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予想外のモータのダウンタイムに伴うコスト

電気モータは今日の産業のバックボーンともいえます。

電気モータは、大半の製造プロセスに必要な機械エネルギーを供給しています。

過去100年間にわたり、各国の政府機関は、電気モータが損傷や身体に害をもたらすことを防ぐために、電気モータに何らかの形の熱過負荷保護を実装しなければならないという厳格な要件を課してきました。

不適切な配線や電気関連の問題、機械的な異常、内部モータの損傷により、モータ保護装置が電気モータの動作を停止させてしまうことがあります。こういった予想外の状況に、御社の施設はどのように対処していますか。

重要なモータの停止によりプロセスが中断した場合、それに伴いどのような生産低下のコストが発生するでしょうか。

必要な政府規制に適合するモータ保護装置は多岐にわたります。サイズや機能、価格の異なるモータ保護装置から、何を判断基準に自社の製造施設に適したものを選べばいいでしょうか。

その答えは、生産収益の損失額(予想外のモータのダウンタイムに伴うコスト)によって異なります。生産収益の損失が最小限であれば、基本的なバイメタルまたは共晶合金基のモータ保護の使用を検討した方がいいかもしれません。

こういったタイプのモータ保護製品は政府からの最小限の要件を満たし、内部熱による電気モータへの損傷を防止します。

主なデメリットは、事象の発生を事前に知らせる高度な警告機能を備えておらず、発生の理由に関する情報も一切提供されない点です。

生産収益の損失が相当な額であれば、電子ベースのモータ保護の使用を検討してみてください。

こういったタイプのモータ保護製品は政府からの熱保護の最小限の要件を満たすほか、欠相、非対称、不適切な電圧、回転の不一致、地絡(漏電)電流といった他の電気ベースの保護機能も備えています。

また、モータ問題の可能性をアラート通知したり、モータが停止する時間を予想したり、意図しないモータの停止理由を提供する通信機能が多くの電子モータ保護装置に搭載されています。

例えば、ポンプのアプリケーションでは、ポンプに機械動力を供給する電気モータの内部熱のシミュレーションが可能です。

熱が規定レベルを超えるとテキストメッセージまたは電子メールでアラームが送信されます。EtherNet/IPなどの通信ネットワークを使って既存のSCADA基盤に統合し、高度な警告を提供し多額のコストにつながるダウンタイムを回避することも可能です。

電子モータ保護装置は、基本的なバイメタルや共晶合金基のモータ保護装置よりもコストはかかりますが、予想しない電気モータのダウンタイムに伴うコストと比べれば大幅なコスト削減につながります。


Bill Martin
Bill Martin
Product Manager, Electronic Overload Relays, Rockwell Automation
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