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稼働時間の拡大のためのロックアウト/タグアウトの設計

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安全と生産性は互いに相反しているとお考えですか?

そう感じるのは、あなた一人ではありません。伝統的に安全は規格への準拠に関連している一方、生産性は競争力と関連しています。どちらにも、指定された目標を満たすための別々の、時には競合する道があります。
 

ソリューション: 設計から開始

「ボルトオンソリューション」ではなく、あらかじめ安全を機械に設計段階で組み込むことで、より包括的なシステムを作り出し、より速い復旧のために最適化できます。

実際に、統合安全技術を設計段階で組み込むことで機械の可用性を向上させ、平均修理時間(MTTR)を短縮し、生産性を上げることができます。安全と生産性を1つのパッケージにすることは、エンドユーザにとって大きな価値があります。
 

ロックアウト/タグアウトの改善で何百万ドルも節約可能

eBook: 業務をスマートに: スマートマシンおよびスマート機器開発における検討ポイント(PDF)

手始めとして、エンドユーザが実際の費用を節約するのをお助けできる場所があります。標準的なロックアウト/タグアウトのダウンタイムが発生したとします。

平均で12分かかる全体的なロックアウト/タグアウトプロセスを、ほんの1分だけ短縮することを考えてみてください。

これは、現在のMTTRを約8%改善することになります。しかしながら、節約額は時間の経過とともに増加します。

1分当たりの生産額が1,000ドルで、製造メーカの生産日が年間350日で、1日に8件のダウンタイムが発生する場合、その節約額は年間で合計280万ドルになります。

これは、以下のようになります。

  • ダウンタイム発生ごとに1分間の稼働時間を獲得
  • 1分間の生産額は1,000ドル
  • 1年間に2,800回のダウンタイムが発生
  • 1分 x 1,000ドル x 2,800の発生回数 = 年間で280万ドルの生産性の向上
     

規格の理解と活用

米国およびカナダの規格はどちらも、人的被害を引き起こすおそれのある予期しない起動、通電、蓄積エネルギーの放出を防止するために、機械のサービス中のロックアウト/タグアウトを求めています。

これは多くの場合、イベントの処理のために1日に複数回、徹底的なロックアウト/タグアウトプロセスを実施することを意味します。

しかしながら、規格には軽微なツールの変更および調整、その他の小規模なサービス活動に対する例外があります。

規格(ANSI/ASSE Z244.1およびCSA Z460を含む)と代替手段を理解すれば、大きな生産性向上を実現することができます。

「Design Your Safety System for Improved Uptime (稼働時間の拡大のための安全システムの設計)」という白書(PDF)で、いくつかの中核となる現代の安全技術、関連する規格、産業用アプリケーション例について紹介しています。これらはすべて、安全を最大限にしながら機械の稼働時間を延長するという目標に従っています。これは、スマートマシンおよび機器の開発(PDF)のためのより大きな一連の作業の一部であり、重要な考慮事項です。

公開 2017年12月6日


Steve Ludwig
Steve Ludwig
Strategic Marketing Manager, Rockwell Automation
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