アサレアケア社のティッシュマシンは将来にわたって対応できる生産にアップグレード

ティッシュマシンは将来にわたって対応できる生産にアップグレード

課題

  • 陳腐化問題に対処するティッシュマシン制御およびドライブシステムのアップグレードを設計、製造、および立上げる

ソリューション

結果

  • 立上げが簡単 – 立上げ前の詳細なFATにより、設置中のダウンタイムを削減
  • 信頼性の向上 – メンテナンスの必要性が軽減され、診断とマシンの信頼性が向上
  • 省エネルギー – アクティブ・フロント・エンド・バスは、省エネルギーと高調波の緩和のための回生ブレーキを提供
  • 将来の生産を保証 – システムは陳腐化問題に対処し、必要に応じて生産量を増加可能

ティッシュマシンのアップグレードは、統合アーキテクチャプラットフォームの制御、ドライブ、安全機能と、ロックウェル・オートメーションのグローバル・ソリューション・チームのアプリケーションの知識を活用

アサレアケア社は、女性用ケア、尿漏れ防止、ベビーケア、ティッシュおよび専門的な衛生製品の分野にわたって、日常生活に不可欠な製品を製造・販売する業界をリードするパーソナルケア・衛生化学企業です。

同社の製品にはPurex、Sorbent、Handee、およびTorkなどがあり、オーストラリア、ニュージーランド、フィジーなどの太平洋地域の各国の家庭や企業で毎日使用されています。アサレアケア社は、オーストラリア、ニュージーランド、フィジー全土に11の製造・流通施設を有しています。

アサレアケア社は、高品質の製品を生産し、進化する安全基準を満たすために、最新の技術を製造工場に導入することに取り組んでいます。

ニュージーランドのカウェラウにある製造工場は、1955年に設立され、現在でもニュージーランドの唯一のティッシュペーパーの製造メーカです。陳腐化問題に対処するために、アサレアケア社はロックウェル・オートメーションに、最新の安全技術を組み込んだティッシュマシンの制御とドライブのアップグレードの設計、製造、立上げを依頼しました。

アサレアケア社はPurex、Sorbent、Handee、およびTorkなどの有名ブランドを生産

完璧なティッシュを製造

アサレアケア社は、1952年以来ティッシュ関連製品を製造しており、お客様のニーズを満たすことを約束しています。ニュージーランドの製造工場では、年間50,000トンのティッシュ関連製品が生産されています。

輸入製品からの激しい競争圧力の中で市場での地位を維持するために、同社は現在の安全基準を満たしながら、最新の技術を組み込むためにティッシュマシンの制御と駆動システムをアップグレードすることに決めました。

アサレアケア社の電気技術者であるポール・スチーブンソン氏は次のように述べています。「長期的にビジネスを続けるために競争力を維持しなければならず、それがアップグレードの重要な理由です。」

アサレアケア社のティッシュペーパーの製造工程は、責任を持って供給されたパルプから始まります。カウェラウ工場に持ち込まれるパルプは森林管理協議会(FSC)認証を取得しています。このパルプはスラリーにブレンドし、プレス成形し、クレープ加工し、乾燥します。同社はティッシュを乾燥させるために、カウェラウの再生可能エネルギー源である地熱蒸気を使用する唯一のティッシュメーカとして知られています。

PanelViewグラフィックターミナルは、ドライブと制御システムのアプリケーションのステータス情報をグラフィカルに表示

生産の促進

ドライブ技術は飛躍的に進歩し、柔軟性、生産性、使いやすさが向上しました。ですが、カウェラウ工場の既存のドライブシステムは設置から30年が経過した定期メンテナンスを必要とするアナログの直流(DC)システムで、陳腐化に直面していました。

「何年もの間、私たちはシステムを維持するために必要なプロセスに慣れ親しんできましたが、ブラシをかなり交換する必要がありました。念頭に置いておくべきことの1つは、リスク特性です。機械が毎週壊れてしまうという状態になっていても、私たちが部品を待っている数週間に機械がダウンするというリスクに対応する余裕はありませんでした」と、スチーブンソン氏は語ります。

