コネクテッドエンタープライズを構築するためのテクノロジ&ソリューション

よりスマートで安全なオペレーションのためのソリューション

ハード配線された、またはアドオンの安全防御により、機械の設計時間が長くなり、オペレーションの生産性が低下する恐れがあります。

ロックウェル・オートメーションはこれらの課題を解決するために、あらゆる入力、ロジック、および出力デバイスを含む、機械安全に関する製品ラインを強化しています。これらのデバイスは、安全を簡単にスマートマシンの中心的な機能にできるよう設計されています。

セーフティコントローラによるシステム性能の高速化

Allen-Bradley®のCompact GuardLogix 5380コントローラ

Integrated Architecture® (統合アーキテクチャ)製品ラインナップに新しく追加されたAllen-Bradley®のGuardLogix® 5580およびCompact GuardLogix 5380コントローラは、安全機能を搭載したLogix 5000™シリーズコントローラの最新世代です。

これらのコントローラはシステム性能に優れ、SIL 2/PLd以上の安全要件を満たすための新しいオプションを備えています。機械設計者は、より高い水準の定格用にのみ設計されたコントローラを使用するのではなく、要求される特定の安全定格に機械を適合させることで、アーキテクチャを簡略化し、コントローラシャーシの設置面積を減らすことができます。

コネクテッドエンタープライズへの安全のリンク

Allen-BradleyのGuardmaster® Dual GuardLink™ (DG)セーフティリレーは、リレー出力の時間遅延をオプション付きの最大20の構成可能な安全機能を備えた新しい多機能セーフティリレーです。

Allen-BradleyのGuardmaster® Dual GuardLink™ (DG)セーフティリレー

このリレーには、ダウンタイムの最小化と生産性向上のために、440R-ENETR EtherNet/IP™ゲートウェイまたはStudio 5000 Logix Designer®ソフトウェア用の統合アドオンプロファイル(AOP)と使用可能な診断機能が搭載されています。

Guardmaster GuardLink対応の接続タップは、ガードロックスイッチ、非接触型スイッチ、ライトカーテン、リミットスイッチ、非常停止、キーインターロックなどの出力信号切換え装置や電気機械式セーフティスイッチの入力をGuardLinkシステムに接続します。

ロックウェル・オートメーションの統合アーキテクチャシステムの一部として、Guardmaster EtherNet/IPネットワークインターフェイスはクロスフォルトや過電流といったターミナルレベルの診断を包括的かつリアルタイムに提供するため、製造アプリケーションを簡単にトラブルシューティングできるようになります。

高度な安全を備えたサーボドライブ

Kinetix® 5700サーボドライブ

Kinetix® 5700サーボドライブは、5つの安全停止機能と3つの安全速度モニタ機能を搭載しているため、よりスマートな機械で生産性を向上できます。これらの機能により、機械の稼働を継続しつつ、安全にモニタすることが可能になります。

EtherNet/IPでの統合安全により、Kinetix 5700サーボドライブでは安全のためにドライブに個別に配線する必要がありません。これによってシステム全体の配線が少なくなり、設置時の時間とコストが削減され、潜在的な故障箇所がなくなるため、ダウンタイムやトラブルシューティングが減少します。

お客様の柔軟性を考慮した新しいソフトスタータ

Allen-BradleyのSMC™-50スマートモータ・コントローラ

ソフトスタータのファミリーの強化としてAllen-BradleyのSMC™-50スマートモータ・コントローラは、産業分野を問わず機能や効率を向上させることが可能です。

SMC-50スマート・モータ・コントローラを使用することで、ユーザはアプリケーションに適した動力機構を選択できます。稼働時間が延びた場合でも、ユーザは組み込まれた内部バイパスによりソリッドステートスイッチからバイパスコンタクタに切換えられます。ユーザはバイパス回路に切換えることで、余熱の蓄積を抑え、エネルギーを節約して運用コストを削減することが可能です。

このソフトスタータは、17の始動と停止モードと4つの特殊動作モードの他に、通常定格とヘビーデューティ定格、拡張可能なI/O、ネットワーク統合機能などの高度なアプリケーション拡張性を備えています。

また、EtherNet/IPやDeviceNet™ネットワークを含む複数の通信モジュールにアクセス可能です。このような接続性とマイクロプロセッサプラットフォームを組み合わせることで、エネルギーモニタ機能や保護機能を実現でき、アプリケーションのトラブルシューティングや修理が簡単になります。

生産的なプログラミングを可能にする最新のソフトウェアリリース

新しく強化されたStudio 5000 Automation Engineering & Design Environment®ソフトウェアを使用すると、エンジニアはオートメーションシステムの設計、構築、および立上げをより迅速に行なうことが可能になります。新しいユーザインターフェイスはすべてのStudio 5000アプリケーションで共通しているため、ユーザは設計から配備まで生産性を向上できます。この更新されたアプリケーションには他にも以下の新機能があります。

