安全I/Oモジュールの安全データ
デジタル安全パラメータデータの表に、作動要求当たりの危険側故障確率(PFD)、単位時間当たりの危険側故障確率(PFH)、および平均故障時間(MTTF)の各計算値を示します。 PFDとPFHの計算は、2010年発行のIEC 61508に適合しています。
PFDとPFHは、アプリケーションに必要なSILレベルに適合したシステム内のデバイスに対して計算する必要があります。
ユーザには、ISO 13849-1:2023の要件に従って、安全システムの安全遂行レベル(PL)を評価する責任があります。
運用を開始する前に、システム機能を検証する必要があります。 ユーザには、システムが安全要件の仕様の記載事項を満たしていることを確認する責任があります。 システム機能は以下のように検証できます。
- すべてのI/Oモジュールについて、各入力ポイントを個々に切換えて機能ごとにテストし、各ポイントがコントローラによって安全応答時間(SRT)内に検出されることを検証する必要もあります。
- 各出力ポイントをコントローラによって個々に切換え、出力ポイントの状態が変わることを検証する必要があります。
詳細は、参考資料に記載されているセーフティコントローラのマニュアルを参照してください。
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