グローバルな大手食品メーカがコネクテッドエンタープライズの実現に乗り出す

グローバルな大手食品メーカがコネクテッドエンタープライズを実現

課題

  • 可視性の向上とリモートモニタを提供するためにITとOTを統合することにより、お客様のコネクテッドエンタープライズの実現を支援

ソリューション

  • コンサルティングサービス – 既存のIT層とアプリケーションを特定して、将来的なロードマップと要件を検討
  • サービスおよびサポート契約 – プラントでのプロセスのリモートモニタ(10分以内に応答するアラーム付き)
  • 産業用データセンター – 仮想化されたサーバから複数のオペレーティングシステムとアプリケーションを実行することで稼働時間が向上

結果

  • リスク管理およびコスト削減 – クラウドはウィルス対策とサイバーセキュリティを管理し、オンサイト管理に伴うリスクとコストを削減
  • スマートマニュファクチャリング – 新しいシステムによって接続性と可視性が向上

生産性とサステナビリティを高めるために、ITとOTを統合して複数のプロセス、人、および地域を協調

おいしい食品の信頼できる生産者であるという世界的な評価を得ている著名で象徴的な食品飲料会社がロックウェル・オートメーションに信頼を置くとき、これが成功の秘訣となる可能性は十分にあります。

世界中の多くの製造施設で情報を共有することで経験してきた課題により、複数のプロセス、人、地域間を協調するための革新的なソリューションが求められるようになり、コネクテッドエンタープライズの実現に向けた基盤を築くことになりました。

組織の規模を考えると、プラントフロアの運用技術(OT)をオフィス層のITインフラとグローバルに統合することは、小さな仕事ではありませんでしたが、成長する生産およびビジネスの目標を達成することは確かに非常に重要でした。

スマートマニュファクチャリングによって生産性と収益性を促進します。装置とプロセスを継続的に監視および最適化できるように、密接に接続されたプラントが必要です。

コネクテッドエンタープライズによって、ロックウェル・オートメーションは、製造と消費者の需要の変化に対して食品飲料メーカがより機敏に対応できるように支援します。 同社はお客様と協力して、お客様がプラントレベルのネットワークと企業の基幹ネットワークを統合し、人、プロセス、テクノロジをセキュアに接続することを支援します。

産業用モノのイーサネット(IIoT)からのデータの活用は、コネクテッドエンタープライズのアプローチの基礎です。

デジタルマニュファクチャリング

産業用モノのインターネット(IIoT)からのデータを活用することが、コネクテッドエンタープライズのアプローチの基礎です。ロックウェル・オートメーションの食品飲料アカウントマネージャであるショーン・ドハーティは次のように説明しています。「私たちにとって、既存のIT層とアプリケーションについて理解することと、将来的なロードマップと要件を考慮することが重要でした。」

「最初の段階では、プラントの制御層のバックアップを作成することが重要でした。問題が発生した場合、災害復旧はシームレスに行なわれます。IDCは、FactoryTalk® AssetCentreを使用して制御システム層の完全なバックアップを提供し、オークランドにある私たちの施設でオフサイトで構築されました」と、彼は付け加えました。

立上げの大部分はリモートで実施され、シームレスなプロセスでした。エンジニアは1週間現場にいましたが、プラントのネットワークに接続できた後は、リモート・サポート・センターが残りの立上げプロセスをリモートで行ないました。

ITとOTサポートの組み合わせ

ロックウェル・オートメーションは完全なソリューションを責任を持って配備し、ITとOTを統合してリモートモニタによってダウンタイムを短縮できました。

ドハーティは次のように説明しています。「これにより、サイバーセキュリティとパッチ適用に関する当社の専門知識と、一般的なITプロバイダよりも運用環境についての理解が深まったことから、お客様にいくつかの利点がもたらされました。その利点とは、完全なソリューションを提供すること、プロバイダ間でやりとりするのではなくITとOTテクニカルサポートを同じ番号で組み合わせること、その結果として稼動がより迅速に生産に戻れるようになったことです。」