  • Studio 5000 Logix Designer: 設計時間を最適化するため、新しいLogixタグベースのアラーム機能を搭載、複数のプログラミング言語を更新して構造化テキストエディタを最新化
  • Studio 5000 View Designer®: トラブルシューティングをしやすくするため、データロギングとトレンディングを搭載
  • Studio 5000 Architect®: 設計の複雑さを減らし時間を短縮できる、システム規模な機能をサポート
  • Studio 5000® Logix Emulate™: オペレータのトレーニングシステムに接続するための刷新されたインターフェイスを搭載
  • Studio 5000 Application Code Manager: アプリケーションの簡易版、Machine Buildeライブラリ、およびプロジェクト・オブジェクト・ライブラリを無償でダウンロード可能

モジュールによりシャーシ内での演算機能を実現

Allen-BradleyのControlLogix®演算モジュール

Allen-BradleyのControlLogix®演算モジュールでは、Windows 10 IoT EnterpriseやLinuxオペレーティングシステム、およびオートメーションシステムを拡張する既製のアプリケーションを使用してカスタムアプリケーションを柔軟に作成できます。これにより、ユーザはWindowsアプリケーションを思いのままに組み合わせることが可能になります。

このモジュールには、さまざまなアプリケーションニーズを満たすあらゆるデジタル、診断デジタル、アナログ、モーションコントロール、特殊I/O、および演算モジュールを用意しています。ユーザはControlLogixコントローラのローカルシャーシ、またはControlNet™やEtherNet/IPネットワークを介してControlLogixコントローラにリンクされたシャーシ内のいずれかのシャーシベースのモジュールも使用できます。

このモジュールの他の特長として、バックプレーンを介したControlLogixコントローラへの高速アクセスと、高精細度VersaView®産業用モニタへの直接接続があります。

一元管理された資産管理ツール

更新されたFactoryTalk® AssetCentre v8.00ソフトウェアを使用することで、プラントマネージャは施設全体のデバイス、ネットワークスイッチ、およびワークステーションコンピュータで動作するソフトウェアのステータスを自動的に検出および追跡できます。

FactoryTalk® AssetCentre v8.00ソフトウェア

このソフトウェアの基本的なサーバ機能によって、ライフサイクル管理が合理化され、予期しないダウンタイムを削減できます。また、資産在庫エージェントがネットワークをスキャンして、施設内で運用されている資産のハードウェア、ファームウェア、およびソフトウェアの情報を検出します。更新された他の基本的な機能には、以下のものがあります。

  • 改良されたインポート/エクスポートユーティリティ: ソフトウェア内でユーザが資産を作成、構成、アップロード/ダウンロードする速度と制御機能を改良
  • 新しい比較オプション: Generic FTP資産を使用したカスタムの外部比較ユーティリティを選択可能
  • モバイル・ウェブ・クライアント: ユーザのスマートフォンやタブレットといったデバイスのiOS、Android、Windowsからアクセスが可能

FactoryTalk AssetCentreの拡張性に富んだ設計により、簡単に資産を拡張でき、拡張(アドオン)機能を使用できます。小規模なアプリケーションから工場全体を対象とするシステムまで適用可能です。障害復旧、プロセスデバイス構成、キャリブレーション管理などのアドオンオプションにより、ビジネス目標や生産ニーズの変化に応じてシステムを拡大できます。

要求の厳しいアプリケーションにこそスマートセンサを

IO-Linkテクノロジを活用したAllen-Bradleyの871FM小型金属製フラットパック誘導近接センサは、より包括的な診断およびパラメータデータをIO-LinkマスタモジュールからEtherNet/IPを介してコントローラに送信します。この機能によりダウンタイムを最小化し、生産性を向上させることが可能です。

Allen-Bradleyの871FM小型金属製フラットパック誘導近接センサ

このセンサには検知範囲が最大10mmの溶接対応モデルが用意されており、さまざまな鉄金属および非鉄金属のファクタ1等価検知を行ないます。

溶接対応モデルに施されたAllen-BradleyのToughCoat Finish™コーティングは溶接スラグの付着を防ぐため、特に自動車の溶接アプリケーションといった過酷な環境に適しています。

また、このセンサは食品飲料の加工工場、スタンピングプレス、マテリアルハンドリングなど、多種多様な検知アプリケーションにも適しています。小型のフラットパック型センサには、以下の特長があります。

  • ステンレススチール製ハのウジングにより、過酷な環境に耐えうる堅牢なソリューションを提供
  • 設置面積の狭いアプリケーションに最適な四角形のコンパクトサイズ:20 x 32 x 8mm / 30 x 52 x 14mm
  • エンクロージャ定格: IP69K (汎用モデル)、IP67 (溶接対応モデル)

