石油&ガス会社は振動モニタシステムによりダウンタイムを20%削減

石油&ガス会社はダウンタイムを20%削減

背景

インドでは、中産階級の急増が拡大する市場の需要を作り出し、石油製品の消費量が増加しています。

この石油&ガス会社は、インド最大の石油製品製造メーカおよび販売会社の1つであり、年間650万トンの処理能力を持っています。

予期しないダウンタイムは重大な製品供給の不足を引き起こすため、プラントは絶えず石油製品をステーションに供給し続ける必要があります。

予期しないダウンタイムをゼロにするために重要なのは、ポンプなどの機器の健全性であり、それは保守とモニタを通じて達成されます。

同社のパイプラインはインド内陸部に製品を供給しています。パイプラインに沿った7つのポンプステーションでは、すでに数年にわたってロックウェル・オートメーションのソリューションが使用され、ダウンタイムをほとんどゼロに抑えています。お客様の目標は、このパフォーマンスを維持しさらに改善することにあります。

課題

このお客様にとって最大の課題は、タイムリーな製品供給と24時間年中無休で正確な量の製品を圧送することです。どのような中断も精製所の在庫を増加させ、販売店への十分な製品供給ができなくなってしまいます。

継続的な流量を維持するため、各ポンプステーションでは3台のポンプを使用しています。2台は常に稼動して次のターミナルまでパイプラインのライン圧を維持します。残りの1台は、他のポンプのいずれかが故障したときのためにスタンバイしています。

石油ポンプの動作は精密です。ポンプ動作パラメータのごくわずかな変化もポンプにダメージを与える原因となるため、摩耗や損傷の未検出または未報告は許容できません。何年も前に設置され老朽化したBentely Nevada 3500システムは機能せず、システムの障害を特定し修正するためにステーションPLCと通信する能力もありませんでした。

ソリューション

保守を行なう必要のあるシステム数を少なくするため、制御システムやHMI、マシン・モニタ・システム(MMS)と連携し、継続的で信頼性の高いサポートを提供する単一のシステム(および単一のシステムサプライヤ)をお客様は好む傾向にあります。連続運転が必要とされるため、このお客様は切換えのためにシステムをシャットダウンすることができません。お客様は、MMSを含むこのシステムと既存システムとのシームレスな統合が必要としていました。

このような要件の範囲と複雑さから、お客様はスキルや経験、およびサポートに定評のあるサプライヤを希望し、オートメーションとグローバルなサポートに豊富な経験を有する会社としてロックウェル・オートメーションを選択しました。ロックウェル・オートメーションは、現場からわずか5km以内に現地事務所と認定代理店を持っており、初期設計からエンジニアリング、統合および実装にいたるまでのプロジェクトの要件に対処するために必要な専門知識がありました。

単一のEtherNet/IPネットワーク上にシームレスに統合されたターミナル向けの効率的なソリューションは、既存のGUIを使用してパラメータを構成するための柔軟性を備えています。新たなトレーニングを受ける必要がないため、オペレーションチームは容易に新しいシステムを受け入れることができました。

結果

このソリューションと各種の機械装置メーカ(OEM)の制御システムを統合することにより、プラント全体の可視性とリアルタイムモニタが実現し、ロックウェル・オートメーションはこのお客様が重大な機器障害のリスクを低減することを支援しました。

それと同時に、このソリューションにより、状況をモニタし、問題がダウンタイムにつながる前にすぐに対処するオペレータの能力も向上しました。このソリューションは、プロセス状態の異常や標準的な動作パラメータからの逸脱をすぐに警告し、問題を回避し信頼性を向上させることができます。

このソリューションの次の改善の段階として、生産やユーティリティデータに関するリアルタイムのダッシュボードを作成する機能を上げることができます。

上記の結果は、ロックウェル・オートメーション製品とサービス、および他の製品を採用したこのお客様固有の事例です。他のお客様の場合、具体的な結果が異なることがあります。

Dynamix, ControlLogix, およびLogix5000は、Rockwell Automation Inc.の商標です。

Automation Today

Automation Today Asia Pacificは、ロックウェル・オートメーションが発行する季刊誌で、最新の産業オートメーションと情報技術の動向、ケーススタディとアプリケーション記事、新製品と機能の情報をお届けします。