コネクテッドエンタープライズを構築するためのテクノロジ&ソリューション

コネクテッドテクノロジ&ソリューション

2017 Automation Fair®でのテクノロジ&ソリューションのハイライト

Automation Fair®では最新の傾向と、世界中の企業でコネクテッドエンタープライズによって産業用モノのインターネット(IIOT)がどのように活用されているかが紹介されました。
今年は、コネクテッドエンタープライズの産業パビリオンにおいて多くの最先端ソリューションやテクノロジが展示されました。

OptiLift™インテリジェント・ネット・オイル・コンピュータ

OptiLiftインテリジェント・ネット・オイル・コンピュータ(iNOC)は、自動油井テスト用の測定ソリューションです。iNOCシステムは二相テスト分離器の「リキッドレグ」に取付けられ、複数のソースからのテストシーケンスを制御します。生成されるリアルタイムのデータは、油井オペレーションやテストシナリオをタイムリーに管理するために共有されます。iNOCシステムはライン圧力、ライン温度、およびフローメータのプロセス入力に基づいて、オンラインで含水率を推定できるため、ラボでのテストが不要になります。

Automation Fair®では最新の傾向と、世界中の企業でコネクテッドエンタープライズによって産業用モノのインターネット(IIOT)がどのように活用されているかが紹介されました。

また、連続運用を行なえるよう設計されており、油井テスト環境でROIを最大化しつつ、生産を最適化します。この個別受注生産(ETO)ソリューションは、設置、構成、使用、メンテナンスが簡単なだけでなく、高い信頼性も特長です。

  • マルチポート・セレクタ・バルブ(MSV)の接続時、最大で7つの油井の油井テスト容量最適化が可能
  • テスト期間にかかわらず、24時間の石油と水の容量予測により、油井テスト期間を改善
  • ConnectedProductionフットプリントで接続性をサポートし、リモートデジタル油田環境を実現

OptiLiftロッド・ポンプ・コントローラ(RPC)

OptiLiftロッド・ポンプ・コントローラ(RPC)は、サッカー・ロッド・ポンプの最適化に必要なポンプオフ制御に基づいた正確かつ柔軟な動力計を提供する、高度な設計のオンサイト制御ソリューションです。このソリューションは油井オペレーション向けにカスタマイズされた、圧力/温度モニタ、天然ガス流量計測、モータデータ、視覚化、アラーム機能、および診断をサポートします。

RPCは、ビームポンプおよびベルト駆動リニア・ポンプ・ユニットの正確な負荷および位置モニタや、ライン全体で一定の速度、またはVFD可変周波数のパワーパッケージによるポンプオフ制御を提供します。動的な油井表面および油井孔の動力計カード表示により、オペレータはプロセスの状態を把握できます。また、4つの固定速度モードと、3つの可変速度モードにより、オペレータは現在の状態に最適な動作モードを選択できます。

  • ビームポンプおよびベルト駆動リニア・ポンプ・ユニットの正確な負荷および位置モニタや、ポンプオフ制御を提供
  • リアルタイムのデータが問題の早期検出および解決機能をサポート
  • 資産自動検出による迅速なConnectedProduction SCADA統合を実現
  • 複数の接続オプションおよび追加コスト不要のカスタマイズ

OptiLiftロッド・ポンプ・コントローラ(RPC)は、サッカー・ロッド・ポンプの最適化に必要なポンプオフ制御に基づいた正確かつ柔軟な動力計を提供する、高度な設計のオンサイト制御ソリューションです。

OptiLift仮想フローメータ

OptiLiftのラインナップに新たに追加された仮想フローメータ(VFM)は、異なる相(ガス、石油/コンデンセート、および水)の推定流量を測定し、シミュレーションや生産システムの最適なオペレーションを可能にするソフトウェアオプションです。高性能リモート・ターミナル・ユニットでVFMを使用することで、問題の検出や資産管理のためのさまざまなデータポイントが提供されます。これは、手作業で行なっている油井テストスケジュール作成には心強いソリューションとなります。

