協力体制が鍵、FEECO社の革新促進

協力体制が鍵、FEECO社の革新促進

課題

  • 初期のテスト段階からプラント設計や商業生産までプロセス開発と装置開発をサポートするスケーラブルなDCSソリューションの展開

ソリューション

結果

  • 分析テストから生産パイロット、最終的なプラント設計まで簡単に拡張できる共通のDCSプラットフォームでソリューション開発の時間を短縮
  • ロックウェル・オートメーションの専門知識でFATとスタートアップを合理化
  • ロックウェル・オートメーションのリモートサポートやモニタなど堅牢なアフター・マーケット・サービスを提供

研究所でのテストからアフター・マーケット・サービスまで価値を提供するロックウェル・オートメーションとスケーラブルなPlantPAx® DCS。

ビジネス成功の鍵は革新です。このことは、高まる環境への懸念と厳格化する規制要件の影響を大きく受ける重工業に特に当てはまります。

昨今、多くの企業は、マテリアルハンドリングや加工から廃棄物処理、副産物への変換まで、業務全体を通じて資源を活用し収益性を高めるためにより優れた新しい方法に注目する必要に迫られています。

「当社はそこに着眼しています。当社のイノベーションセンターでは新しい技術やプロセスの設計、テスト、チューニングをお手伝いします。そして、そうしてできたプロセスを生産施設に実装できるようカスタム装置を製造します」と、FEECO International (フィーコ・インターナショナル)社のバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャであるリー・ホフマン氏は語ります。

FEECO社は1951年に設立されたエンジニアリング・装置製造業者です。設立後間もなく造粒技術の専門業者となり、材料関連のさまざまな課題を解決できる企業として評価されるようになりました。本社はウィスコンシン州グリーンベイに所在し、採鉱業界から農業、農薬、電力、公共事業、特殊製品などを世界中で手がけています。

過去10年間は、鉱山による携帯電話バッテリ用ニッケルの回収を可能にしたり酪農場肥料の栄養分を商用肥料に変換するなど多岐にわたる用途で数々のソリューションを適用してきました。

FEECO社のカスタマ・サービス・マネージャ兼研究部長であるクレッグ・ぺピン氏は次のように語ります。「用途が何であれ、お客様はだいたい何らかのアイデアを持って相談に来られます。そしてそのコンセプトをまずは小規模な適用例で証明しようとされます。」

同社には造粒プロセスと熱処理の総合的なテストオプションを提供する独自の最新式イノベーションセンターがあります。センター内には分析室とパイロットプラントがあり、ロックウェル・オートメーションの PlantPAx® 分散制御システム(DCS)が稼動しています。

DCSはAllen-Bradley®のControlLogix®プラットフォームとEtherNet/IP™ネットワークを基盤に、可変速度制御ができるAllen-Bradley®のPowerFlex® ACドライブやフィードバックおよびアラーム機能のあるモータ過負荷保護などといったインテリジェントモータ制御装置が統合されています。

プロセスの各段階を制御、モニタ、記録するにはリアルタイムの情報とレポートが必要ですが、それらの入手はFactoryTalk® ViewFactoryTalk HistorianFactoryTalk VantagePoint®ソフトウェアを活用しローカルモニタと監視レベルでの視覚化機能を用いて行ないます。

「イノベーションセンターでは、通常まずコンセプトの証明を行ないます。アイデアが実現可能かどうかを判断するのです。テストでは製品証明、プロセス証明、製品最適化なども行なうことが可能です」と、ぺピン氏は説明します。

業務の一環として、FEECO社では完成品のテストを行ないます。その際、かさ密度や流量、圧縮強度、粒径分布、含水率、摩耗や硬度、ふるいなどの分析も行ないます。

パイロットプラントはテストする装置が1つでも複数でも連続的なプロセスループとして設置できます。

「お客様がパイロットプラントでテストや微調整を続けられることはよくあります。ロックウェル・オートメーションのシステムならプロセス全体が見えるため、機能している箇所と改良の必要がある箇所を正確に把握できます」と、ホフマン氏は語ります。

商業生産への移行段階になれば、生産量に合わせてロックウェル・オートメーションのプラットフォームを拡張します。

「プロセス証明から現実のプロジェクトへ、そしてプラント設計へと簡単に移行できるのです」と、ぺピン氏は語ります。

FEECO社は現地のロックウェル・オートメーション産業プラントサービス(IPS)グループの協力を得て、プラント設計を完成し工場出荷時テスト(FAT)を完了します。

プロセスの詳細、フローダイアグラム、配管計装図(P&ID)、制御ナラティブ、モータおよび機器のリストの作成はFEECO社が、電気駆動装置とモータ・コントロール・センタ(MCC)の設計パッケージの提供、そして制御ロジック、その他関連文書やグラフィックの作成はロックウェル・オートメーションが行ないます。

工場出荷時テストが完了すると、ロックウェル・オートメーションの協力の下プラント統合とスタートアップが行なわれます。設置後は、セキュアなイーサネットVPN接続を介してロックウェル・オートメーションよりFEECO社のお客様にリモートサポートが提供されます。

ぺピン氏は次のように語っています。「リモートサポートの契約を渋ったお客様もいらっしゃいましたが、今ではこれまでで一番賢いお金の使い方だったと仰っています。その方は長い目で見ればこの契約関係が時間とお金の節約になったと理解されたのでしょうね。」

当然ながら、お客様とFEECO社、ロックウェル・オートメーションとの関係はほとんどの場合、イノベーションセンターから始まります。

「当社研究所では有言実行をモットーとしています。こちらから、またロックウェル・オートメーションとの関係を通じてお届けできる価値はこれだとはっきりお客様に見ていただくのです」と、ホフマン氏は語ります。

ロックウェル・オートメーションは機械メーカのパフォーマンス向上に向け、さまざまなサポートを提供しています。

Allen-Bradley、ControlLogix、FactoryTalk、Listen.Think.Solve.、PlantPAx、PowerFlex、Rockwell Software、およびVantagePointは、Rockwell Automation, Inc.の商標です。

EtherNet/IPはODVAの商標です。Rockwell Automationに属していない商標は、それぞれの企業に所有されています。

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当社の仕事は優れた知識とサービスを通じて、自動化の設計と導入をお手伝いしその投資が生かされるようサポートすることです。