一新されたコントローラおよび構成ソフトウェア

Micro870™プログラマブル・ロジック・コントローラは、Micro800™ファミリーの最新製品で、機械メーカやエンドユーザにより高いレベルのスケーラビリティ、柔軟性、カスタマイズ能力を提供します。

Allen-BradleyのMicro870プログラマブル・ロジック・コントローラ

大型のスタンドアロンマシンのアプリケーション向けに設計されたMicro850®コントローラは、Micro850®コントローラの2倍の大容量のメモリを搭載しているため、よりモジュール化されたプログラムやユーザ定義のファンクションブロックを使用できます。

内蔵されたモーション機能は、割込みよりも高精度に軸位置を登録するTouchProbe命令を使用し、最大2軸のモーションをサポートします。これにより、機械の開発時間を最大で280KBメモリサイズまで短縮し、最大で20,000プログラミングステップまでをサポートできます。さらに、EtherNet/IP™、シリアル、およびUSBポートを使用して、さまざまなネットワークやデバイスと通信できます。また、脱着式端子台により配線時間も短縮できます。

Micro870コントローラのプログラミングは、最新のConnected Components Workbench™ソフトウェア(リリース11.00)で簡単になりました。このリリースはStudio 5000 Logix Designerソフトウェアによく似た外観とユーザエクスペリエンスを特長としています。

PanelView™ 800グラフィックターミナル用のヒューマン・マシン・インターフェイス(HMI)エディタを使用したコントローラプログラミング、デバイス構成、およびデータ共有が可能になります。Studio 5000を使用したことがあれば、Connected Components Workbenchソフトウェアリリース11.00を使用して、スタンドアロンマシン向けにMicro800コントローラを簡単にプログラミングできます。

ソフトウェアの新しいコード共有機能により、RSLogix 500®やStudio 5000からConnected Components Workbenchソフトウェアにラダーコードと命令セットをコピー&貼り付けることができるため、プログラミング時間を大幅に短縮できます。

あらゆるサイズのアプリケーションに対応した適切なサイズの視覚化ソリューション

新しいAllen-BradleyのPanelView 5310ファミリーのグラフィックターミナルは、多様な規模のアプリケーションに適した、HMIとコントローラを一体化させたターミナルです。

PanelView 5310グラフィックターミナルの使いやすさや、強化されたLogix 5000コントローラとの統合は、PanelView 5500ターミナルと変わりません。ただし、この新しいターミナルは最大50のHMI画面のアプリケーション専用で、このターミナルには6、7、9、および12インチのディスプレイサイズが用意されています。

企業は扱いにくいハード配線されたボタンのかわりに、強化された統合で可能となった高速ジョグボタンを作成することもできます。これらの自動診断ボタンはコントローラとI/O速度で相互作用できるため、ダウンタイムの低減や生産性の向上に役立ちます。PanelView 5310グラフィックターミナルには他にも以下の特長があります。

  • 直感的なStudio 5000設計環境により、ユーザは再利用可能なフェイスプレート、画面、およびカスタムグラフィックを作成でき、開発時間を短縮可能
  • エミュレーション機能により、エンジニアは開発環境でプロジェクトをテスト可能
  • VNC接続により、オペレータはスマートフォン、タブレット、またはパーソナルコンピュータを使用して離れた場所からオペレーションをモニタ可能
  • 履歴トレンディングとデータロギング機能により、オペレータはパネル上で直接かつ簡単にトラブルシューティングが可能

生産情報へのより優れたアクセス

更新されたThinManager® v10.0ソフトウェアプラットフォームには、新しい視覚化、モビリティ、およびセキュリティ機能が用意されており、機械オペレータや技術者はより少ないダウンタイムでより多くの生産が可能になります。

ユーザは新しい仮想スクリーン機能を使用して、コードを変更せずにアプリケーションやデータの見え方を複数のソースからカスタマイズできます。この機能は、業務に最も関係のある情報の視覚化に役立ちます。

更新されたバージョンでは、生産性の向上につながる認証パススルーが採用されています。以前は、ユーザはThinManagerと他のソフトウェアアプリケーションに個別にログインする必要があったため、オペレーションに無駄な時間が発生していました。今回のバージョンから、ユーザの視覚情報をFactoryTalk View Site EditionなどのサポートされているHMI製品にネイティブに受け渡せるようになりました。

さらに、このプラットフォームに内蔵されたモビリティソリューションであるRelevance®ソフトウェア技術により、サポートされているソフトウェアコンポーネントを施設内の特定の場所にあるモバイルデバイスに直接送信できるようになりました。