計算ノードが油井孔/油槽から表面装置までの流動様式に沿って配置されます。各ノードには圧力、温度、および流量状態を計算するためのアルゴリズムが搭載されています。このアルゴリズムは、40年間のフィールドデータと400の油井シミュレーションによって作成されたものです。

  • あらゆる油井タイプで運用メリットを提供
  • 複数の油井テストの値の推定を支援し、人工採油オペレーションの最適化と生産精度の向上を実現
  • ConnectedProduction™環境をサポート
  • 現状のシステムにRockwell Automation®のシステムまたは他のブランドであっても統合可能

ライフサイエンス分野でのMESソフトウェアの新しい可能性

FactoryTalk® PharmaSuite®ソフトウェアには、電子バッチ記録(EBR)に関連した、計量動作モデリングが完全統合されています。既にサポートされているさまざまな計量モードに加えて、PharmaSuite 8.3ではキッティングに使用される従来の計測シナリオをサポートする新しい数量入力計量モードが提供されています。特に、生産中に特定の材料に基づいた機器コンポーネントが組立てられるバイオテクノロジ分野では、この新しい機能でプロセスを合理化できます。

新しいEnterprise Integration Hub (EIHub)アプリケーションにより、企業アプリケーションと外部のITシステムに対して共通の接続方法が使用できるようになります。このアプリケーションは1つのシステムから入力される情報を確認し、受信側のシステムに適したフォーマットおよびテンプレートに変換します。また、情報の受信の確認や伝送障害時のアラート送信を行ない、コネクテッドエンタープライズ全体でのデータ変換を合理化します。

  • より簡単で迅速なプロセス統合
  • 製造管理および品質管理に関する基準(GMP)機器を部品表(BOM)の一部として含み、在庫材料として管理することで、在庫機器を効果的に管理
  • オンサイトでコンテンツエンジンを動作させることで、最小のリスクとコストで最新製品を継続的にリリース可能
  • 生産を行ないながら新しい機器の運用を開始し、ライフサイクル終了まで電子ログブックに運用情報を記録

PlantPAx®分散制御システムはユーザがより良くより迅速な意思決定を下すことをお助けします。

新しいシステムのリリースおよび標準制御パネル

PlantPAx®システムは最新の分散制御システム(DCS)で、工場全体をカバーする1つのインフラで、プロセス、ディスクリート、パワー、情報、および安全の制御を接続します。これによってユーザは適切な判断をより早く下せるようになり、お客様の要求や変化の多い仕様により迅速に対応できるようになります。

最新システムのリリースには以下のようなメリットがあります。

  • 維持管理が簡単で、提供速度と生産性が向上
  • よりスマートで、より生産的かつセキュアな企業環境を実現
  • 高度な構成およびオペレーションが可能なスマートシステム機能を採用

このリリースの目玉の1つとして、新機能とIEC61850デバイスライブラリを含むプロセスオブジェクトのロックウェル・オートメーションのライブラリの更新が挙げられます。この他に、マルチシステム/マルチサイトの企業用アーキテクチャ、クラウドベースのリモートアクセス、小規模システム用単一サーバ、IEC 62443採用のガイダンスなどが含まれます。

PlantPAx DCS用の標準制御パネルは、PlantPAxシステム選択ガイドおよび特性ラボに記載されているトポロジを使用してカスタマイズ可能です。これにより、ユーザはプロセスのコアコンピテンシにリソースを集中でき、プロジェクトにかかる時間やスタートアップおよび立上げの労力が少なくて済むため、設計段階全体が効率化されます。

設置される基本機器としてキャビネット、バックプレーン、電源装置、PlantPAx対応I/Oシャーシがあり、マニュアル類が付属しています。

PlantPAx DCS用の標準制御パネルは、PlantPAxシステム選択ガイドおよび特性ラボに記載されているトポロジを使用してカスタマイズ可能です。

コネクテッドエンタープライズへの費用効率に優れたゲートウェイ

コネクテッドエンタープライズでの全体的な競争力を高めるには、セキュアかつ堅牢なネットワークインフラが不可欠です。しかし、多くの企業にとってインフラの設計、導入、および維持管理は複雑で時間がかかり、資本予算に対してコストがかかりすぎることがよくあります。ロックウェル・オートメーションは、産業用インフラを適切に設計して展開する労力を緩和するサービスとしてのインフラストラクチャ(IaaS)を発売しています。

