お客様へのご提案
人間なら誰しもがミスを避けようとするものです。
しかし、モノのインターネット(IoT)で実現したスマートデバイスとインテリジェントマシンのおかげで、モノだってミスを避けられるようになりました。
製造施設で発生するミスは山ほどあるのですから、これはとても喜ばしいことです。
- 廃棄物と補修作業がプラント売上高の10%以上にあたると報告したプラントは全体の16%
- 期限通りの納入率が90%以下のプラントは全体の約3分の1
- 過去3年間に製造コストが10%以上増加(原材料の購入は除く)したプラントは全体の12%
しかし、これに対処する方法があります。IoT技術を活用するのです。これなら、機械の自己モニタ機能で問題を防止することができます。
- 機械が過熱した場合、故障や納期遅延にいたる前に要修理の警告が機械から保守に出されます。
- 製品仕様にわずかでも誤差があればプレス機器がそれを検出します。機器が停止しキャリブレーションが行なわれ、低品質の製品が大量に流れていくのを防ぎます。
- 製造コスト分析用のデータがインテリジェントモータ制御から提供され、継続的に分析できます。資産の可用性が高まり、労働力の配分やエネルギー管理も上手にできるようになります。
また、コネクテッドエンタープライズ(インテリジェントマシンと情報技術システムとの通信)を導入すれば、洞察を得、長期的な運用戦略を立てることもできます。
「見えない問題」が見えてくるようになり、例えば、資産管理を強化し平準化生産を実現すれば、生産能力の拡大に資金を注ぎ込む必要性が少なくなるのではないかなどと考えられるようになるのです。
しかしIoTとコネクテッドエンタープライズの最大の利点は、今すぐ製造メーカの皆様に活用いただけることです。
その効果は、自社での導入をはじめ、お客様への導入も通じて、ロックウェル・オートメーションが繰返し実証しています。
効率性の高さがまったく新しいレベルで現実のものとなり、アフターマーケットでの競争が本質的に変わるのです。
インテリジェントな結果の第一歩は、賢い選択です。あとは皆様の行動あるのみです。
公開 2016/02/08