・タキフ・タヘル氏は次のように述べています。「Fiixのユーザフレンドリなインターフェイスとリアルタイムのデータアクセスにより、このクライアントのメンテナンスチームは、問題に積極的に対処し、資産パフォーマンスを最適化し、ダウンタイムを最小限に抑えることができるようになりました。」

Fiixのアセット・マネジメント・モジュールを使用することで、同社は現在、必要な利害関係者がリアルタイムの情報にアクセスできる一元化されたダッシュボードで、資産とライフサイクルパフォーマンスを登録、追跡、管理しています。

タヘル氏は次のように説明します。「これにより、資産の有効活用と、予防保守を含む保守計画が改善されました。利用可能な情報には、初日から特定の資産に関連する過去のメンテナンス活動も含まれるため、ユーザは過去に実施されたすべてを確認できるようになりました。」

同社は、Fiixの作業指示管理モジュールを使用して、受注した作業指示を改善し、合理化しています。この機能により、従業員がFiixのライセンスを取得していなくても、作業指示のリクエストを提出することができます。

タヘル氏は次のように述べています。「このモジュールでは、過去に完了した何千もの作業指示を分析することもできます。このようなデータ主導の洞察は、資産メンテナンス、リソース配分、長期計画に関して、より多くの情報に基づいた意思決定を可能にします。」

現場でも離れた場所であっても、Fiixのモバイルアプリでこれらの機能や情報をすべて利用できます。さらに、同社はFiixのレポートツールを使用して、重要な洞察を含むカスタムレポートを作成し、メンテナンスチームや管理チームに送信しています。

結果

世界クラスの予防保全コンプライアンスとダウンタイムの削減

アセットパフォーマンスやその他の重要な情報にリアルタイムでアクセスできるようになったことで、同社は予防保全の遵守率を約60%から、2020会計年度末までに88%という世界トップクラスの水準にまで高めることができました(世界的なパンデミックによって生産パターンや基準が変更される前)。

同社のシニア・メンテナンス・エンジニアは次のように述べています。「Fiixは、これまで保守計画業務で使用したCMMSソフトウェアの中で最も優れた製品の1つです。Fiixを使い始めて数年後、特に生産に影響を与えるメンテナンスのダウンタイムについて、私の部署では多くの改善が見られました。」

2020年までに、同社はダウンタイムの合計を4.52%まで低下させ、毎月の目標値である6%を下回りました。

タヘル氏は次のように述べています。「Fiixを導入したことで、メンテナンス業務の可視性が高まり、全体的な業務効率が向上しました。アクティビティと資産の状態を明確に把握することで、重要な機器の寿命を最大限に延ばしています。」

CMMSとERPシステムの統合を探る

EDMS社は、この企業や他のクライアントとのエンゲージメントの一環として、定期的なヘルスチェックレポートとセッションのスケジュールを提供しています。これらのセッションでは、クライアントがFiixをどのように使用しているかを調査し、プラットフォームの機能を最大限に活用する機会を特定します。

タヘル氏は次のように述べています。「例えば、この企業ではFiixのParts Forecasterツールを使用することで、スペアパーツの可用性に関する貴重な予測的洞察を得ることができ、在庫切れや関連するダウンタイム、メンテナンスコストを削減することで、部品や購買管理を強化することができます。」

「また、このデータやその他のFiixのデータを同社のERPシステムと統合したいと考えています」と、タヘル氏は付け加えました。Fiixのすべてのモジュールを活用してもらいたいと考えており、Fiixの導入期間中、継続的なサポートを提供することをお約束します。

公開 2024年1月18日

トピック: Build Resilience インフラ基盤 Fiix
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