仮想化とイーサネット技術を採用することにより、製造メーカは以下のようなメリットを実感できます。

  • サーバの設置面積が減少
  • 高可用性と冗長アーキテクチャによりインフラの信頼性が向上
  • 年中無休の24時間リモートモニタにより平均修理時間(MTTR)が向上

IaaSには、産業用データセンター(IDC)産業用ネットワーク分散ソリューション(INDS)という2つのロックウェル・オートメーションのエンジニアリング済みネットワークソリューションが含まれています。これらのソリューションは産業用途に特化して設計されており、ロックウェル・オートメーションの戦略的提携パートナであるシスコ社、パンドウィット社、およびマイクロソフト社の業界をリードするテクノロジを活用しています。

IDCには仮想環境への移行に必要なすべてのハードウェアおよびソフトウェアが含まれており、高可用性とフォルトトレランスを実現するように設計されています。INDSは、エンドユーザに制御室と工場フロア間のセキュアかつ大容量の接続性を可能にするネットワーク分散パッケージです。

あらゆる規模の企業が業務をコネクテッドエンタープライズにデジタル移行したいと切望していますが、多くの場合、既存のインフラへの接続性が制限されてしまいます。IaaS契約を結ぶことで、ロックウェル・オートメーションはインフラを設計し、構築してテストします。これには、構成やお客様の施設でのオンサイト設置も含まれます。企業はクラス最高のテクノロジとアーキテクチャを活用して、ネットワークインフラのパフォーマンス、効率、稼働時間を最適化し、セキュリティリスクに対応できます。

モジュール式の拡張性に富んだソリューションが油井パッドの機能を向上

ロックウェル・オートメーションが提供するConnectedProduction™製品の一部として、Well Managerソリューションは石油&ガス企業向けの油井パッドに関するすべての制御機能の単一ソリューションであり、実装がより簡単になるだけでなく、リアルタイムデータの可視性や生産効率が向上し、コストを削減できます。

Well Managerソリューションは、あらかじめエンジニアリングされた状態で納品されるため、油井パッドが複数ある場合でも迅速に統合可能です。また、高い拡張性により1つの場所で最大32の油井をサポートし、流量管理、人工採掘制御、現場全体でのデータの可視化を実現します。データは制御システムから直接取得されるため、手動でのデータレポートによる処理よりも整合性が高くなります。このソリューションは拡張されることを前提に開発されているため、初期の実装から数年後に現場に追加される油井や機器にも対応できます。

また、このソリューションによって、自動的に発見されて製造環境に自動統合される自己申告型油井が実現します。この自動検出機能よって人が操作する必要性がなくなり、間違いのリスクや特殊なスキルセットへの依存度が減少します。さらに、新しい油井のオンライン化にかかる時間を数分にまで短縮できるため、生産者は油井の貴重な生産データをより早く取得できます。

ユーザは必要に応じて特定のソリューションを選択し、ROIをモニタしてより広範な用途へのスケールアップの可否を見極められます。このソリューションに追加される各セグメントは、データを有用なインテリジェンスに変換する接続性を実現するために構築されています。これにより、現在の投資を活用できるため、インフラを根本から改修する必要がなくなります。

コネクテッドサービスの拡張によりデジタルトランスフォーメーションを促進

多くの企業が、事業の最適化を目的としたデジタル技術を実装しています。ピンポイントのソリューション実装でも完全なデジタルトランスフォーメーションでも、ほとんどの企業は新しいソリューションの計画、導入、維持、およびデジタル化を活用するためのサポートを必要としています。

情報インフラやセキュリティのニーズを満たすため、ロックウェル・オートメーションはコネクテッドサービス製品を採用し、このラインナップを継続的に拡大しています。

予知保全サービスは、クラウドの基盤、機械学習、およびオートメーションの専門知識を使用して、コストのかかるダウンタイムやメンテナンス作業の原因となる、産業用資産およびシステムでのイベントを予測します。このサービスでは、資産から取得できるプロセスデータを使用し、問題や障害の兆候を示すデータパターンを機械学習を通じて識別します。また、イベント発生までの時間が予測できるため、資産の可用性を高めつつ、メンテナンスのコストを削減できます。