ACドライブシステムに移行することにより、メンテナンスの必要性が軽減されました。システムは、過剰な電気ノイズやモータ循環電流などのACドライブシステムに関連するさまざまな要因を考慮に入れて設計されました。また、この新しいシステムは、安全速度モニタと安全ゲートを備えたAllen-Bradley®のGuardLogix®を使用する統合安全制御用に設計されています。

アップグレードには、ティッシュマシンのライン用に新しいモータと8台の新しいAllen-BradleyのPowerFlex®ドライブが含まれていました。アクティブ・フロント・エンド(AFE)機能は、コモン・バス・ライン・ドライブのすべてに省エネルギーと高調波緩和のための回生ブレーキを提供します。2つのAFEを並列に配置することで、DCバス容量は2470Aに達し、ティッシュマシンのコモン・バス・ドライブ・システムすべてに電力を供給します。

新しいシステムは、安全速度モニタと安全ゲートを備えたAllen-BradleyのGuardLogixを使用する統合安全制御用に設計

ロックウェル・オートメーションのプロジェクトマネージャであるリアム・ヘイズは次のように述べています。「私たちは当社のアプリケーション知識を活用して、最新技術を組み込んだソリューションを設計しました。また、このドライブにはメンテナンスのためにオペレータがマシンに安全にアクセスすることができるように安全速度モニタも搭載されています。」

高速トレンディングは、ドライブシステムに関する正確な情報を提供し、解決が必要なプロセスの変更をピックアップしてフォルトの発見を支援します。PanelView™グラフィックターミナルは、ドライブと制御システムのアプリケーションのステータス情報をグラフィカルに表示します。

アサレアケア社の抄紙機のオペレーションマネージャであるロイ・オーミストン氏は次のように述べています。「このアップグレードでは、スピードを向上させ、生産性を向上させることができます。ドライブには常に限界があります。 ドライブとサイズ指定が将来にわたって保証できることが重要な側面でした。」

簡単な立上げ

ソリューション全体は、オーストラリアのシドニーにあるレーン・ケーブ・アセンブリ・センターで設計、製造、および配送されました。ロックウェル・オートメーションのグローバル・ソリューション・チームは、これらのマシンを初めて正しく構成する機能を提供することにより、リスクを軽減するために長年にわたって開発された多数のソフトウェア標準を持っています。

プロジェクトマネージャであるポール・カーソップ氏は次のように述べています。「立上げ時の停止時間を最小限に抑えるために、レーン・ケーブで完全なFactory Acceptance Test (FAT)を実施しました。これにより、設置前に装置をテストすることができました。FATでは、エンコーダを除いて、多くの「下働き」を行なう機会を提供したため、立上げ作業では面倒なことはないと確信していました。」

アップグレードには、ティッシュマシンのライン用に新しいモータと8台の新しいAllen-BradleyのPowerFlexドライブが含まれていた。

さらに、次のように続けます。「これらの機械は停止するようには設計されておらず、プロセスはサプライチャネルの面でそれを許可していないため、時間は常に制限されています。私たちはダウンタイムを最小限に抑えるために、サイトでの追加作業を完了するのに2週間のシャットダウンを利用しました。」

カーソップ氏は次のように付け加えます。「このプロジェクトに携わった全員の協力により、プラントでの2つの主要なアップグレードと並行して作業するという課題があったにもかかわらず、予定よりも早く出荷することができました。」

将来の生産を保証

アップグレードの結果、診断情報がより容易に利用可能となり、システムにアクセスし、修復し、維持することができるサポートのレベルが改善されます。マシンはより信頼性が高く、ガーディングと生産性向上のための高度な機能を備えています。

カーソップ氏は次のように説明します。「グローバルソリューションは単なる機械システムのスペシャリストではなく、ティッシュマシンや抄紙機の経験を持ち、マシン全体を深く理解し、特定のアプリケーション要件を満たすようにドライブを設計する方法を持っています。」

「システムは膨大な量の技術的な入力を必要とせず、主な結果として信頼性が向上し、スピードを上げ始めると生産性が上がります。 さらに、マシンは非常に静かであるため、まだ稼動中であるか確認する必要がありました。私たちは、この成果とグローバル・ソリューション・チームとの関係の確立に非常に満足しています。」

Allen-Bradley, GuardLogix, PanelView, PowerFlex, およびRockwell Softwareは、Rockwell Automation, Inc.の商標です。

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