オペレーションを活性化

一元管理されたリポジトリ統合の利点

クラウドベースの設計ツールは、一元管理されたリポジトリにシームレスに統合できるため、複数のユーザによる変更とマージが可能になります。この統合は、潜在的な重複の特定と解決にも役立ちます。一元管理された統合により、設計ツール内で、誰が変更を行なったかを簡単に特定し、個々のコンポーネントやアプリケーション全体の異なるバージョンにアクセスすることができます。これにより、HMI開発者は、共有の一元管理されたリポジトリを通じて、お客様との連携、アプリケーション構築の促進、アイデアの共有、コードスニペットの交換、ソリューションのトラブルシューティング、オブジェクトやデモアプリケーションの評価を行なうことができます。

統合HMI設計ツールのもう1つの利点は、一元管理されたコードリポジトリ内に保存された再利用可能なコードライブラリの作成です。現場で実証された性能により、これらのコードモジュールは設計者にとって貴重なリソースとなり、コードブロックにドラッグ&ドロップしてアプリケーションの機能を構築することができます。

オペレータの強化

メンテナンス用のリモート･アクセス･ツールは、オペレータに力を与える上で極めて重要な役割を果たします。このツールによって、問題のタイムリーなフラグ付けとメンテナンスエンジニアの通知が可能になります。複雑さによっては、ロックウェル･オートメーションのFactoryTalk® Remote Access™が提供するように、オペレータが問題を説明し、メンテナンスが 解決策を提案する、組み込みのチャットツールを使用して問題を解決できます。一部の問題はエスカレーションが必要な場合があり、HMIツールのリモートアクセスでは、メンテナンスエンジニアがオペレータの画面を見ることができます。このコラボレーションにより、必要な変更をリモートで行うことができます。実行中のアプリケーションに対するメンテナンス関連の変更はすべてクラウドリポジトリに保存され、アプリケーションが最新バージョンで実行されることを保証します。

オールインワン･ソリューション

HMIハードウェアからソフトウェアまで、FactoryTalk® Optix™ポートフォリオのような包括的なソリューションによって、開発者は運用を合理化し、プロセスを最適化できます。開発者が、さまざまなプロセスを1つの環境に統合して連動できるようにすることで、時間だけでなく予算も節約できます。

多くの業界において、ソフトウェアプラットフォーム、ハードウェアオプション、リモート･アクセス･ソリューションなど、日常のあらゆる問題を解決する完全なエンド･ツー･エンドのHMIソリューションが求められています。単一のエンド･ツー･エンドのソリューションは、明確な利点を提供します。

エンド･ツー･エンドのソリューションの利点

• 1つのプロジェクトの開始から終了までの完全な可視化
• ベンダーを1社に絞ることによるコスト削減
• 連動するように設計されたソフトウェアとハードウェア製品による一貫した信頼性
• 柔軟性と拡張性の向上
• データインサイトの向上
• 顧客体験の向上
  
  

HMIビジョンを今すぐ実現

最新のHMIは、柔軟性、直感性、コスト効率に優れていなければなりません。HMIは、最小限の労力でプロセス全体を見渡せるビューをオペレータに提供する必要があります。しかし、真に最新のHMIは、単にオペレータをプラントフロアの制御システムからのデータに接続するだけではありません。

今日のデジタルの流れは誰にも止められません。製造業のメンバーは、その流れに乗るか、取り残されるかのどちらかです。進歩に終わりはなく、関連性を保つためには、最新のイノベーションに適応し、それを受け入れなければなりません。組織はテクノロジを活用することで、イノベーションをさらに推進し、オペレーションを合理化し、ビジネスのアジリティ(俊敏性)を高めています。

機械装置メーカ(OEM)やシステムインテグレータは、オートメーション･ソリューション･プロバイダが提供するクラウドベースの接続サービスを活用し収益化することで、ビジネスモデルを調整し、新たなビジネスモデルを構築することができます。ロックウェル･オートメーションのようなメーカは、企業に革新性と俊敏性を与えるエンド･ツー･エンドのソリューションを提供することで業界をリードしています。同社の最新製品であるFactoryTalk® Optix™ポートフォリオは、オプション付きのオープンでスケーラブルなHMI視覚化プラットフォームを提供します。この最新製品については、ウェブサイトをご覧ください。