リモートサポート、モニタおよび対応サービスの24時間対応のリモートオペレーションは、重要なプロセスを大切に守ります。これらのサービスでは、派遣されたオンサイト・メンテナンス・チームが継続的なマシンモニタや障害対応から、年中無休の24時間リモートサポートからソフトウェア/ファームウェア更新に至るまで、あらゆる作業を提供することも可能です。チームの派遣によりFactoryTalk Cloudゲートウェイ、企業に設置されたロックウェル・オートメーションの産業用データ・センター・サーバ、または生産性の向上とダウンタイムの低減を同時に実現するハイブリッドモデルを活用できます。

データ統合および文脈化サービスは、豊富なデータの取得と、すぐに使用できる情報への変換を支援します。これらのサービスにより、生産性の向上につながる新しい機会が生まれます。生産者はネットワーク、機器、およびアプリケーション全体のモニタ、メンテナンス、および管理をロックウェル・オートメーションに委ね、スキル不足の課題を緩和することが可能です。2018年中に、デジタルトランスフォーメーションおよびデータサイエンティストによるコンサルティングサービスも提供が開始される予定です。

コネクテッドサービスのこれらのソフトウェア指向のサービスは、既存のアプリケーションおよび製品サポートサービスを基盤としており、企業は生産データにアクセスして使用し、リスクと市場導入期間を削減しつつ、資産の可用性と生産性を向上することが可能になります。

コネクテッドサービスは拡張性に富んでいるため、メーカは無理なくROIを向上させ、CAPEX資金よりもOPEX資金への依存を高めることが可能になります。ロックウェル・オートメーションは、コネクテッドサービスをグローバルに提供および実行できるため、企業はオペレーション全体を通して一貫したサポートを受けられます。

Allen-Bradley® Guardmaster®の442G多機能アクセスボックスは、防護ドアに高い保持力、公差、および緊急時に安全防御された場所を退出できる手段が求められるアプリケーションに最適な、統合安全ガードソリューションです。

ガードロックおよびアクセス制御を組み合わせ

Allen-Bradley® Guardmaster®の442G多機能アクセスボックスは、防護ドアに高い保持力、公差、および緊急時に安全防御された場所を退出できる手段が求められるアプリケーションに最適な、統合安全ガードソリューションです。オペレータによる制御とそれ以外のオプションを選択できるため、さまざまなアプリケーションに対応できます。

インターロックおよびガード・ロック・モニタにPLeカテゴリ4の定格を採用した442Gは、最新の機能安全規格に準拠しています。ハンドルアセンブリには独自のコード式ボルトアクチュエータが搭載されています。このアクチュエータは割当てられたロックモジュールによってのみ認識されるため、ISO 14119の要件を満たす最高レベルの不正開封防止を実現します。

2000Nの高い保持力を実現する442Gには、作業員の安全や機械生産の保護を目的とした電動解除および電動ロックの2つのモデルが用意されています。以下の特長があります。

  • 独自のRFIDコード式ボルトアクチュエータにより最高レベルの不正開封防止を実現
  • 4つの明るいLEDがステータスと診断状況を通知
  • オプションのエスケープリリースにより、安全防護領域内に閉じ込められた作業員が素早く簡単に退出可能
  • CIP Safety over EtherNet/IPバージョンは、Studio 5000 Logix Designer®環境を使用して、ネットワーク接続されたオートメーション制御システムに簡単に統合可能

現在、442Gには最大4つの制御を搭載でき、そのうちの1つを非常停止押しボタンにすることができます。各押しボタンの機能と色はユーザが割付けることができため、異なるアプリケーションのデバイスを簡単にカスタマイズできます。

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ロックウェル・オートメーションならびに当社パートナの仕事は優れた知識を通じて、自動化の設計と導入をお手伝いしその投資がいかされるようサポートすることです。

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