RelevanceはBluetoothビーコンやWi-Fiなどの位置レゾルバを使用するため、ユーザやデバイスは許可されたエリアでしかコンテンツを受信できません。この機能により、ユーザの接続性と運用上のセキュリティが大幅に向上します。

HMIソフトウェアの更新によりオペレータの効率を改善

FactoryTalk View HMIソフトウェアバージョン10.0には、強化された情報へのアクセス、新しいモバイルデバイスのサポート、さらなるクロスソフトウェア統合といった、生産性を向上する新機能が含まれています。

FactoryTalk View HMIソフトウェア

オペレータはFactoryTalk View Site Edition (SE)ソフトウェアのTrendProツールを使用して、トレンド分析データにアラーム情報を重ねることができるようになりました。この機能を使用すると、アラーム発生をデータポイント値と結び付けてトラブルシューティングをスピードアップし、ツールを使用して他の作業者と特別なトレンドを保存および共有することができます。この更新バージョンには、Allen-BradleyのLogixコントローラ製品ラインでの柔軟なアラーム通知のための、HMI内でのサポートも追加されています。

さらにFactoryTalk View SE v10.0は、ThinManagerソフトウェアログインをFactoryTalk Viewプラットフォームに統合します。以前はシステムに個別にログインする必要がありましたが、自動ログインパススルーによって2次セキュリティポイントをバイパスできるため、迅速なオペレーションが可能です。

FactoryTalk View SEをモバイルデバイスにまで拡張する、更新されたFactoryTalk ViewPointソフトウェアは、レシピ管理をサポートするようになりました。この更新によって、作業員は任意のデバイスでレシピを閲覧およびダウンロードできるようになりました。また、ViewPoint v10.0ソフトウェアを使用することで、FactoryTalk Alarms and Eventsのアラーム履歴もモバイルデバイスで閲覧できるようになりました。

FactoryTalk View Machine Edition (ME)ソフトウェアv10.0では設計時間と運転時間が強化されたため、ユーザの効率と生産性が向上します。HMIソフトウェアでは以前のプロジェクトの復元やアップグレードが強化され、ディスプレイの編集時の使いやすさも向上しています。

FactoryTalkプラットフォームへのOPC接続が可能

新しくリリースされたFactoryTalk Linxソフトウェアv6.00は、1台のコンピュータから共通のFactoryTalkサービスプラットフォームを共有する大規模かつ大容量の分散型システムにまで対応できます。また、コンピュータまたはネットワーク障害発生時に通信を維持するためにデータサーバ冗長性も提供します。

FactoryTalk Linxゲートウェイは、サードパーティのOPCクライアントがロックウェル・オートメーションの統合アーキテクチャの制御システム情報にアクセスできるよう、FactoryTalk Live DataへのOPC Data Access (DA)およびUnited Architecture (UA)接続を提供します。これにより、OPC UAクライアントとサーバ間の通信が改善されました。

このソフトウェアの更新版にはFactoryTalk Service Platform (v3.0)とFactoryTalk Activation (v4.02)のアップグレードの他に、異常修正機能の追加、CIP Energy™データへのソフトウェアアクセス許可、LogixタグベースのアラームメンバーへのFactoryTalk View SEのアクセス、新しいハードウェア電子部品データシート(EDS)ファイルの組み込みなどが含まれています。

ネットワーク管理ソフトウェアにより工場ネットワークの可視性を向上

FactoryTalk® Network Manager™は、現場の作業員がスイッチ、ルータ、およびセキュリティアプライアンスといったすべてのネットワーク製品の管理できるようにするプラグ&プレイソフトウェアです。

このソフトウェアにより、ネットワークデバイスの観点からネットワークパフォーマンスの可視性と洞察が向上します。資産とそれに関連付けられたIPアドレスを自動的に検出し、接続されているすべてのデバイスを1つのトポロジビューとして表示します。

このソフトウェアはSNMPやSIPプロトコル、およびその他の一般的な通信プロトコルをインベントリの検出に使用して、工場フロアの資産を特定します。インベントリ内では、ユーザは管理型スイッチに関する詳細を確認できます。

また、スイッチレベルのアラームやイベントをリアルタイムでキャプチャできるため、トラブルシューティングを最小限にとどめることができます。ユーザは、問題が発生しているノードを特定するためにネットワーク全体をチェックすることなく、ネットワークダウンタイムの正確な原因を追跡することが可能です。

お問い合わせ

ロックウェル・オートメーションならびに当社パートナの仕事は優れた知識を通じて、自動化の設計と導入をお手伝いしその投資がいかされるようサポートすることです。

最新ニュース

ロックウェル・オートメーションにご登録いただければ、最新のニュースと情報を電子メールにて直接お届けします。