お客様へのご提案
誰しも自分が貴重な従業員であり同僚であることを証明し、会社が生産目標を満たしたり、それを超えるために役立ち、自分の仕事に満足したいと願います。しかし、継続的な生産が最大の責任であり、日常的にさまざまな理由で中断を余儀なくされる現場では、どうすればトレーニングの時間を捻出できるのでしょうか? 特に産業スキルギャップが原因で、プラントが人手不足に陥っている場合はどうでしょう?
時間: 決して足りることはありません
継続学習、トレーニングおよび専門家としてのスキルセットの成長を先延ばしにしがちです。結局のところ、1日の時間は限られています。職場でも家庭でも、すでにスケジュールは一杯になっているように感じるでしょう。
そして、忍耐力と知識が試されたり、備えておけばよかったと後悔する緊急事態に直面したりと、誰でも辛い日々を経験したことがあります。プラントフロアの生産ラインが思いがけず停止すれば、大変な混乱が起こることをご存知でしょう。そのラインを稼働状態に戻す責任を負っていれば、その責任に伴うストレスとプレッシャーも身に染みているでしょう。さらに、方法さえわかっていれば、もっと上手く対処できたのではないか、という感情に苛まれることもあるでしょう。
制御エンジニア、保守担当マネージャやメンテナンス技術者は、知識があれば能力を発揮でき、なければ問題の解決に制約が生じます。知識が豊かで、能力が高ければ、予想外の事態にも迅速に対応できるようになります。
パラダイムシフトが進行中
よい知らせは、多忙なライフスタイルに合わせてトレーニングをオーダーメイドできるようになったことです。教室でのトレーニングのために、スタッフが数時間、または1日現場を離れ、ペーパーワークをするという従来のモデルから格段に進化しています。最新のテクノロジによって、都合のよいときに、短時間で価値あるトレーニングを修了することができます。このことは、従業員が1週間に学習に割ける時間はわずか平均8分間であるため、非常に重要です。
インストラクタが指導するハンズオンのトレーニングはなくなりませんが、より柔軟で、簡単にアクセスできるオンデマンドトレーニングで手軽に補うことができます。以下のような言葉をよく目にすることがあるでしょう。
- Eラーニング: 「Eラーニング」という用語には、多種のトレーニングが含まれ、カスタマイズ可能なハイブリッドアプローチをとることができます。Eラーニングは、任意のタイミングで、どこにいても受けられるトレーニングを提供します。
- マイクロラーニング: これは、非常に限定的なテーマ、製品およびシステムに絞った短いトレーニングコースを意味します。マイクロラーニングは、リフレッシュトレーニングと新たなテーマの導入に最適です。次々に若い従業員が入社してくる現在、彼らがコンテンツの学習を行なう方法に適合したEラーニングオプションにアクセスできることの重要性が高まっています。
Eラーニングは自分のペースで取り組むことができ、受講者自身が受講条件をコントロールできます。必要な情報を見つけるため、コンテンツを巻き戻したり早送りすることができます。コンテンツを消化できなかった場合、そのトレーニングコースを見直すこともできます。ストリーミングサービスによって、私達がテレビを見る方法が変わったように、Eラーニングによって、従業員のトレーニング方法にも変化が起こっています。
信頼できるEラーニングプロバイダを探す
映画の中の俳優に質問したい場合、またはエンチラーダの料理の仕方を知りたい場合、検索エンジンで簡単に答を見つけることができます。しかし、トレーニングの場合は、検索エンジンでフォーラムやソーシャルメディアでの回答を見つけるのはお奨めできません。情報源の信憑性を確認するのが難しいだけでなく、それは履歴書に記入できる正式なトレーニングではありません。その上、貴重な時間を検索に費やすのではなく、情報源から直接情報を入手した方がよいのではないでしょうか? 肝心なのは、プラントや同僚の安全に関係する場合、トレーニングで手抜きをしてはならないことです。
では、Eラーニングを受講する準備ができたら、次に何をするのでしょうか?
- 時間を作る。それでも、トレーニングの時間をどのように捻出すればよいかわからない場合、まず、1週間に10分だけ空けてください。昼休みや午後の休憩時間などを充てるのもよいでしょう。学習を優先する時間を確保することは、自己改革と雇用確保の土台を築くことです。
- 自分に合ったものを選ぶ。さまざまなタイプのトレーニングが用意されているため、自分に合った学習のタイプとコースを選択することができます。
- 学習を途中で止めない。学習と成長は継続的な取り組みであり、Eラーニングのコースの範囲を超えて前進する必要があります。仕事で訓練を繰り返し、スキルアップを目指し、常にさらなる成長への道を探すことが必要です。
公開 2019/04/19