「サービスレベルの契約が実施された結果、プラントのプロセスはリモートでモニタされ、各フィルタまたはアラームは10分ごとに応答され、平均応答時間はわずか4分となりました。実際には、2分ごとに「ハートビート」がメルボルンのテクニカル・サポート・チームに送信され、その後、英国、米国、そしてメルボルンのサポートチームに送信されます。これは、リモートでサポートされている必要なパッチを適用して、端から端までサポートされていることを意味します。」

プラントにおける製造の稼働時間を向上するために、お客様はロックウェル・オートメーションの産業用データセンター(IDC) (PDF)に投資しました。IDCは、仮想化されたサーバから複数のオペレーティングシステムと複数のアプリケーションを実行するために必要なハードウェアを提供する、事前設計されたソリューションです。

ロックウェル・オートメーションのIDCは、シスコ社、パンドウィット社、EMC2 社、およびVMWare社などのパートナからの業界をリードする技術を提供しています。IDCは高可用性とフォルトトレランスを実現し、サーバの設置面積を削減します。

IDCはコネクテッドエンタープライズのビジョンのための重要な要素です。プラントフロアからデータを取り込み、ローカル戦略のパフォーマンスをモニタする機能を提供します。

データの可視性

ロックウェル・オートメーションのリモート・コントロール・センターがプラントを積極的にモニタする責任を負っていることを知って安心したうえで、プラントと企業の基幹ネットワークの両方から完全なリモートアクセスも提供され、リアルタイムのデータ可視性を実現しました。

ドハーティは次のように述べています。「これはプラントでコネクテッドエンタープライズを確立することに向けた最初のステップです。プロジェクトの次のステップは、制御システムからのリアルタイム情報に基づいてレポートを作成する能力を企業とエンジニアリングの両方に提供することで、組織全体を通じてプロセス改善を達成する機能を確立することです。」

このプロジェクトの主な目的は、運用のあらゆる側面に対処するロードマップを開発すると同時に、テクノロジの進歩に備えて、ダウンタイムの短縮や生産性の向上などの運用上および企業の目的を達成することでした。

グローバルな業績と環境戦略への対応

さらに喜ばしいことは、温室効果ガスの排出量、エネルギー使用量、水使用量、および廃棄物の削減でした。データを分析することによって、お客様は掘り下げて、これらの目的を達成するのを助けるために改善できる可能性がある分野を識別できるようになります。また、新しいソリューションは情報がクラウドとIDCに保存されている、ペーパーレス環境への移行にも役立ちます。

コネクテッドエンタープライズは、製品の安全性と品質に影響を及ぼす多くの人、プロセス、およびテクノロジの間で、シームレスな接続性と優れたコラボレーションのための基礎を築きます。さらに、オペレーションのデジタル化によってプラントフロアからペーパーワークがなくなり、複雑さと法令順守に要するコストが削減されます。スマートオペレーションはコネクテッドオペレーションです。

関連性があり、リアルタイムでロールベースの情報にアクセスする機能は、あらゆるレベルでより情報に基づいた意思決定を可能にし、製造メーカがプロセスを改善するためのほぼ無限の機会を生み出します。さらに、機器、制御システム、および情報システムの進歩は、より柔軟で応答性に優れたオペレーションを確立するのに役立ちます。

産業用データセンターには、簡単に管理されサポートされている環境でのアプリケーションのすべてが収納されています。

スマートマニュファクチャリングの利点は、運用上の改善をはるかに超えています。セキュアなネットワークインフラ、優れた接続性、実用的な情報へのアクセスも、品質、食品の安全性、および労働者の安全性を向上させる機会を生み出します。

「新しい技術と並んで、プロセスは継続的な改善の文化を創造することです。コネクテッドエンタープライズはシームレスなコラボレーションと統合を促進し、リアルタイムデータの力を活用してより良い、より収益性の高いビジネス上の意思決定を下すことができるようになります」と、ドハーティは締めくくります。

 

Allen-Bradley, FactoryTalk AssetCentre, およびRockwell Softwareは、Rockwell Automation, Inc.の商標です。

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当社の仕事は優れた知識とサービスを通じて、自動化の設計と導入をお手伝いしその投資が生かされるようサポートすることです。